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posted by fanblog

2021年10月14日

ついに完成!BlackLily黒百合短編集の新刊が出来ました!

黒百合 その後 表紙 交換72.jpg


Black Lily 黒百合短編集〜その後〜交換1



↑アマゾンのページに飛びます! 無料ですのでご安心を!



前回の「秘密」編から、半年以上かかってしまいました!

(仕事があったので…すみません)


「BlackLily黒百合短編集」の中でも一番の問題作、

「交換」編がついに始まります!


30ページで完結はできなかった…

あと60ページくらいかかりそうです。



描いていて、辛くなってしまう内容でしたが、

これを描ききらなくては、私自身も前へ進めないような

気がしています。


「Black Lily」は、その名の通り、ブラックで、

全体を通してのテーマは、

「恋は束縛、愛は呪縛」

です。

ハッピーエンドなどあり得ない、女だけの愛憎の世界です。

で、男は出てきません!

男が出てくると、ややこしくなるし、面倒だし(笑)


とにかく、女の怖い関係の話です。


でも、「江戸時代編」だけは、ほっこりしたものを目指したい。

落ち着いたら江戸時代編の続きも描きますね!







posted by 蒼乃シュウ at 21:00 | TrackBack(0) | 電子書籍

2021年10月11日

これは…ホラーです!最も怖い女同士「ナイルパーチの女子会」

ナイルパーチの女子会 (文春文庫) [ 柚木 麻子 ]

価格:825円
(2021/10/11 16:11時点)
感想(4件)





前から気になっていて、読んでいみたいとおもってた小説を

原作にしたドラマがユーネクストで見放題になっていたので

喜んでみました!





↑お試しで無料で観れますよ!



いやー、もう、怖かった…。


全8話なのですが、中盤はもう、繰り返しでキツイ内容だし

もうしんどいな…

とも思ったのですが、ラストはとても良かったので

全人類に見て欲しいと願います。



女同士の…難しい関係が、うまーいことお話になっていて

私の知りたかったこともすべて詰まっていたように感じました。


私も以前、女同士のコワイ関係を小説にしようと試みたことがあるのですが

わけわからん話になってもうたので…

さすがプロの小説家は違うなぁ!!!


以下、ネタバレあり





それで、「うううーーーーむ」とめっちゃ唸ってしまったのは、

突如できた女友達からストーカーまがいの行動をとられて

ウザいし怖いわ!と避けていた翔子は、自分もまた

あこがれの人に同じような行動を無意識でとってしまっていたという

ところですね。

ホンマやわ!こういうこと、めちゃあるある!!!

と言う感じです。


あとは、えりこの後輩の、見かけはぶりっ子で中身はヤンキーーの子…

あのキャラはいいですね!!主役にしてほしい。もっと見たい。


なんか「うる星やつら」のランちゃんを思い出しました。

私はランちゃんが好きだったのです…。



えりこは商社に勤める優秀なOLなのですが、

なぜか女友達がいません。


それで、平凡な主婦のブログのファンになり、その主婦の翔子と

仲良くなりたいのに、距離の取り方がわからない…

間違いだらけ…


あー、もう、これ、これ、なんということでしょう!


なぜ女友達ができないのか?

なぜ嫌われてしまうのか?



その答えも、物語の中にあります。


自分の母親のように友人に対してもふるまってしまうからです。


人の愛し方のサンプルが母親しかないので

母親と同じようにふるまってしまう…

ものすごく危険です。


過干渉の母親に育てられた娘は友人に対しても

干渉してしまう。


と、一言では片づけられなほど、

深い問題ですね、これ。


私も…

女友達が…


い、いません…!


「仲良くなりたいな」と思う女性に対しても

うまく振る舞えず、後でめっちゃ疲れてしまいます。

それに「仲良くしましょうねぇ」とすり寄ってこられたら

逃げたくなります。

距離の取り方が…

わからない!


なので、えりこにも翔子にも共感の嵐でした。



それでもね、これはただのホラーではありません。


「女の敵は女」と言いたがるのは、男です。

男社会がそうさせたのです。


本当は、女は女同士で団結しなければ

いい社会にはならない。

マジでそう思います。


だから、女性にとって、女友達は必要です。


「でも、難しい」


それでも、難しくても、失敗したとしても


また、歩き出せばいい。

そう励まされているような気がしました。



私は過去に、何人か、

とても仲良かったのに、ある日突然

関係を切ってしまったことが…

あります…。



とてもよく覚えているのは、もう20年近く前になりますが、

なんでも「教えて教えて〜」とするよってきた

Mさん。

最初は仲良かったのですが…

私が何をしても「教えて教えてと連呼して

教えてもぜんぜん聞いてくれないんですよね〜(´;ω;`)

「教えて」というから、教えても、

「しゅうこさんは、どうしてそれを知ってるの」と

なんか責められるような感じになってきて…

めっちゃ疲れました。


なので距離ととろうとしたら

メール攻撃で怖かった…。


そして、8年ほど前に知り合った

Qさん。

Qさんともとても仲良くなったのですが、

漫画のことをバカにする発言が多すぎて、

我慢していたのですが、とうとう我慢できなくなってしまった。


あとは…最近では

よく飲みにいったけど、行動が信用できなくて

つい距離をとってしまった友人もいます…


私は悪くない!

とは言い切れない。

だって、こんなにも女友達ができないのだから

きっと私にも原因があるのでしょう。



今考えると…


関係を切らなくても、もっと自然に、もっと

長く仲良くできたのかもしれない。


気の合わない人と無理に友人関係を続ける必要は、ないと思います。


でも…


やっぱり女友達は必要です。



女友達は鏡のようなものなのかもしれません。


もしも、自分と母親の関係が好ましくなくても、


母親の分まで、気づき成長できるチャンスが…


女友達という関係の中にあるのかもしれません。




















posted by 蒼乃シュウ at 16:08 | TrackBack(0) | 日記

2021年10月08日

2021年9月と10月の漫画創作日記

img064 (2).jpg


9月はあっという間に過ぎ去ってしまいました!

ジャンプルーキーの「奇妙」な漫画賞に応募するための17ページを

必死で仕上げて応募はできたけど、

なんか、反応がぜんぜん…イマイチな感じです…。

おもしろくなかったのかなぁ…一生懸命描いても反応ないと

「あーあ…」とガッカリしちゃいますね。

ソロキャンプ01 72.jpg



目標をもってやっても、すべてがうまくいくとは限りません。

当たり前のことだけど、失敗もしますし、失敗の方が多い…。


でも…

やっぱりやった方がいい!

賞には落ちたとしても、やらないよりやった方がいいと思います。


でも、結果ももちろん残したい!

前作よりもいい作品を描くぞ!という気持ちはもちろん必要です。

それに、一つの作品を作るということは

めっちゃ、自分の中に、変化が生まれます。

この「ソロキャンプ」も、そうで、自分の中の無意識にちょっと手を

伸ばしたような…

自分では「描いて良かった」という読み切りです。

「ジャンプルーキー」では全然読まれてもらえなかったので

ちょっと落ち込んでいて、その他のところで発表する勇気がないのですが、

あといくつかミステリーの短編を描いて、まとめて短編集としてkindleインディーズで

電子書籍にしようと思います。



そして、文フリのことは前回のブログでも書きましたが

ピノコプレスは第9号にしてはじめての完売…。

これは良かった、続けてきてよかったという一つのご褒美ですね。

次も頑張ろう!


img097.jpg



そしてですねぇ〜(*´ω`*)もう一つご褒美がありました!

8月末に滋賀県おごと温泉に旅行にいってきて

そのときのことを漫画にしてnoteに投稿したら、

めっちゃ読んでもらえました!

わーい(*´ω`*)





noteはたまに投稿してるけど、だいたい100人くらいにしか

読んでもらえずすぐに埋もれてしまうんですよね〜

それはどこのサイトも同じだろうし、仕方ないな〜と思ってたんだけど、

複数のまとめ記事に紹介してもらい、

いつもよりもアクセス数が爆上がり!!です

どれくらい、というと、すぐに1万人超えました〜

4年やってて今までの最高が1000人くらいなので

どれくらい(私にしては)スゴイことか

わかっていただけたでしょうか…


アクセス数のために描いてるわけじゃないけど、

やっぱり、たくさん読んでもらえると嬉しい!というのが本音です。



長いこと漫画を描いてるけど、

「ガッカリ」のときもあれば

「ヤッタネ!」というときもあります。

割合でいうと「ガッカリ」の方が多いです。

でも、合間に「ヤッタネ!」があって、

だからやめられないし、

「続けてきてよかったぁ〜」と思えるのです。


結果がどうあれ、「続けたらよかった」とあとで後悔するのは

イヤなので、これからも何かあったら挑戦します!



そして、気がつけば10月。

そろそろ次の仕事の準備がはじまっています。


配信と雑誌用の企画ものの読み切りです。

ミステリーです。

仕事なので、好き勝手描けないけど、

編集者さんの意見も取り入れて相談しながら描くので

それもまた、自分の成長につながります。

頑張ります!


本格的に原稿に入るのは11月からなので、

今月は、やっと「BlackLily黒百合短編集」の続きが描けそうです!

今月半ばにはkindleインディーズマンガで続刊を発行できそう!

「ラインマンガ」や「アルファポリス」にも投稿していきます!


お楽しみに!





「BlackLily黒百合短編集」kindleインディーズマンガにてすべて無料です!





























2021年09月30日

2021年文学フリマ大阪を終えて

img097.jpg






2021年 9月26日㈰ 第9回文学フリマ大阪開催


今年も昨年に引き続き、コロナ禍真っ只中。

1月の京都は中止だったけど、大阪は予定通り開催されました!


去年もおもったんだけど、コロナ前は、とにかく「ぎゅうぎゅう」な感じで

隣近所さんとの距離が近すぎだった。

だから荷物置くところもないし、席を離れるのも人をかき分けて…だったので

大変でした。

でも、今は空間がたくさんあって、荷物置くのも動くのもスムーズ。

コロナ終息してもこんな感じがいいです!

…ていうことじゃなく、大事なのは感染予防対策をしっかりとっていたかということ。


やっぱり無言でいるわけにはいかないし、

ブースに来てくれた方々と、もっといろいろお話しもしたい。


はやく終息して、もっと安心して自由に楽しみたいですね!



ピノコプレス9号は売れたのか



私が文フリで毎回せっせとこしらえているZINEは「ピノコプレス」といって、

毎回いろんなテーマを決めて、それに沿った

文章や漫画などで埋める、というTHE趣味の本。手作りの雑誌です。


1年に1〜2冊ほど作り続けて、今回で9号!

テーマは「喫茶店」です。

印刷は枚方のかわいい印刷&古本屋さん

ぽんつく堂さんにお願いしました。


表紙はクラフト紙、中身はわら半紙に青いインクで

レトロな仕上がりとなり、大満足。


印刷して折ってホチキスで綴じて完成!

(この作業がたまらんのよ…自作の本好きには…)


もちろん、本格的な製本を施した本の方が好きな方も

おられると思います。

文フリでも、本屋さんに普通に並ぶような立派な装丁の本を

売っている方もたくさんおられます。

でも、お高そうだし…(*´ω`*)


私はこういう素朴なタイプのZINEが好き!


…と、前置きが長くなりました。

そんで売れたのか?っちゅー話なんですけど




売れました




ええ、結構、思ったよりも…


売れたんです!!


キャー!! 嬉しー!



(といっても、100冊とかじゃないですよ)


そもそもあんまり持って行ってなかったので…


それでも持って行った分は、15時ごろには完売してしまいました!

(文フリは11時〜17時です)


前回売れ残っていた8号(お風呂特集)も合わせて、

計30冊

です。

見本の分も売ってしまいました。



まあ、正直…

思ったより売れたので、ビックリです。


え?たった30?と思う方もおられるかもしれませんが、

いつもは、10冊程度。

調子よく売れる日でも15冊くらいなので、

どんなに頑張っても20冊以下だろうな〜だと思っていたんですよ。


8号と9号はぽんつく堂さんで印刷したので、

それも良かったのかも!見た目も大事だな!


以前までの文フリでは、

開場して人が入ってきても、

スル〜 されっぱなしで、午前中1冊も売れなかったことも

あったし、

毎回「やっべぇー、もしかして今日一冊も売れないのでは…」と

不安になっていました。



じゃあ、なぜ今回は完売したのか?


多分、先ほども述べたように、ぽんつくさんとこの印刷がかわいかったと

いうこともありますし、

2016年にはじめて参加して、文フリ歴は5年。

参加は10回くらい、ピノコプレスは9号目…

と、地道に回を重ねてきたことが大きいかと思います。


2回目に参加した京都では、ピノコプレスが7冊しか

売れなかったし、2年前の広島でも10冊以下でした。


まったくといっていいほど売れず、スル〜されっぱなしの

イベントは、はっきり言って疲れます。

今まで(前日までの準備は楽しい)のワクワクはなんやったんや〜とがっくりきます。

自分の不人気に嫌気がさします。

もうやめようか…とも思います。

だからいつまでも売れない漫画家なんだ…

私の書いたものなんて誰も読みたくないんだ…

とかウジウジといろいろ考えてしまいます。



でも…



懲りずにまた参加してしまうんですね〜

なぜでしょう。



それは…


(いつも言うけど)

終わったあとのビールが超美味いから!



それに、あまり売れなかった時でも、

必ず数人は買ってくださるんです!


そして中にはあれもこれも、と既刊すべてまとめて、という方にも

出会えます。

通りががってパッと見た瞬間、「気になって」といって

買ってくださる方も。


来場者は1000人ほど、といってもブースも300以上あるので

偶然、私のブースに立ち寄るなんて、ものすごい巡り合わせなのです。


「かわいい」とか「おもしろそう」とか、私の子たち(作品のこと)を

褒めてくれたり…

この興奮は、クセになります。

だから結局、終わった後は「次こそは頑張るぞ〜!」と

なるわけなのですね。


そして、適度な「疲れ」。

この疲れは、ビールの味を最高に引き上げてくれます!


そう、これは大人のお店屋さんごっこ!

ビールが美味くなる禁断の大人の遊びなのです。




あと、今回はTwitterで見たと言ってわざわざ

足を運んでくれた方もおられたんです!

スゴイ!

私のTwitterなんて、めっちゃフォロワー少ないのに…

影響力があるとはおもえないのに…


Twitterをはじめたのも、文フリのためでした。

最初のころは、何もわからず参加して

自分で宣伝する術を知らなかったんです。


なので、文フリのときに告知できるように

Twitterをはじめて

地道にイラストや漫画を投稿してきました。


そういうコツコツ積み重ねる地道な努力と、「諦めないこと」、

そして「楽しむこと」が

今回の成功の理由(オオゲサやな…)

だったと思います!



文フリで売れるためにはどうすればいいのか



…な〜んて30冊程度しか売れない人から言われたくないかもしれないけど…


私は必ず、売る側だけではなく、買う側にもまわります。

それは、単純にせっかく来たんだから、他の方の本も見たいし

いいのがあったら買いたいし、という理由なんですが

客観的に自分の本、ブースも見ることができるから。


自分が買う側になると、いろいろ見えてくるものがありますね。


まずは、値段。

立派で本格的な装丁を施している御本には

正直、手がでません…。

そういうのって、印刷代が高くついているので

仕方なく、でしょうが高額です。

正直…500円以上の本は買う勇気がありません。


本の値段というのものは、本そのものというよりも

内容、読む時間、書いた人へのリスペクト

の値段だと思います。


すんごくファンでずっと新刊を待っていたの〜という

作家さんの本なら2000円でも安いと感じますが

そうではない…

いわば素人さん…(プロであってもファンでないと買いません)


しかしここは文フリです。

書いた人がずっごく、気になる!魅力的!であれば

「よ、読んでみたい…!」と強烈に思います。

でも、それでも500円までです。


一人だけの本じゃなくて、2〜3冊は買いたいし。

う〜ん、やっぱり500円まで。

できれば、300円〜400円なら気軽に

「買ってみよう」

と思えます。


なので、私的には、あんまり立派な装丁というものに、

ここでは興味がない。


広告の裏に書いてホッチキスでとめただけなのに

内容がすごそう!

というほうがインパクトがあっていいと思うのですが

どうでしょう。



あと、興味があって、中身を見てみたい!とおもっても

値段がわからないと手に取りにくいですね。

試し読みさせてもらって、ほしいなと思っても

800円とかだったら「高っかー」となるので

ぱっとみて値段がわからない本は

手に取ることもしづらいです。


いつもなら「見本コーナー」があったんですけど

今はコロナの影響のため、それはないので不便ですね。




たまに本人さんはトイレかどっかに行ってて

不在のブースとかがあると

そのとき「チャンス!」というかんじでパラパラ中身を拝見して

値段も確認しちゃいます。




なので、ずーっとブースに誰かが張り付いていなくても

少し席を離れたりしてみるのも

手かもしれません!


おもしろそうで値段も手が出しやすそうなら

絶対に店主がかえってくるのを待ちますし、

万引きとかは、まあ、あり得ないと思います。

(金庫の管理は気をつけてください!)




ピノコプレスの値段なのですが、

最初はコピー本だったので、200円、でページ数とともに300円になり

現在は350円。(印刷を頼むとどうしても値段が上がります)

付録をつけて400円。(今回の付録は手作り小鳥ちゃんブローチ)という感じにして

2冊買ってくれたら値引きもしています。


いろいろおまけをつけてお得な1000円セット作ると

毎回買ってくれる人が2人くらいは現れます。

ありがたいな〜。


値引き、セット販売は、人それぞれ。

あんまりしている人は見かけないので

お勧めはしないけど、

私はそういうの好きなんで


そうやってコミュニケーションとるのも楽しいし。




そして一番大事なのは「内容」です。

おもしろいか、おもしろくないか。


自分だったら、読みたいか、読みたくないか。


前回よりも、おもしろくなっているか。

ワンパターンになっていないか。

全力を尽くしたか。


そして次はもっとおもしろいものを作るという意志はあるか。



当たり前なんですけど、

人様に読んでもらうためには

自己満足だけではいけないと思います。


いえ、文フリは自由なんで…自己満足だけでも別にいいんですけどね…

でも、せっかくなら…

読んでくれた人に満足してほしい!

買って良かった!とおもってほしい!

また読みたい!とおもってほしい!


何よりも私自身が、本を作ることによって

何を表現したいのか、どう変わりたいのか、ということを

明確にしたいです。そして成長したいです。


これからもどうしたらおもしろくなるか

ということを追求していきたいので温かく見守っていただければ幸いです。


それと「自分も作って参加してみたい!」と

感じてくれる方が増えると嬉しいです。

ZINE仲間がほしい〜!












2021年09月29日

「ソロキャンプ」公開しました!

ソロキャンプ02 72.jpg

完成しました〜!

新作は17ページの短編ミステリー「ソロキャンプ」です!

この作品は、ジャンプルーキー主催の「奇妙」漫画賞のために

描き下ろしました。


明日締め切りだったから、間に合ってよかった!とりあえず、セーフ!です!

この賞を知ってから、なんとなくネタを考えていて、

なるべく「今」っぽいものにしたくて、なおかつ

可愛いけど、内面が陰な女の子を主役にしたかった。

つまりまあ、この賞は「ドラマの原作になる漫画」を想定しているので、

見映えが華やかな感じになるような

ネタにしたかったんですよ。


主役の女のコのイメージは清原果耶ちゃん。

「今」っぽいネタは、

婚活アプリとか、キッチンカーとかもいろいろ

考えてみて、「ソロキャンプ」にしました。


「ソロキャンプ」は私としてはとてもあこがれるし

キャンプ用品とかもきゅんきゅんくるのですが

「ミステリー」なので、きゅんきゅんばかりはしてられない(笑)。


でも、人と馴染めなくて一人の方が気楽でソロキャンプを

趣味にして楽しむ人がイヤな気分になったら

それはそれでイヤだなぁ…と

書きながらもいろいろ考えていました。


ダークなオチだけど、私は決してアンチ「ソロキャンプ」

ではないですからね!!



オチはきっとみんな途中でバレるとおもうけど…。

張り切って書いたけど、内容の質では

過去に描いた「やりすぎ女図鑑」に収録の短編のほうが

ビシッとキマってると自分では思う。


さらに反省点は、

「金魚」に流れがちょっと似てるかもしれない。

「金魚」は私が今まで描いた中で一番自信作だけど、

何度も同じようなパターン使っちゃあいけないよね、と

反省しています…。


ともあれ、この賞に投稿することを目指していたので

途中で諦めなくてよかった!とりあえず。


短編のミステリーは大好きなので、

今後もまた描いていきたい!


「ジャンプルーキー」以外でも投稿してもいいみたいなんで、

頃合いを見ながら、LINEマンガなどにも

順次投稿していくつもりです!





















2021年09月24日

ソロキャンプにまつわるミステリー

ソロキャンプ01 72.jpg

新作の短編を描いています!

題材は「ソロキャンプ」で16ページくらいのミステリーです!



これは仕事ではないのだけど、

「ジャンプルーキー」で、「世にも奇妙な物語」の

原作となる作品を募集していて、

それに応募するのです!!


「世にも奇妙な物語」は、私の大好きなドラマです。

最近は観てないけど、20年前くらいは

全部がおもしろくて最高でした。


筒井康隆先生の小説とかが原作になっていたりしている時が

おもしろいなーと思う。

短編小説を原作にして、めっちゃセンスのある演出で

映像に作り上げているところが

「世にも奇妙な」の良いところ!


ミステリーを描くときは、いつも

映像を頭に浮かべてるし、なんとなく

「世にも奇妙な」っぽく描いていました。


それで、今回なんと

その原作になる(かもしれない)という漫画賞が開催されるということで…


どうなるかはわからないけど、

「絶対、挑戦したい!!!」と思ったワケですよ。


締め切りは9月末!

8月末まではハーレクインの原稿があったので、

なんとなくネタだけ考えながら、

9月に入ってからネームを考え出しました。


いやー、なんど途中で諦めようかと思ったか…

何度もネームを練り直して描き直してました。

どうしてもイメージした話をそのまま描くと

40ページくらいになってしまう…


ページ数に制限はないけど、

今月末締め切りで、文フリもあるし

40ページ仕上げる時間が無い。


それに、長くダラダラしたものはご法度(だと思ってる)

私の中の「世にも奇妙な」は、短い時間でスパッと

オチにもっていく、センスのいいドラマなんです。


なので、必死で短くなるようにしました。

で、16か17くらいに収めることができそう!

あとは、いつものように原稿にしていくと

16ページでも3週間はかかってしまうので、

実験的に、「早く仕上げる」方法を

考えてみました!


液タブがある人は直接描くのが一番早いんだろうけど

私は持ってないし、絵は紙にしか描けません。


それで、下絵をできるだけ簡単にして、

ペン入れもボールペンにしました。


それだけでかなり早くなる!

と、いろいろ試行錯誤中です。


ネームは一応できてるけど、

誰にも見せる必要はないので

書きながら微妙なところはどんどん直して、

ラストのページもまだ、書きながら考えてます!



もしドラマの原作になったら…

て、夢でしょう!

実現したら、それが夢でしかない!(笑)


でも、私でも挑戦はできる時代になりました。


この賞自体も、ドラマの原作を募集してるという

わけではなく、

あくまでも「検討する」作品を募集…なのだそうで、

大賞がでるのかどうかは知りません。


それでも、何かのきっかけになればいいなぁ…!

残りのページは半分くらい。

頑張ります!










2021年09月13日

もう少し待ってね!「BlackLily黒百合短編集」

72黒百合 その後 表紙  瞳.jpg

早く続きを描かなきゃな〜と思いつつ、なかなか進まなくてスミマセン!

先月末にやっとハーレクインの原稿が終わって、

現在は別のミステリーの読み切りを作ってます!

それも、仕事ではないので、ノーギャラだけど…

百合もお金にはならないんだけど、

どうしても描きたい!と思う漫画なので、

頑張って描きたい!!


しかし、やっぱり仕事もしないと生きていけないので…

どうしても仕事優先になるけど、

いつかそれが逆転して、

どうしても描きたい漫画で稼げるようになったらいいな!

と夢見ながら頑張ります!


そして、9月26日は文学フリマ!



これだけは、どうしても参加したい!しなければ!

文フリ用のZINEもいいものを作らなければ!


そして、こちら、コミックエッセイも描かなければ!

この間、滋賀にいってきたので、そのときの旅行記を描きます!


今後ももっともっと頑張るので、

蒼乃シュウをよろしくお願いいたします!









posted by 蒼乃シュウ at 16:05 | TrackBack(0) | 電子書籍

2021年09月10日

「ファーストラヴ」を観ました

ユーネクストで映画鑑賞!





直木賞受賞、島本理央さん原作の「ファーストラヴ」を観ました。




思ってたのと違った…

原作も読んでいない私は、何となく「嫌われ松子の一生」のような

ハチャメチャなエンタメサスペンスだと思ってたんですよね〜

原作はともかく、映像ではハチャメチャなのかと…


(多分)原作に忠実な、どっしりと重い「恋愛ドラマ」でした!

いや、これは恋愛…?でもないか…

でも、タイトルが「ファーストラヴ」ですよ!?

結構混乱する内容です。



表紙も、めっちゃ、怖いなぁ…



いろいろとモヤモヤ…トラウマになりそうな本です。家にあったら怖いよう!



で、観た感想ですが、

よかったです!

島本理央さんって、「恋愛」をよく描いていますが、

ここまでネガティブな恋愛…というか、恋愛のようなものを

よくぞ書いてくださった!という感じがしました。


この中では、父親、母親は徹底的に悪者です。

実際、リアルな生活の中では、

親と言うものは、毒親の面もあり、優しいいい親の面もあり、で

どうしたって親には逆らえないものだと思うんですよね。

結局はどんな親でも、老後は面倒みなくちゃと思うし

大切におもうもの。


主人公は幼い頃から感じていた父親への気持ち悪いという思いが

拭いきれなくて、

殺人犯の女子大生に、自分を重ねてしまう…

という内容です。


まあ、いろいろと「んー、なんだかなぁ」と思う部分は

あります。

主人公の北川景子が綺麗すぎて、そっちばっかり気になっちゃうとか。

殺人犯の芳根京子も、綺麗な顔してるなぁ、とか。

この二人、顔が似てるなぁ。とか。


これは原作はどうなのでしょう?

原作でも、主人公は「めっちゃ美人」で、

殺人犯も主人公にどことなく似た美人なのかな?


NHKでドラマもしていたらしくて、

その時は真木よう子と上白石もかだったらしいし、

これまた、「どことなく似た美人」ですよね。


全然違う二人が感情を重ね合う、というなので

外見も似ているのかな?


でも、「全然違うはずの二人」だから、私としては

外見も大きくかけ離れている方がよかったような…


芳根京子さんは、序盤では「ちょっとぶっ飛んだヤバい子」を演じていたよう

なのですが、どうしてもお行儀のいい美人さんにしか見えなくて、

ラストとのギャップがあまりないし

(私だけかもしれませんが)板尾創路を殺してから堤防で

包丁を持ってふらつくシーンは、北川景子に見えたので

最終的に北川景子も父親を殺してしまうというオチなのか!と

思って観ていました(私だけですね、すみません)


と、いろいろ思うところがあるのは、仕方ないこと。

逆に、完璧ではない…ツッコミどころがある…ということが

印象を強くして、最も作者が言いたかったことが

素直に心に届く…という気もしました。


小説でも、漫画でも、何でも、

どうしても、うまいこと作ろうとしてしまいます。

辻褄を合わせる、とか突っ込まれないように気を付ける、とか

そういう「きれいにまとめる」ことも

もちろん大事なのかもしれませんが、

多少、おかしいところがあっても、

支離滅裂でも、

ツッコミどころがあっても、

伏線回収してなくても、


「どうしてもこれが言いたい!」という部分…

これさえあればすべてOKなのでしょう!


キレイにまとめることよりも、大事なものがある!

ということを学んだ映画でした。

























posted by 蒼乃シュウ at 12:20 | TrackBack(0) | 日記

2021年09月05日

マンガノでいろいろ公開中!

ルポ漫画表紙.jpg


マンガノ ぴのこ堂のページ

私の漫画は「マンガノ」でも読めますよ!

まだまだ少ないのですが、

「BlackLily黒百合短編集」や「はじめてストリップ劇場にいってきたはなし」

の他、イラストも投稿しています!


「マンガノ」は、集英社とはてなブログが共同で開発したサイト…らしいです!

「note」や「pixiv」とどう違うんや?というのは

まだよくわからないのですが、

今後、もっと使いやすく、簡単に販売もできたらいいな!と思います。

(現在はすべて無料公開です)


いろいろな方法で漫画を公開していって、

どれが一番自分と相性がいいのか探っていくつもりです!




マンガノ ぴのこ堂のページ













posted by 蒼乃シュウ at 13:42 | TrackBack(0) | 日記

2021年09月02日

湊かなえのWOWOWドラマはおもしろい!!


WOWOWのドラマはおもしろいですね!!

特に女性向けのドロドロしたやつ…たまりません!

うちはWOWOWには加入していませんが、

少し遅れてユーネクストで見放題です。






今回見たのは、湊かなえさん原作の

「ポイズンドーター ホーリーマザー」

です。

これもタイトル通り毒たっぷりのドロドロドラマでした!

好き!

5本の短編を映像にしています。

主演の女優さんは、みんなキレイ、美しい、

だけど目をそらせたくなるような闇を抱えています。





連続ドラマW ポイズンドーター・ホーリーマザー DVD-BOX [ 寺島しのぶ ]

価格:10,032円
(2021/9/2 16:32時点)
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原作はコチラ!





原作も、以前読んでいたのに

改めてドラマで見ても

見事に騙されてしまいます。

特に脚本家のお話が素晴らしいです!!

ただのイヤミスではないというか…

真実を知って、しばらく身動きできないほど感動してしまいます。


脚本家を目指す「ベストフレンド」の主演は

中村ゆりさん。

キレイだし、かわいいなぁーと思って

調べてみたら、なんと

昔ASAYANでデビューしたことのある女の子だったんですね!

びっくり!当時はたしか、14歳だったかな、

あどけない美少女でめっちゃかわいかった。

お友達とコンビ(?)を組んで

ユリマリという名前でデビューしていたけど、

もう芸能界やめたのかなっておもってたら

すっかり成長して、立派な女優さんになって…と

なんだかそれも感動してしまった。


ビジュアルはちょっと水川あさみっぽい。

こういう世界も、同じくらいのかわいさ、同じくらいの才能、を

もっていても、何かの拍子でブレイクする人もいれば

なかなか芽が出ない人もいて、

そういう面で「嫉妬」がつきものな世界だと思います。


裏方である脚本家の世界でも、それは同じ…つーか、

もっとあからさまな「嫉妬」が飛び交っているのかも。

根深い問題だなー。

漫画家だって同じです。

本当は、良きライバルは、切磋琢磨できるし

大切な存在です。

なのに、相手の成功は、素直には歓べません。

どうしても嫉妬はつきものです。

でも、それを乗り越えないと、

夢は叶えられないし、本当の親友も得られません。


他のお話も見ごたえがあって、おもしろかった。

だけど、めっちゃおもしろいけど、

二回観たいとは思えない…

闇が深すぎるからでしょうか。

「ポイズンドーター ホーリーマザー」

は、その名の通り、

「毒親」ならぬ「毒娘」…

だけど、その源は「母親」なんですよね。


母親の言葉だったり、態度だったり、

そういうものが娘を縛り付ける。

そういう話だと思います…。


彼女たちは「不幸」に堕ちてしまったけど

じゃあ、どうすれば幸せになれたのか…




それは、精神的に母親を捨てること…

なのだと思います。


私も心をえぐるような、女性の闇を描きたいし、こういうドロドロドラマを

描きたい!

でも、どこかに救いがあるような…

「じゃあ、どうすればよかったの?」というところまで

描きたいです。


女性が救われるような、強くなれるような、

生まれ変われるようなお話を描きたいです!!





















posted by 蒼乃シュウ at 16:30 | TrackBack(0) | 日記
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ティーンズラブを主に描いておりました。以前は本名でミステリーや普通の少女漫画も描いていました。 Twitterは @pinokodoaonoshu ぴのこ堂
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