2021年10月11日
これは…ホラーです!最も怖い女同士「ナイルパーチの女子会」
価格:825円 |
前から気になっていて、読んでいみたいとおもってた小説を
原作にしたドラマがユーネクストで見放題になっていたので
喜んでみました!
↑お試しで無料で観れますよ!
いやー、もう、怖かった…。
全8話なのですが、中盤はもう、繰り返しでキツイ内容だし
もうしんどいな…
とも思ったのですが、ラストはとても良かったので
全人類に見て欲しいと願います。
女同士の…難しい関係が、うまーいことお話になっていて
私の知りたかったこともすべて詰まっていたように感じました。
私も以前、女同士のコワイ関係を小説にしようと試みたことがあるのですが
わけわからん話になってもうたので…
さすがプロの小説家は違うなぁ!!!
以下、ネタバレあり
それで、「うううーーーーむ」とめっちゃ唸ってしまったのは、
突如できた女友達からストーカーまがいの行動をとられて
ウザいし怖いわ!と避けていた翔子は、自分もまた
あこがれの人に同じような行動を無意識でとってしまっていたという
ところですね。
ホンマやわ!こういうこと、めちゃあるある!!!
と言う感じです。
あとは、えりこの後輩の、見かけはぶりっ子で中身はヤンキーーの子…
あのキャラはいいですね!!主役にしてほしい。もっと見たい。
なんか「うる星やつら」のランちゃんを思い出しました。
私はランちゃんが好きだったのです…。
えりこは商社に勤める優秀なOLなのですが、
なぜか女友達がいません。
それで、平凡な主婦のブログのファンになり、その主婦の翔子と
仲良くなりたいのに、距離の取り方がわからない…
間違いだらけ…
あー、もう、これ、これ、なんということでしょう!
なぜ女友達ができないのか?
なぜ嫌われてしまうのか?
その答えも、物語の中にあります。
自分の母親のように友人に対してもふるまってしまうからです。
人の愛し方のサンプルが母親しかないので
母親と同じようにふるまってしまう…
ものすごく危険です。
過干渉の母親に育てられた娘は友人に対しても
干渉してしまう。
と、一言では片づけられなほど、
深い問題ですね、これ。
私も…
女友達が…
い、いません…!
「仲良くなりたいな」と思う女性に対しても
うまく振る舞えず、後でめっちゃ疲れてしまいます。
それに「仲良くしましょうねぇ」とすり寄ってこられたら
逃げたくなります。
距離の取り方が…
わからない!
なので、えりこにも翔子にも共感の嵐でした。
それでもね、これはただのホラーではありません。
「女の敵は女」と言いたがるのは、男です。
男社会がそうさせたのです。
本当は、女は女同士で団結しなければ
いい社会にはならない。
マジでそう思います。
だから、女性にとって、女友達は必要です。
「でも、難しい」
それでも、難しくても、失敗したとしても
また、歩き出せばいい。
そう励まされているような気がしました。
私は過去に、何人か、
とても仲良かったのに、ある日突然
関係を切ってしまったことが…
あります…。
とてもよく覚えているのは、もう20年近く前になりますが、
なんでも「教えて教えて〜」とするよってきた
Mさん。
最初は仲良かったのですが…
私が何をしても「教えて教えてと連呼して
教えてもぜんぜん聞いてくれないんですよね〜(´;ω;`)
「教えて」というから、教えても、
「しゅうこさんは、どうしてそれを知ってるの」と
なんか責められるような感じになってきて…
めっちゃ疲れました。
なので距離ととろうとしたら
メール攻撃で怖かった…。
そして、8年ほど前に知り合った
Qさん。
Qさんともとても仲良くなったのですが、
漫画のことをバカにする発言が多すぎて、
我慢していたのですが、とうとう我慢できなくなってしまった。
あとは…最近では
よく飲みにいったけど、行動が信用できなくて
つい距離をとってしまった友人もいます…
私は悪くない!
とは言い切れない。
だって、こんなにも女友達ができないのだから
きっと私にも原因があるのでしょう。
今考えると…
関係を切らなくても、もっと自然に、もっと
長く仲良くできたのかもしれない。
気の合わない人と無理に友人関係を続ける必要は、ないと思います。
でも…
やっぱり女友達は必要です。
女友達は鏡のようなものなのかもしれません。
もしも、自分と母親の関係が好ましくなくても、
母親の分まで、気づき成長できるチャンスが…
女友達という関係の中にあるのかもしれません。
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11027068
この記事へのトラックバック