anuritoのあらすじ

「学校内のトラブルに、学校の外の連中が口を挟むな」
と、いじめっ子や暴力教師たちが言った。

「俺は、しつけをしてるだけだ。家庭の問題に他人が口を挟むな」
と、児童虐待者やDV旦那が言った。

「この会社は俺のものだ。この会社のやり方に、第三者が口を挟むな」
と、パワハラ社長やセクハラ上司が言った。

「ちょっと、待ったあ！
お前らさあ、学校の一員だったり、家族だったり、会社員である前に、
日本国の国民の一人なんだぜ。
民主主義の日本国じゃ、
国民全員の人権が尊重されていて、他人への虐待行為は禁止されている。
まずは、お前たちも、国民としての義務を守れよ。
たとえ、学校の中だろうと、家庭の中だろうと、会社の中だろうと、
もっと大きな＜国＞という枠組みの中で、他人への虐待行為はいけないんだよ！
それができないとか、間違ってるとか言い張りたいんだったら、
お前ら、日本の国民をやめちまえ！
さっさと、この国から出ていけ！
国民虐待が横行している、どっかの独裁国にでも移住すればいいんだよ！」
と、皆からガンガン怒られて、
自分の「俺たちの問題に口を挟むな！」主張が本気で正しいと思っていた連中は、
何一つ言い返せなくなった。

「いじめっ子の笑い話」

いじめっ子は、自分がいじめをしても、周囲から責められないのは、
自分が皆から好かれているからだ、と信じていた。

ある時、いじめっ子のいじめ行為が事件に発展し、
世間でもニュースになった。

いじめっ子の事をよく知らない部外者たちは、
平気で、いじめっ子をネットリンチで吊るしあげた。

周りの人間が、いじめ行為を責めないのは、
いじめっ子が好かれているからではない。
身近にいる人間は、対人関係をこじらせたくないから、
深入りして、干渉したくないだけなのである。

ネットリンチを仕掛けてくる赤の他人の反応の方が、
ずっと正直で、真実なのだ。

「いじめっ子の笑い話」

いじめの現場を見れば、分かる話だが、
いじめられる人と言うのは、その組織内で一番立場の弱い存在であり、
必ずしも、悪い人だとか、無抵抗な人だとも限らない。

にも関わらず、自分が運良くいじめられていない事を、
「自分はいじめられないタイプの人間だ」と奢った考え方をするか、
「たまたま、いじめられていないだけだ」と慎重に認識できるかで、
その人のいじめ観もだいぶ変わってくる事になる。

「いじめっ子の笑い話」

大多数の人たちが、世の中のいじめをあまり問題視したがらないのは、
社会や組織が、上のものが下のものを押さえつける上下関係で成立しているからだ。

社会や組織を安穏に存続させたければ、
上のものが下のものをいじめていても、つい見逃したくなってしまうのである。

もっとも、子供たちのいじめについては、その範囲内と言う訳でもない。

大人たちは、
弱い子がいじめられていても放置するかもしれないが、
いじめっ子が仲間に憎まれて、いじめられても、放置するだろう。

大人たちにしてみれば、子供間のいじめなんて、誰がいじめられても同じなのだ。
その事も気づかずに、調子に乗ってるのは、いじめっ子だけである。

「いじめっ子の笑い話」

「いじめっ子の笑い話」

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「いじめっ子の笑い話」

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「いじめだと思われるようなイジリ方をするから良くないんだ」

「なんでも、いじめだと思い込む被害者の方が問題なんだ」

と、あるいじめっ子が得意げに言った。
全く、その通りである。

「いじめっ子の笑い話」もいじめなどではない。
これをいじめだと思う奴の方が、
頭が固くて、ユーモアに欠けているのである。

さあ、皆も、大いに、いじめっ子の事を笑い踏みにじってやろう！

「いじめっ子の笑い話」

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　どうも、最近、ヤフオクで探しても、なかなか、欲しいものが出品されないような感じもします。ウォッチリストに登録しておいても、いっこうにブツがヒットしません。

　おかげで、探している本が手に入らず、蔵書の追加の方も、すっかり滞っています。

　もしかすると、めぼしい品物の出品が、全部、メルカリの方に回っちゃってるからなんでしょうかね？

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　昨日のNHK大河ドラマの「西郷どん」。

　西郷隆盛が、ついに倒幕を決意し、その旨を周囲の人間にも語り始めます。視聴者である我々からすれば、それは歴史的な当たり前の事実ですが、当時のタイムリーの人間にしてみれば、幕府打倒なんてトンデモナイ発想に感じられた事でしょう。

　そこで思い浮かぶのが、オウム真理教です。オウムのテロ実行幹部たちも、少なくても、金まみれ教祖以外は、本気で、現行の日本政府をぶっ潰して、自分たちの新政権を樹立する事が、日本にとっての正しい歴史だと信じていたのかもしれません。

　明治維新とオウムのテロ事件は、紙一重だったと言う事です。万が一でも、オウムによる革命が成功していたらと考えたら、シャレにならないのであります。

　先月のオウム幹部全員の死刑に関しても、なかなかマズい一面があります。この死刑に前後して、日本列島は地震や大雨、日照りなどの未曾有の災害に次々に襲われました。実は、過去の伝説を紐解きましても、宗教の聖者が殉教したり、激しい弾圧を受けた時は、同時に天罰的災害がその土地に起こった、と記されているものなのです。

　私は、決してオウムの祟りなどを信じている訳ではありませんが、もし、オウム教が100年以上生き残った場合は、彼らの聖典には「教祖が殉教した時、日本は天変地異に襲われた」と書かれて、オウムの権威を高めてしまうかもしれません。過去の聖者伝説と違って、災害が起きたのは明らかに事実だから、ますます問題なのです。

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