大多数の人たちが、世の中のいじめをあまり問題視したがらないのは、
社会や組織が、上のものが下のものを押さえつける上下関係で成立しているからだ。
社会や組織を安穏に存続させたければ、
上のものが下のものをいじめていても、つい見逃したくなってしまうのである。
もっとも、子供たちのいじめについては、その範囲内と言う訳でもない。
大人たちは、
弱い子がいじめられていても放置するかもしれないが、
いじめっ子が仲間に憎まれて、いじめられても、放置するだろう。
大人たちにしてみれば、子供間のいじめなんて、誰がいじめられても同じなのだ。
その事も気づかずに、調子に乗ってるのは、いじめっ子だけである。
「いじめっ子の笑い話」