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2015年07月09日

この画像の正体

monid.jpg

 私のプロフィール用に使っている、気持ち悪い画像だが、アメリカの古典テレビドラマ「事件記者コルチャック」に出てきた怪物の写真を使用している。
 マッチモニードと言い、どうも水木しげるが描く妖怪バックベアードと近縁らしきモンスターだ。(このへんの分析は、私の書いた研究文「ぶっとびUMA・妖怪列伝」「ベアードの誕生」を参照にされたし)

 この「事件記者コルチャック」も、私が小学生の頃、拝見して、ずっと、もう一度(特に)観たいと思っていたドラマの一つだった。1999年に、私が衛星放送に加入した矢先、衛星放送の海外チャンネルで「事件記者コルチャック」は、いきなり放送される事となった。
 「事件記者コルチャック」は、その少し前(1998年)にビデオ・LD化されていたのだが、近所のビデオレンタル店はどこも置いてはくれず、見る事ができなくて、私はつくづく悔しい思いをしていたところだったのだ。それが、高いビデオやLDなんかを自費で買わなくても、テレビ放送でまんまと「事件記者コルチャック」全話を再見及び録画できちゃった次第で、まさに衛星放送は私にとって救いの神だった訳である。



タグ:妖怪
posted by anu at 16:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛星放送

2015年07月02日

子ども返り(退行)

 若い頃は新しいものに対して次々に興味が湧けるようだが、歳をとってくると、むしろ懐かしいものばかりに目がいってしまう傾向があるみたいである。
 私も、学生時代は、自分の趣味に沿って、最新情報を手に入れるのが楽しくして仕方がなかった時期もあったのだが、大学を卒業し、社会に出て、味気ない人生に埋没しだすと、新しいものに手を出す気力がいっきに失われていった。
 そうなると、今度は、最新情報よりも、古いもの、いわゆる自分が小さかった頃に慣れ親しんでいたものが懐かしくなってくるようになり、それらの情報をあらためて再回収したり、コンプリートしたくなってくる。
 私の場合は、集め直したいものが幼少時代のものにまで遡ってしまい、欲しいものが昔の特撮ヒーローとか昭和時代のアニメ関連のものばかりなのだ。それらには、映像を再見してみたかったり、全話通して見たいようなものも沢山あったのだが、1980年代のビデオ主流の時代は、なかなかそれが実現しなかった。ビデオでは厳選された作品しか発売されないので、あいかわらず、再会できない作品の方が多かったのである。
 しかし、20世紀末に衛星放送が普及すると、私の不満はいっきに解消されてしまった。新参の衛星放送は、放送する新作商品が少なかったため、昔のドラマとかアニメなどをガンガン流してくれたのだ。ビデオにもレーザーディスクにもなってないような作品すら引っぱりだしてきてである。
 おかげで、1999年以降の私は、衛星放送で放送される諸番組(自分が懐かしいと感じるもの、あるいは、昔見れなかったもの)を見まくる、という新しい人生目的ができて、ずいぶん楽しく生きられたのだった。
 しかし、それから10年以上が過ぎ、衛星放送でも新作商品が充実しだし、あまり昔の番組の発掘をやらなくなってきたみたいである。私の方も、およそ見たいものは見尽くしたので、別に不服は無いのだ。
 今の私は、田舎に引っ越して、衛星放送も解約してしまった。そして、代わりに老いた母との二人暮らしに満足している。いわば、生活環境そのものが少年時代に戻ってしまったような状態なのであり、これもまた過去回帰みたいなものだとも言えるのかもしれない。


タグ:衛星放送
posted by anu at 16:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 衛星放送