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ある日、18歳の未成年が犯罪を犯した・・・ この事件をキッカケに人の好奇心が膨張し、追い詰められていく過酷な運命を背負った1人の少女が、 今静かに強くなっていく・・・・(前半)

皆さんこんばんは月
やりたい事がいっぱいあり過ぎてなかなか前に進めず常に葛藤している僕がお送りする
NO,movie NO,life!!でございます。



さて今夜ご紹介する作品は、久しぶりに邦画にしましょう。
いきなり変な質問を問いかけるんですけど家族の誰かが、もし犯罪を犯してしまったらアナタならどうしますか?

今回ご紹介する作品は、そんな犯罪者の家族とある一人の刑事に焦点を当てた物語でございまする。
その映画とは「誰も守ってくれない」。

フジテレビの人気ドラマ・映画シリーズ『踊る大捜査線』の脚本家である君塚良一が監督なんですね、そして撮影方法も独特でリハーサル段階からカメラを回し、役者側も演技を固めず自由な動き、台詞で演じてもらい、それを1つのシーンを通じて数台のカメラで何度も撮影し繋げるといった、
「セミ・ドキュメンタリー」手法を採用したのも見所の一つかもしれません。

それでは、ここで「誰も守ってくれない」のあらすじをご紹介しましょう。

刑事の勝浦には娘と妻がいるが、過去の事件のトラウマが原因で別居、離婚の危機に瀕していた。
そんな、家族の危機的な状況を何とか復活させようと娘が両親を仲直りさせる旅行を計画、勝浦も休暇を申請し、娘へのプレゼントを購入していた。

そんな時、小学生の姉妹が刺殺される事件が発生し、捜査線上に18歳の少年が浮上する。

勝浦と同僚の三島が上司の坂本から命じられたのは、事件の容疑者家族の保護であった。
この事件によって、勝浦は休暇申請を取り消され、渋々この任務に着くことになってしまう。

その頃、容疑者の少年の自宅には、大勢の取材陣や野次馬が押し寄せ、騒然とし、勝浦を含め大勢の刑事が現場に到着したとき、ついに18歳の少年は逮捕・連行される瞬間だった・・・・

放心状態で残された家族は、混乱したまま離婚・再婚の手続きをして姓を変え、別々の場所へと保護され、事情聴取を受けることになる。
中学生である妹の沙織には就学義務の免除がなされ、勝浦と三島に保護され車で家を脱出するが、沙織に向けて容赦なく焚かれる容赦ないマスコミのフラッシュ。

マスコミから逃げる最中に勝浦が「一生追いかけてくる」という言葉の意味を、このとき沙織はまだ理解できていなかった。
勝浦と三島は、執拗に追ってくる報道車をようやく振り切って、用意されたホテルに到着するのだが・・・
到着して間もなく、沙織の事情聴取を始めた瞬間に居場所をマスコミにつきとめられ、再び車を走らせ彼らから逃げる事になる。

人手不足のために、三島は容疑者宅に呼び戻されて家宅捜索に加わることを命じられ、行くあてのなくなった勝浦はしかたなく沙織を自分のアパートに連れてくる。
携帯電話を家に忘れてきたという沙織のために勝浦が容疑者宅に戻ると、家宅捜索でごったがえす中で、容疑者の母親は今の状況に茫然としていた。

沙織の携帯を見つけた勝浦が戻ろうとした時、母親がトイレから出てこない事に不審に思った
捜査員がトイレの外から呼びかけていた。
その様子を見ていた勝浦は、嫌な感がして、慌ててドアをこじ開けると、母親は家族写真を手に、中で自殺を図っていたのだった・・・・
勝浦が必死に蘇生させ、周りの捜査員に救急車の手配など指示しようとしたが、もはや息を吹き返すことはなかった。

沙織は自分自身が混乱している最悪の状況の中で、母親をも失うことになったのである。
アパートに戻った勝浦は、母親の自殺を沙織にどう伝えるか迷う・・・・

精神科医の尾上のアドバイスに従い、彼女の家に移動してから伝えようとしたが、沙織はボーイフレンドの達郎からの電話で先に母親の自殺の事実を知り、ショックを受けてしまうのだった・・・・

さらには、過去に自分の息子が学校でイジメられ何もしてくれなかった警察に絶望していた記者の梅本も、尾上の自宅を突きとめ、「犯罪者の家族は迫害されて当然」と勝浦に迫り追い詰めていく・・・・
過去の悲惨な事件を担当していた勝浦を、梅本は覚えていたのであった・・・・

このどうにもならない状況を何とか打破しようと、上司の坂本に今後の指示を聞くため連絡を取るが、何も語らない容疑者の代わりに沙織から供述を得て、
自分の出世の材料にしようと考えている坂本は、引き続きの保護を勝浦に命じるのだった。

そしてその頃、ネット上では「容疑者とその家族を糾弾せよ」という掛け声のもと、個人情報を得て関係者をさらし者にしようとする動きが活発化していた。
興味本位でネット上の「だいまじん」という管理者を中心に、18歳の少年の素顔を始め、沙織の
顔写真・・・さらに勝浦の過去などプライバシーの範疇を大いに超えている内容だった・・・

そんな事とは知らない、勝浦と沙織・・・・
落ち込んだ彼女を車に乗せて行く当ての尽きた勝浦は、東京を出ると、家族と共に宿泊するはずだった西伊豆のペンションへとたどり着く。
ペンション経営者の本庄夫婦は、勝浦の手が震えるトラウマの原因となった過去の事件の、被害者家族であった。
子どもを守れなかった勝浦に「警察を恨んでも、あなたを恨んではいない」とほほ笑んで見せる本庄夫婦。
誰との関わりを持ちたく無い雰囲気を出している沙織に優しく接する久美子。
その後、彼女の優しさも届かずに部屋に引きこもってしまう沙織をみて勝浦自身も憤りを感じてしまう。
しかし次の朝、本庄夫婦は沙織が「加害者の妹」という事実をネットを通して知ってしまうのであった。
それを見た本庄は、自分の子供の事件とダブらせてしまい、今まで勝浦に隠してきた複雑な感情や思いを勝浦にぶつけてしまう・・・・

ネット上は今回の事件で暴走状態で、掲示板に容疑者や沙織の名前、写真、住所が公開されただけでなく、勝浦の家族にまで危険が及んでいた。
さらには隠れ家のペンションの住所まで公開された結果、ペンションの窓に投石を受けるなど本庄夫妻にも迷惑を掛ける事になってしまった・・・・

この絶望的で過酷な状況のなかで勝浦と沙織はお互いに向き合い、そして強くなれる事が
できるのか?

後半に続く・・・・

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