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トンネルの向こうは、不思議の街でした。

皆さん、こんばんは月
最近、近くのスーパーにお酒を買いに出かけたら色々なメーカーから「いちご」系のチューハイが
発売されていて、苺好きな僕には、「飲まなければならない」と無意味な使命感に萌えている?
僕がお送りするNO,movie NO,life!!のお時間ですびっくり



さて、今宵お送りする作品は、久しぶりに昨日の夜に見た映画をご紹介したいと思います。
この映画は、もう有名な作品です(笑)
日本を代表する作品会社です・・・そう、スタジオジブリですびっくり
「となりのトトロ」では、ありませんびっくり
「千と千尋の神隠し」でございます(笑)
正直、有名過ぎてストーリーや、感想とかもいいんじゃないの?と思えてくるんですが、ま、そこは
僕のワガママに付き合ってくださいませ落ち込み

何だかんだで、最初は何気なく映画を流しながら、別の作業をしていたんですが、気がつけばガン見状態でした(笑)
それぐらい、面白かったんです。
この作品以外でも、「となりのトトロ」や「風の谷のナウシカ」、「天空の城ラピュタ」なども素敵な映画なんですが僕自身、「千と千尋の神隠し」と「魔女の宅急便」がお気に入りなんです。
こちらの作品は、また別の機会にでも書いてみたいと思います。

それでは、ここで引越し先の町に向かう途中で森の中に迷い込んでしまった、ごく普通な少女と謎のトンネルの先で待ち受ける摩訶不思議な住人達との物語を描いた「千と千尋の神隠し」のあらすじをご紹介しましょう。

10歳の少女、荻野千尋はごく普通の女の子。
夏のある日、両親と千尋は引越し先の町に向かう途中で森の中に迷い込み、そこで奇妙なトンネルを見つける。
嫌な予感がした千尋は両親に「帰ろう」と縋るが、両親は好奇心からトンネルの中へと足を進めてしまう。
仕方なく後を追いかける千尋・・・・・出口の先に広がっていたのは、広大な草原の丘だった。

地平線の向こうには冷たい青空が広がり、地面には古い家が埋まっていて瓦屋根が並んでいる。
先へ進むと、誰もいないひっそりとした町があり、そこには食欲をそそる匂いが漂っていた。
匂いをたどった両親は店を見つけ、断りもなしに勝手にそこに並ぶ見たこともない料理を食べ始めてしまうのだった。
それらの料理は神々の食物であったために両親は呪いを掛けられ、豚になってしまう。

一人残された千尋は、この世界で出会った謎の少年・ハクの助けで、両親を助けようと決心する。
千尋は八百万の神々が集う湯屋・「油屋」の経営者、湯婆婆に雇用を願い出る。
相手の名(=個性)を奪って自分の支配下に置くことのできる湯婆婆は、千尋の名前を奪い、「千」という新しい名を与えた。
千尋は油屋の下働きとして働きながら、様々な出来事に遭遇しつつも、ハクや同僚のリン、釜爺らの助けを借りて懸命に立ち向かうことで、自分も今まで気づかなかった内なる「生きる力」を発見するのだった。

しかし以前、千尋が湯屋に招き入れた仮面の男・カオナシが、自分を欲する余り、湯屋で暴走するという事件が起きてしまう。
同時に以前見かけた白い竜が傷ついた体で湯屋へ雪崩れ込み、千尋はそれがハクの化身であると勘付くのだった。
湯婆婆から「ある仕事」を任され満身創痍のハクは死に瀕してしまう。

果たして千尋は両親やハクを救えるのか。
千尋は人の領分を越えた神々の世界で、自らの可能性を解き放ってゆく。

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さて、今夜の「千と千尋の神隠し」を見て思った個人的な感想は、千尋が暗いトンネルの先に行き着く不思議な街全体が、今、僕たちが過ごしているリアルな現実描写と重なったんですびっくり

普通に見ていても分かるんですが、この湯婆婆が支配するこの世界では、「仕事」が無いと生きていけないんですね。
なので、登場するキャラクターは毎日、必死に働いているんです。
ここで、思ったのが「働く」という大変さも同時に描いてもいるんですね。
例えば、「汗水流して働け」とか「働かざるものくべからず」など一度は聞いたことがあるような言葉通りの仕事内容なんですびっくり

他にも、この世界を支配している湯婆婆の存在も現実描写と重なる部分があって、彼女はこの世界で
働く住人の名前=個性を奪い取ってしまうんです。
言い換えれば、僕たちが今過ごしている現実社会の中で、心に秘めているけど主張できない=周りに流され個性も次第に消えてしまうと言う視点で、見れば物語に出てくる彼女の存在が今の現実社会全体への風刺として置き換えても不思議でもないんですね。

そこに訪れた千尋の存在なんでが、彼女が現れる事によってこの世界も少しずつ変わっていくんです。
例えば、ヘドロを固めたような姿で油屋に登場した御腐れ様を千尋が、湯婆婆の命令で接客する事になるんですが、この時、千尋は嫌がる素振りも見せず自分で考えて仕事をするんです。
その後、彼女の一生懸命なおもてなしの結果、御腐れ様では無く、湯婆婆が大儲けと言うほどの砂金を残した名のある河の神だったんですね。
この状況をもたらした千尋を、湯婆婆は「千を見習うように・・・」と周りの人間に言う程、彼女を褒めるんですびっくり

今のシーンでも、誰もが嫌がっていた悪臭を放つ御腐れ様のおもてなしをした千尋が、周りの人間には出来ない自分を信じて仕事をする=個性の主張に繋がり、千尋のそういう姿を見ていく内に、この湯婆婆が支配する周囲に流される世界にも、彼女の登場で少し新しい可能性が、伺えるシーンでもあるんです。

この希望の象徴(言い過ぎ??)となりつつ彼女に、惹かれてしまうのが「カオナシ」というキャラクターなんです。
カオナシという存在も、先程のリアルな現実世界と重ねてみると、僕が思ったのが人間の感情の中に潜む醜い部分を具体化したようなモノだと感じたんです。
例えば、今作で「人間の欲」の代表として描かれているのが砂金・金などのイメージで、カオナシが油屋で働いている人間に金を与え、それを受け取る彼らも欲にまみれていくんです。
この状況で、「千に振り向いてもらう為には金を与えればいいのか」とカオナシの中で、一つの結論が出るんですね。
実際、彼女の前で金を出しても、喜んでもらう事が出来ず自分の気持ちを全く理解してくれない千尋を憎んでしまい追い掛け回すんです。
なので、カオナシというキャラクターを通して人間の身勝手な感情や醜く脆い部分を暗喩していたのかな?とも思えたシーンだったんです。

でも、カオナシが千尋に惹かれた理由は、彼女以外が全く相手にしてくれず、初めて千尋が自分を相手にしてくれたから純粋な気持ちで千尋を助けたいという思いがあったのかもしれません。
言ってしまえば、自分の気持ちと行動を上手く相手に伝える事が出来ない不器用なキャラなんです。
もしかしたら、「カオナシ」が一番人間らしい感情を持っているのかもしれませんね(笑)

そして、この映画の見所と言ったら、千尋が人の為に自分の可能性を信じて頑張っている姿と、物語の世界観なんです。
最初は、湯婆婆に契約書にサインをした時、彼女に「もったいない名前」と告げられ「千」にされてしまうんです。
その後、ハクや周囲の人間と出会う事で、今まで気づかなかった自分の可能性を信じ、大人に成長していき、今まで湯婆婆が、「千」と呼んでいたのにも関わらず映画のラストでは、「千尋」と呼ぶんですよ。
このシーンで、湯婆婆も千尋の勇気や生きる為に必要な事を彼女に教えられたと同時に、「千尋」という名前に相応しいと認めた瞬間でもあったのかもしれません。

あと、この世界に千尋が飛び込む前に、暗いトンネルの中を潜るんですが、千尋が生活している世界と湯婆婆が支配している両極のパイプラインであると同時に、「トンネル」という先の見えない未来への入口としても描かれているようにも思えたんです。
その後、千尋は現実世界に帰ってきた時に、このトンネルを潜る前より、少しだけ成長していて、でもトンネルを家族と抜けた瞬間に、今まで自分が体験してきた記憶が薄れてしまい、思い出したくても思い出せない表情をするんですねびっくり

なので、千尋が体験した不思議な出来事は今から出会う彼女自身の未来の物語を描いていたのかな?とも思えた作品だったんです。
そう考えたら数日間、千尋(千)は、トンネルというタイムマシーンを潜って、これから出会う様々な人生の経験を湯婆婆の世界(未来の世界)で過ごしているので、タイトルにもある「神隠し」という意味が分かるような気もするんです。
ここら辺は、僕の勝手な考えですけどね(笑)

やはり、ジブリ作品は奥が深いですね。
多分、見た人それぞれが違う感想を持つ映画ではないでしょうか?
一番、意見が分かれる所は、ハクがあの後、どうなったか?と言うシーンなんです。
「すべてのことはルールに従わなければならない」という彼のセリフも気になる所なんですが・・・・。

◆ここからは、ハクの最後と、千尋が帰ってこれた本当の理由に関する
内容が書かれておりますぞ。
気になる方は左クリックしながら、マウスを下の方向に持って行って下さい◆
(ネタバレ注意)


ハクが八つ裂きにされるのは、千が元の世界にもどって、振り返るところなんです。
その前にハクは、千尋に「決して振り向いちゃいけないよ、トンネルを出るまでは・・・」と告げるんです。
その後、千尋の髪ゴムがキラって光るシーンがあり、あれはハクの涙が光る描写を表してるらしいですよ。
他にも、千尋が契約書に名前をかくシーンで「萩野」の火のところが犬になっているんです。
ここで名前を間違えたから千尋は帰ってこれたんです。
「湯婆婆に本当の名前を教えてはいけない」とハクに言われるシーンがあり、千尋はその通りに
したんです。
なので、千尋は完全な契約をしなかったから帰ってこれたんですが、本名を書いてしまったハクは帰ってこれないですね。


そんな、色々と考えさせてくれる「千と千尋の神隠し」の全編がこちらから鑑賞できるので是非見てみて下さいね。
千と千尋の神隠し

トンネルを抜けた不思議な街を舞台に、繰り広げられる様々な物語を描いた作品、
「千と千尋の神隠し」。

是非、ご覧下され。

千と千尋の神隠し


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