登録販売者の皆様
お仕事お疲れ様です。
本当にに暑いですね。
室内にいても熱中症になるような状態です。
お仕事柄、そうは言っていられない場合もあるかとは思いますが、せめて水分補給やミネラルを補給をして下さいね。
今回は、私の知り合いの登録販売者さんから聞いた話です。
そのお店の店長さんは、とにかく管理能力がないとの事です。
特に在庫管理能力が無いとの事です。
それこそ、品出ししたダンボールがそのまま置いていても、パートの人に何も言わないとの事です。
これでは、バックの在庫置き場が整頓されていないだろうなと思いました。
私が本部でSVをしていた頃、もちろん店内の売場を見ますが、バックの在庫管理が出来ているかも見ていました。
店内の売場に関しては、棚割りがあるので、ある一定の定番の売場になっています。
(その後の売場管理は必須です)
この在庫管理能力の無い店長さんは"交差比率の事をご存知なのだろうか?"と思いました。
店長を任されている以上、利益を上げる数値管理は必須です。
在庫が利益をどれぐらい上げているのかはとても重要です。
交差比率🟰在庫回転数️粗利益率
在庫回転数🟰売上高÷平均在庫高
粗利益率🟰粗利益÷売上高
交差比率が200以上ある商品は、優秀と考えています。
商品によって、色々なタイプがあります。
分かりやすいのは、次の2つかと思います。
ある一定の期間で考えた時に
@粗利益率5%ですが、40回転以上あれば、交差比率は200以上
A粗利益率40%の商品は5回転以上あれば、交差比率は200以上
@は良く回転するので、品切れに注意が必要になります。
Aはあまり回転しないので、過剰在庫に注意が必要になります。
B1番の稼ぎ頭は、粗利益率が高くて回転率も良い商品になるのは、お分かりになるかと思います。
Bの状態になる為には、粗利益率の高い商品を育てて行く必要があります。
これは、いわゆる重点商品やキャンペーン商品になるかと思います。
このような商品は過剰在庫は気になりますが、育てて行くと決めたのなら、チャンスロスはしたくないので、ある程度の在庫を持つ必要があります。
Aの商品は、回転していないので、店内だけでの在庫管理で対応出来るかと思います。
@の商品は、品切れしないように注意が必要ですから、バックでの在庫管理はとても重要になります。
同じ商品が同じ場所で管理されていれば良いですが、それが分からないとしたら、商品を探すのにも時間が掛かりますし、逆に在庫過多になっているかもしれません。
いわゆる定番の商品は
中回転で中利益率の場合が多いです。
バックの在庫管理が悪ければ、この定番の在庫管理にも影響が出てきます。
交差比率を上げる為には、粗利益率を上げるか在庫回転率を上げるかになります。
粗利益率を上げるのは難しいですね。
安易な値上げは、回転率を下げてしまいがちなので、慎重になるかと思います。
在庫回転率を上げる為には、販売機会を増やす事か在庫数を減らす方法があります。
販売機会を増やす為には、売場でのエンド陳列などで、目立つような事が考えられます。
在庫数を減らすのは、バックでの在庫管理が必須です。
@の商品は、品切れ注意をしながらも、複数箇所に同じ商品を置かない事も必要です。
1番に在庫を減らしたいのは、利益率も低い上に回転率も悪い商品を在庫一掃セールでもして、バックの在庫のスペースを作る必要もあります。
利益を管理するのには、粗利益率の高い商品を育てるとともに、適正在庫にする為に、在庫管理は必須です。
売場の面積は広くても、バックの在庫を置く面積が狭い店舗もよく見かけます。
そういう店舗こそ、キッチリとした在庫管理が出来ていないと利益は出にくいと思います。
在庫管理能力の無い店長さん
利益を上げたいと考えた時に、重点商品やキャンペーン商品の売上を上げる事にだけを考えずに、在庫管理もしっかりと考えたらどうでしょうか?
品出しした後のダンボールもそのままにしているのを放置出来ますか?
さあ、店長さんもこれから店長を目指す社員さんも、今日からパートさん達と一緒に在庫管理をして行きましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございます。
(本ページはプロモーションが含まれています)
市販薬ランキング
社会貢献・慈善事業ランキング
くすり・薬学ランキング
お店・店舗ランキング
資格・スキルアップランキング
にほんブログ村
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image