2019年01月01日
7step株式投資メソッドーそのF
本日は建て玉操作について再度考察してみたいと思います。
7step株式投資メソッドの中では、相場先生がいろいろなパターンについて
詳細に解説しておりますので、そちらで具体的に勉強してもらいたいと思い
ますが、うねり取りと雖も建て玉操作についてはトレーダーの個性が反映
されますので、損益の出方にも格差が出てくるという事は理解していただき
たいと思います。
【相場師朗】 7step株式投資メソッド
又建て玉のスタイルにつきましても、上げを取る人、下げを取る人、上げ下げ
両方を取る人と各人によって得意とする持ち味がありますが、これは決して
両方取る人が上手で片方しか取れない人が下手という事ではありません。
3人3様で自分のやり方で利益を確実に上げているという事が重要なのです。
ここで再度理解していただきたいのですが、うねり取に於いては経済学の
研究が重要なのではなく、建て玉操作に精通するという事が一番大切だと
いう事です。そういう意味ではピアノや水泳の上達に似ていると思います。
ピアノにしても水泳にしても、幾ら本を読んで知識を増やしても実際に弾く・泳ぐ
練習をしない事には話しになりません。こつこつ毎日練習を繰り返す事で少し
づつ技術の向上を図り、最後は無意識に身体が反応するようになる訳です。
建て玉操作も同様で、何度も間違いを繰り返しながら、徐々に建て玉の精度を
上げて行く、多少の個人差はあると思いますが、今日やって明日できるという
底の浅いものではありません。
このような技術の習得ですから、才能よりも出来るまで何年でも諦めずにやる
という自己の信念のほうが重要です。そして広く浅くでは無く、狭く深く自分の
専門をとことん追求していく事が、プロへの第一歩と云えるのではないでしょうか。
具体的には実践練習で数をこなしていく訳ですから、最初から大きな建て玉を
したりは出来ません。そんな事をすれば技術の習得の前に市場から退場と
いう事になってしまいます。最初は最小の取引単位で二分割一括手仕舞いを、
1銘柄について自分なりに納得感が出てくるまで繰り返します。又、この期間は
多くの利益に拘らないで、とんとんかちょっとの利益で手仕舞う事でOKです。
飽くまでも練習ですので、欲を搔く事は厳禁です。
それともう一つ大切な事は必ず0を作るという事です。二分割の場合は意識
しなくとも、1−1−2の比較的短期の売買になりますので0を作り易いと思い
ますが、上手になって5分割、10分割と玉を増やしていく時は、更に重要と
なります。二分割の練習の時から常に定期的な手仕舞いを意識して下さい。
最後に要約しますと建て玉操作の要諦は
@ 自分なりの売買をする(自分に合ったスタイルの売買)
A 分割売買をする(ためし玉の活用等)
B ゼロを作る(区切りをつける、不利な玉を切る)
以上。
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2018年12月15日
7step株式投資メソッドーそのE
本日は株式投資におけるヘッジとメンタルについて考察してみたい
と思います。
7step株式投資メソッドに於いては実践編の建て玉操作の中で、ヘッジ
について具体的に詳しく述べられています。うねり取りの中では唯一
ヘッジとしての空売りの為にのみ、信用取引を採用しています。信用
買いは基本的にやりません。それは資金管理の為ですが、つまりは
信用取引に於いては資金の約3倍まで売買が出来、上手く行けば大きな
利益となりますが、失敗すれば即退場という事態になるからです。
メンタル面では勿論相場で損失を出す事が一番厳しい訳ですが、その
耐えうる限度についてはトレーダーによりまちまちです。1万円の損失も
我慢できない人もいれば、100万円の損失にも平気で耐えられる人も
います。当然動かす資金量によっても異なりますし、相場経験、自分のお金
、他人のお金、その他個人的気質等により様々です。
【相場師朗】 7step株式投資メソッド
それでは100万円の損失に耐えられる人が素晴らしくて1万円の人は駄目
なのかと言うと、物事はそう単純ではありません。相場格言でも云われて
おりますが、相場では勝つ事よりも負けないようにしていく事が重要である
と云う事です。そういう意味では気の小さい人の方が大勝は出来ないかも
しれませんが大負けもないので、息の長い相場人生を全うできるかも知れ
ません。
メンタルについては相場に限らずスポーツ他勝負の世界では、数多くの本が
出版されていますが、その言うところは実践と経験を積み重ねていく事で、
自分のメンタルの限界を広げていく事が肝要という事です。実力も無いのに
大きな勝負に出れば、間違い無く一発退場という事になりますし、余りにも
損失を恐れて小さい勝負しかしなければ、それも又大成に繋がりません。
経験を積んでいく中で自分なりの売買手法を確立して行き、自分の得意の
パターンになった時にのみ間髪を入れず勝負に出る、こんな感じでしょうか。
そんな中で話はヘッジという事に戻りますが、ヘッジもそういう意味では
トレーダーのメンタル面を補佐する技術と言えるでしょう。相場に絶対は
ありません。念入りに検討してエントリーしたとしても、想定外の方向に株価
が動く事はしょっちゅうです。勿論仕掛けたばかりでしたら単純に損切り
すれば良い訳ですが、かなり買い進んだような後では、そう簡単に損切りは
出来ません。そのような時に反対売買により持ち玉をヘッジできれば、次の
展開がある程度読めるようになるまで精神的にも耐えられますし、結果その
状況を凌ぎ易くなります。
まあこれがヘッジの効用ですが、下手にやると返って収拾がつかなくなる事も
ありますので、7step株式投資メソッドで十二分に練習した上で、実践に
取り組んで欲しいと思います。 それでは又。
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2018年12月01日
7step株式投資メソッドーそのD
本日は7step株式投資メソッドの肝となるうねり取りという手法に関して
考察してみたいと思います。
【相場師朗】 7step株式投資メソッド
売買手法はそれこそ星の数程あり、夫々の手法で確実に成功している
プロは存在します。只、プロと雖も得て不得手は当然ある訳で、買いを
得意とする者、売りで勝負する者、デイトレ、中長期、テクニカル、成長株
、割安株、新規上場狙い、トレンドフォロー戦略等々。
但し、長期に渡って生き残って行く為には、一過性の手法では話になりま
せん。出来るだけ優位性のある、再現性のある、市況に比較的囚われない
、技術的要素の強い方法が要求されます。うねり取りはそういう意味では
自己の売買技術の向上と伴に、安定した収益を確保する事が可能な、
技術的要素の強い手法だと思います。
買いの場合で考えて見ましょう。例えば年初に買って年末に手仕舞いし
500円幅取ったとします。1000株なら50万円の利益となります。只、
株価というものは、上げるにしても下げるにしても全くの一直線に動く訳
ではありません。必ず小さな上げさげを繰り返しながら、上げトレンド、
下げトレンドを形成して行くものです。そのトレンドの過程の小さな上げさげを
細かく取っていくのがうねり取りで、上げトレンドでは買いを基本に、下げ
トレンドでは売りを基本に売買を繰り返して行く訳です。そしてそのように
細かく売買をして利益を積み上げて行きますので、先ほどの年初年末の
売買に比べて数倍の利益を生み出す事が出来るのです。
うねり取りのすごいところは偶然に左右される要素の少ないトレードだと
云う事で、自分の売買技術のレベルに応じて、上げでも下げでもそれなりに
利益を取っていけるという安定感でしょう。勿論闇雲に買い下がったり、売り
上がったりするわけではありません。銘柄のグラフを付けていく事で体得
できるその銘柄特有の癖や前の高値、前の安値に代表される各種目印等
を基に売買して行きます。当然目印と雖もだましも多々ありますので、毎回
必ず利益になるとは限りませんが、途中で起きる想定外の事態にもヘッジを
入れたりしながら対応していく、そこが技術(腕前)の見せ所という事です。
前のブログでも述べていますが、うねり取りは数多くの実践練習を繰り返して
行く事により、自分の弱い部分を確認し修正していく事で、技術の向上を
図っていく手法です。この7step株式投資メソッドの実践編で相場先生の
売買講義を何度も繰り返し参照しながら、実践でも試していく事が相場で
成功する一番の近道と思います。 それでは又。
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