建て玉操作2番手は、売りの二分割の一括買戻し手仕舞いを考えて
見ましょう。但し、前回の買いの二分割一括売り手仕舞いが基本です
ので、それが安定してできるようになってから、トライして下さい。
今回は売り(空売り)ですので、事前に証券会社に申請して、信用取引
ができるようにしておく必要があります。信用取引は普通は6ヶ月で決済
しなければなりませんし、各種管理費用の負担もありますので、だらだ
らと長期に取引する事はありません。
又、このうねり取りでは下げを取るための空売りと、ヘッジとしての空売り
はしますが、信用取引での買いはやりません。それは信用買いをすると
ボラリティが大きくなり、取引リスクが拡大するからです。借株費用も馬鹿
になりません。
それでは今回もチャートに沿って説明したいと思います。
売り二分割一括買戻し手仕舞い
チャートの@の陽腺新値1本目から上げていったとします。陽腺新値を数え
ていきますと、ちょうど7本目Aの位置ですが、陽腺とはいえその前日から
長い上ヒゲが出ています。一回目ですからこの7本目の翌日寄付きで売っ
ても良いですし、粘ってBの位置の陽腺8本新値の翌日売れれば理想的
です。
そして二回目の売りは、Cの前日の陰線並びで大きな上ヒゲの出た翌日
Cの寄り付きで売りたいところです。二分割は分割回数が少ないので、
エントリーのタイミングが大変重要です。特に二回目が重要で、如何に
一回目より有利な価格で、しかも売りなら下げを確認した直後のタイミング
で仕掛けるかが、腕の見せ所となります。
さて、苦労してよいタイミングで売り仕掛けが出来ても、買戻しに失敗しては
何にもなりません。下げの陰線新値を数えていきますと、Dの前日が陰線
新値8本目となりました。翌日はDの位置で陽腺です。しかも前の安値にも
近づいて来ています。この陽腺を兆し陽腺と見るなら、翌日の寄り付きで
手仕舞いしますし、様子を見るならその後の底練り状況の中、十字線の出た
翌日寄付きの手仕舞いとします。
売りは今のような上昇トレンドの状況下では、できるだけ売買ロットを少なく
してやる方が良いでしょう。又、買い上げられると想定外の損失にも繋がり
ますので、常にロスカットかヘッジする事を念頭に置いておいて下さい。
それでは 又。
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