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最近keiさんという方のメルマガを拝読していましたら、とても素晴らしい
言葉がありましたので、自分への戒めの意味も兼ねて紹介しておきます。
但し、keiさんはFXでデイトレードのトレーダーですので、私とはフィール
ド全く違いますが、考え方は大変参考になります。
どなたでも相場の世界に身を置く人でしたら、「損小利大」を知らない人は
いないと思います。それほど大切な事であるにも関わらず、実践できている
人がほとんどいないのは不思議な事です。(私もあまり偉そうな事は言えま
せんが)それは言葉としては知っているが、自分の取引手法の中に生かされ
ていないという事だと思います。
システムトレーダーは必ずこの概念を自分のシステムに組み込んでいると
思います。ちゃんと機能するかどうかは判りませんが、もし組み入れていな
ければ、ドローダウンに会わずとも、そう遠くない期間で退場となるでしょ
う。システムトレードにとっては、その位重要なポイントです。
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つまりは私のような裁量トレーダーにとっても、この損小利大のポイントを
取引の手法として取り込み、更に如何なる場合でもこの原則を守り抜くとい
う鉄の意志が必要という事です。これが自然とできるようになるまでには、
多くの失敗と時間を必要とするでしょう。
一番わかり易い例は、例えば損切ポイントと利確のポイントをどこに置くか
という、エントリーとエグジットの問題です。皆さん夫々のポイントをもっ
て取引をしていると思いますが、銘柄の癖や、トレード時間、その他多くの
要素が絡み合って、一律に決定する事は出来ません。要は損切<利確という
構図にする事ですが、この按配が大変難しいという事です。自分は5勝5敗
でいくのか、3勝7敗でいくのかによって夫々のポイントが変化しますし、
その他のタイミングも大きく変化していきます。その勝率でも利益を確保で
きる為の優位性を、どう構築できるかという事です。
その為には自分で作った手法のルールを徹底して守るという、言うは易く、
行うは死ぬほど難しいメンタルの強さと、損小利大の優位性があなたのトレ
ードルールの中に存在するのかという検証が必要という事ではないででしょ
うか。それでは又。
【相場師朗】のショットガン投資法
紫垣デイトレード塾
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