2018年12月15日
7step株式投資メソッドーそのE
本日は株式投資におけるヘッジとメンタルについて考察してみたい
と思います。
7step株式投資メソッドに於いては実践編の建て玉操作の中で、ヘッジ
について具体的に詳しく述べられています。うねり取りの中では唯一
ヘッジとしての空売りの為にのみ、信用取引を採用しています。信用
買いは基本的にやりません。それは資金管理の為ですが、つまりは
信用取引に於いては資金の約3倍まで売買が出来、上手く行けば大きな
利益となりますが、失敗すれば即退場という事態になるからです。
メンタル面では勿論相場で損失を出す事が一番厳しい訳ですが、その
耐えうる限度についてはトレーダーによりまちまちです。1万円の損失も
我慢できない人もいれば、100万円の損失にも平気で耐えられる人も
います。当然動かす資金量によっても異なりますし、相場経験、自分のお金
、他人のお金、その他個人的気質等により様々です。
【相場師朗】 7step株式投資メソッド
それでは100万円の損失に耐えられる人が素晴らしくて1万円の人は駄目
なのかと言うと、物事はそう単純ではありません。相場格言でも云われて
おりますが、相場では勝つ事よりも負けないようにしていく事が重要である
と云う事です。そういう意味では気の小さい人の方が大勝は出来ないかも
しれませんが大負けもないので、息の長い相場人生を全うできるかも知れ
ません。
メンタルについては相場に限らずスポーツ他勝負の世界では、数多くの本が
出版されていますが、その言うところは実践と経験を積み重ねていく事で、
自分のメンタルの限界を広げていく事が肝要という事です。実力も無いのに
大きな勝負に出れば、間違い無く一発退場という事になりますし、余りにも
損失を恐れて小さい勝負しかしなければ、それも又大成に繋がりません。
経験を積んでいく中で自分なりの売買手法を確立して行き、自分の得意の
パターンになった時にのみ間髪を入れず勝負に出る、こんな感じでしょうか。
そんな中で話はヘッジという事に戻りますが、ヘッジもそういう意味では
トレーダーのメンタル面を補佐する技術と言えるでしょう。相場に絶対は
ありません。念入りに検討してエントリーしたとしても、想定外の方向に株価
が動く事はしょっちゅうです。勿論仕掛けたばかりでしたら単純に損切り
すれば良い訳ですが、かなり買い進んだような後では、そう簡単に損切りは
出来ません。そのような時に反対売買により持ち玉をヘッジできれば、次の
展開がある程度読めるようになるまで精神的にも耐えられますし、結果その
状況を凌ぎ易くなります。
まあこれがヘッジの効用ですが、下手にやると返って収拾がつかなくなる事も
ありますので、7step株式投資メソッドで十二分に練習した上で、実践に
取り組んで欲しいと思います。 それでは又。
【相場師朗】のショットガン投資法
紫垣デイトレード塾
人気ブログランキングへ
にほんブログ村
株式投資ランキング
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3529315
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック