さてトレンドフォローシリーズも第三弾となりました。前回はトレンドフォロー
に適した指標についての考察をしましたが、今回はやや精神的な事になりますが
、投資についてどう考えるかという相場哲学について考えてみたいと思います。
皆さんは投資の目的というとどういうイメージでしょうか。勿論ある程度のリス
クをとって投資する訳ですから、資産の拡大が第一義だと思います。そしてその
結果として人生を豊かにしていく事でしょうか。自分も含め、家族、周りの人、
そして世の中の多くの人に投資をしていく事で貢献する。まるでウォーレン・バ
フェットのようですが、彼の生き方も理想の1つだと私は思います。
いずれにしてもそうしていく為には、それなりの合理的な投資行動が要求されま
す。つまりリスクを取りながらリターンを得る訳ですから、ハイリスクハイリタ
ーン、ローリスクローリターンをよく理解して相場に臨むという事てせしょうか。
その中でのテクニカル分析の役割といいますと、しっかりと現状のトレンドを確
認した上で、そのトレンドに沿った投資行動をとって行くという事です。具体的
には、@上昇トレンドであれば、買いで利益を追求する。A下降相場では買いを
行わず、買いポジションを持たない。B下降相場では売りで利益を追求する。と
いう当たり前の行動を取る事です。
テクニカル分析と雖も相場の予測は出来ない事を知り、相場を当てようとするので
はなく、トレンドに乗る事に集中するという認識が大変重要です。投資家として
出来る事と出来ない事を理解する。つまり出来ない事とは相場の予測、出来る事
とは損失を抑える事だけという理解です。
話がどんどん抽象的になっていきますが、この相場についての考え方という点で
は、なかなか具体的に説明出来ません。相場参加者の意思を知る事、自分の運用
資産を管理する事、目標に沿ったポジションを維持する事、自分で判断し自己責
任で行動する事等重要な事ですが、言葉での説明は余り意味が無いと思います。
少しでも優位性のある手法(ここではトレンドフォローという事ですが)を数多く
経験していく中で、自分なりの投資手法を作り上げていく。手法には完璧なもの
はありません。どんな手法でも騙しは防げませんし、相場環境によっては正しく
機能しない事もあります。そういう事を全てとは言いませんが、ある程度理解・
妥協した上で自分なりの投資スタイルを作り上げる事は、自分しか出来ません。
日々の投資経験を通じて、ほんの少しづつでも優位性の増したものを作り上げて
いく。言ってしまえば、これだけの事です。それでは又。
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