ネコババ式コミュニケーションメソッド
猫屋敷さんと馬場園先生が頭の中でゴチャゴチャになった結果ネコババ式さんが爆誕した。
お、、、おもしれー女!
それでも湾岸第二中は優しい世界なのでいろはのフォローで暖かく迎えられる。
いろはとまゆは転校前から出会って話をしている。
その経験と文脈があるから、名前を間違えた自己紹介など物の数ではないのだ。
うーん、ハイコンテクスト。
自己紹介にハイコンテクストの跡を無理やり見つける必要もなく、
猫屋敷さんの言動には心情と矛盾するような演出が多く、それを表す行動がとても良い。
学校を案内してくれるいろはに、他の生徒が声をかけたときなどがクライマックスだろう。
いろはにはたくさん友だちがいるんだね、という言動とは裏腹に、
心ここにあらずといった感じで上履きを弄ぶ足元が映される。
野暮を承知でいえば、私だけが特別じゃないんだという質感が見事に出ている。
さらには最後のカーテンを開くシーン。
ユキの行動がまゆにカーテンを開かせ、気持ちのいい風が吹き込んでくる。
二人の関係性、これから待っている展開を予見するような描写だ。
っていうか、猫屋敷さんだけ描写が京アニなんだよな…。
わんぷりが言葉の文脈を大切にするシリーズだというのなら、
まゆはハイコンテクスト表現の申し子なのかもしれない。
幼児の町探検!
湿度の高い表現に挟み込まれるようにIQ2のイヌ人間が学校を目指す珍道中が描かれる。
次から次に現れる街の誘惑に右往左往するこむぎが楽しい。これほんとに同じアニメなの??
今回の話は学校とまゆが主役で、こむぎの合流は「いつものやつ」で省略してもいい。
それをやらず、幼児の町探検のような楽しいストーリーになっている。
視聴者を楽しませようという意気込みが伝わってきて嬉しい。
自習はこむぎも中学生に… ってまじで?!
学校来るのにあれだけ目移りしてちゃ無理でしょ。
そもそも入学できるのかな、、、と思ったら義務教育は強かった。
「学校教育法では、子どもを小中学校に通わせる義務が保護者にあると定めており、就学に戸籍や住民票の有無は関係なく、市町村教育委員会に申し出れば通学できる」
そうなのか!
珍道中もただ楽しいだけじゃない、次週への大きなフックになっている。油断ならないぜ。。。
仮面ライダーガッチャード 28話:やった! 野生の悪人だ!
久々の日常回。当然のように野生の悪人も登場する。なんでだよ。
クソカス人間を見下ろして「人間は醜いね」とマルガムを召喚するアトロポスちゃん様。
ほんま返す言葉もございませんよ。
野生の悪人よりも唐突に登場したスターシャイン星野とそれに感化された加治木。
めんどくせえ説明を全くせずにこういうサプライズ忍者を出しても「まあガッチャード世界だしな」と納得できてしまうので、この番組は無敵である。
マルガム化してないことで星野の善性まで担保できるのでさらに無敵感が強い。
どうでもいいことだが、学校教育法に照らせばアトロポスも小学校とかに通えることになる。
クロトーが教育委員会に申し出れば良いのだ。無敵!!
爆上戦隊ブンブンジャー 4話:助けてブンブンジャー!
ブンブンジャーがヒーロー承認を受ける。
ベタなんだが、このベタが馴染む馴染む。
思えばこの数年、変な戦隊ばっかりだったもんな…。
ヘイトを集めそうな上部期間から来た役人のねーちゃんも、
カレーを食べていい感じに丸くなっている。
色んな人が言っているが、カレー屋に来てカレーが食べられる安心感はなかなか良いものだなあ。