我々にはTVerがついている
関西は甲子園のためお休み、、、などという時代は既に終わった。
TVerくんによって同日の視聴が可能になったのだ! 30分遅れだけど。
それでも3週間遅れを平日のわけわからん時間の録画で追いかけるよりマシなのだ。
見遅れないでよかったーと思うような見ごたえのある回ばかりだった。
ニチアサも大事なコンテンツなんだし、TVerにバーチャル甲子園のCMとか流してないで、もうちょっと何とかしてくれよABCテレビさん。
あげはさんの姉2人。もちろん成人。職業はモデル。
初の成人プリキュアでギャルで保育士志望でパートナーが少年で、、、と盛り盛りに盛られたあげはさんだが、さらに盛られる。妹だったのか。。。
なにやらプリンセスエルのファッションへのこだわりとからめて、ファッションショーできゃぴきゃぴするお気楽回かと思っていたが、結構重たかった。
親は親、子どもは子ども
あげはさんの姉2人は早乙女という姓で「ん?」と思わされた。
どうやら芸名ではないらしい。いきさつを聞くと早乙女は父方の姓。聖は母方の姓。
3姉妹は両親の都合で離れ離れになっていたようだ。
でも、そんなことはもう関係ない。親は親、子どもは子ども。3人とももう大人だしね!
実際、この話は本当にここまでだったのだが、めちゃくちゃ引っかかる話だ。
あげは自身、完全に吹っ切れてるような絵になっていないのだ。
まりあ「モデルのあげはもいいけどやっぱ保育士さんだね」
— 高木燕一郎二世 (@Miyabi2896__2) August 13, 2023
かぐや「なるっきゃないね、最強の保育士」
という言葉の直後に一瞬見せたこの表情がやや気になる pic.twitter.com/axVEW98dco
これまで成人プリキュアにして最強のギャル、かつ最強の保育士見習いとAパートもBパートも無敵だったあげはさんだったが、
ここにきてあげはさんの持つドラマが明らかになってきた感がある。
最強の保育士という夢とは何なのか? というものだ。
2度の別離とその違いが大きく影響していると想像できる。
1度目の別離は早乙女姉妹との別れだ。両親の都合(たぶん離婚であろう)で否応なく引き離された。
この時のあげはに救いは無かったものと想像できる。
だからこそ、ましろと離れることになった時には大げさなほど傷ついて泣いていたのだ。
幼い子どものあげはには救いとなる「ヒーロー」が居なかった。
そんな中の2度目の別離である。
またも大人の都合で姉妹のように仲の良かったましろと離れることになる。
この時の絶望たるやいかばかりか?
安い言い方だが闇落ちしててもおかしくない。
その時の救いになったのがましろの強さだったのだろう。
この時、あげはは「ヒーロー」を見た。
子どもを救うなにかは確実に存在する。
あの時の自分を救ってくれるなにかがいないのなら、自分がそれになる。
「最強の保育士」はそういう夢だ。多分。
私はこの夢に呪いの要素を感じる。
ソラが知らず知らず「シャララ隊長そのもの」になることを目標にして、それが呪いのように自らを縛っていたように、
あげはの「最強の保育士」像にも少なからず呪いがかかっているのではないか?
今日の話の中でも、あげはが大勢の人の心をつかむパフォーマンスができるのは天性の才能だろう。
過去の傷から発生した夢は有り余る可能性に蓋をする呪いになっているのではないか?
そんな風に思わなくもない。
なんか辛気臭くなる考えなので、外れたほうがいい読みな気がする。
なんせあげはさんも大人だし、何度か悩んだうえで進路決めてるだろうしね。
このままアゲアゲで最終回まで行っても何の問題もないぜ!!
仮面ライダーギーツ47話:予想外の推しの成長。それもニチアサの楽しみの一つよ。
理想のライダーにならなかった景和を追い詰めるケケラだったが、最後はめちゃくちゃ満足そうに消えていった。
そうだよなー。序盤は与えられた役どころに惹かれて見始めるけど、役者さんの成長を実感して最終回近くでジーンとするのもニチアサの醍醐味だよなあ、などと思いながら見ていた。
嫌なところで我々と未来人たちのシンクロ率が高い。
ギーツ一番の大化け枠、ナッジスパロウ氏も活き活きとしていた。
ジャマト化した体ではあるが、それを活かして(悪用して?)ケケラの仮面ライダー=景和だけ、縛りをかいくぐる。
しかも自分の育てたジャマトは思い通りに操れる。便利〜〜!
ライブ感で生き残っているかと思いきや、「すべてを知りたい」というモチベーションが根幹にあるので、
「〜〜も知りたいと思ってね」と言うと森羅万象全てが行動の理由付けになる。
つまり何をしてもキャラがブレないのだ。
うーん、この五十鈴大智というやつ、令和最大の発明かもしれん。
王様戦隊キングオージャー24話:デズナラク8世様〜〜!!
夏祭りトンチキ回。
ンコソパのサイバーグラスはAmazonで1580円。搾取だ!
ンコソパのサイバーグラスAmazonで1580円なのを最近知ったhttps://t.co/nRazeuSnsY pic.twitter.com/BJPLxfy5R9
— ゲームブロガー双葉ラー油 (@daikai6) August 13, 2023
などと気楽に構えていた時代が私にもありました。
今日の主役は奈落の王ことデズナラク8世。
圧倒的武力でチキュー人類みなごろしにするマンをひた走る理想的な悪役。
でも狭間の王ジェラミーを前に、一族を代表して怒りを語る彼は追い詰められた国の指導者そのものに見えた。
思えばジェラミーからは子ども扱いされるなど、外見からはわからないが本当に若い王だったのかもしれない。
人間から見たら悪役に見える「みなごろし」などの主義主張も、抑圧された一族の恨みを純粋に晴らそうとした若さの表れだったのかもしれない。
「明るい」
そう言ってマグマに落ちた奈落の王の心境はいかばかりか。
キングオージャーのドラマにめちゃくちゃ深みが出てきてしまった。
おもしろいのは良いけど、どうすんだこれ?
マグマ落ちは生存フラグ、とかだといいんだけど...