シャララ隊長を卒業。親離れ、子離れ回。
仲間と共にシャララ隊長を助けたソラ。
隊長からも直々に「導けるのはここまで」と卒業証書をもらう。
ここからは独自のヒーローガールを目指すソラの旅が始まるのだ。
ペンダントを返したのが印象的だった。
ヒーローへの憧れの象徴のようなアイテム、見方を変えれば理想のヒーロー像にこだわる呪いのアイテム。
誰も犠牲にならなず、ソラのステージが一段階上がる。
非常にきれいな師匠越えイベントだった。
見ようによっては呪いが解けたのはシャララ隊長のほうかもしれない。
それは物語の構成的にもしっくりくる。
幼いころのソラから受け取ったペンダント=理想のヒーロー像という呪いである。
長らくこの呪いのとおりのヒーロー像を全うしてきたシャララ隊長だが、
ペンダントを成長したソラに返すイベントを経て新しいヒーロー像=ヒーローガールのモデルを得る。
かくしてシャララ隊長にかかった呪いが解けるという物語だ。
マグカップで薬湯を飲むシャララ隊長は可愛かった。
呪いが解けた今、シャララ隊長のヒーローではないガールの側面も描かれたらいいなと思う。
育児放棄の一番星
プリキュア名物、微妙に無責任な感じの上位存在!
子供のいない王族にプリンセスの育児を預けていたのだ!
上位存在の都合で子どもを預けられたり取り上げられた離、王様たちかわいそうだなあと思わなくもない。
かりそめの親というのは儚さがある。しかしどんな親もかりそめだ。いずれ子は離れていく。
一足先に王様たちの子離れイベントを行ったのだろう。
(シャララ隊長も弟子の呪いから解放されたし、この辺リンクしてるね)
一番星と言えば、アンダーグ帝国のトップもソラの上から語り掛けてきた。
ひょっとして似た感じの存在だったりします? 親戚とか?
プリンセスの養育権を得て晴れて再び舞台はソラシド市へ。
一番星さん、また出てくるのかな? ブーイングは覚悟しとけよ。
仮面ライダーギーツ44話:Fantasyバックル、かりそめの親子つながり
ナーゴがFantasyバックルを使ってベロバを圧倒。
ガードをすり抜ける攻撃など、上級者向けのギミックっぽい。楽しいアクションだ。
鞍馬パパが異常なぐらいボロボロで搬送されていて笑ってしまった。
上位存在に振り回される親として複雑な感情が現れていて、印象的で見どころのある役どころだった。
オフショットでもふざけておられた様子。
本編では死にそうだったのにオフショットふざけすぎて駄目だった#nitiasa #仮面ライダーギーツ pic.twitter.com/ZT8MHIpzLE
— オラプー・仮面ライダー推し (@orapu_) July 16, 2023
王様戦隊キングオージャー20話:圧倒的いい人感
冒頭から政略結婚しているラクレス王である。その虚無顔は何だ!
立場的には利用されているはずのスズメ殿の方がニッコニコである。腹の座り方が違う、っていうかこの子が一番器デカいよ。
ラクレス王は邪時暴虐の暴君。
レスバするラクレス自身はそのスタンスを崩していない。
しかしかつての理想を問いかけるギラや、側近ボシマールの死に対するリアクションなど、
「この人無理して悪役やってね?」という兆候がちらほらと見える。
真相はわからないままだが、崖から落ちて無事に生存が確定した。
(この文化異常だよなぁ…)
あとあの「声のデカいモブ」ことゴローゲが声で負けた。
地味に世論の流れの変化を表しているようなシーンだった。
便利なキャラだな、ゴローゲ。