さらばカバトン。水落は生存フラグだ。
タイマン勝負、粛正からの救出を経て、スカイの強さを認めたカバトンは退場した。
もう会うこともないでしょう、と作中の人物直々に認定をもらう堂々の退場だ。オールアップお疲れ様です。
プリキュアの覚醒、特にスカイ、ウィングという夢を追うポジションのプリキュアのダークサイドのようないい悪役だった。
またおでん屋で会えるといいな。おでんというのはいいものですね。
カバトンはスカイに本当の強さを見出して退場した。
カバトンの役割を振り返ると「本当の」何かを見出すためのキャラクターだったという気がしてくる。
ソラの場合は「本当の」ヒーローとはどんなものか?
ツバサの場合は「本当の」夢はどんなものか?
カバトンとの対決を通してそれを見出し、プリキュアになっている。
カバトン自身は盲目的に強さにこだわる悪役として登場した。
そんな彼が「本当の」強さとは何かを知り、悪役としての役割を終えるのはとても美しい。
外側がコミカルだったのも良かった。卑劣な行動でヘイトを集めながらもどこか憎みきれない。
そして独白やふとした瞬間に見せるマジトーンのイケボが背景を想像させて深みを与える。
いいキャラクターだった。
粛正の雷。アンダーグなのに?
物語としては「アンダーグ帝国」の存在をソラ達が知るという大きな動きがあった。
地下っぽい名前の帝国のわりにカバトンを粛正するために放ったのは雷だった。
そこは落とし穴とかじゃねーの? と思わんでもないが、やはり設定上の必然があると見るべきだろう。
天空属性っぽい雷を使うということはスカイランドと縁のあるものかもしれない。
また「サンダー」と言えばブラックサンダー&ホワイトサンダー、つまり初代の決め技プリキュアマーブルスクリューだ。
(ちなみにあの技の力感は未だに最高傑作の域だと評価している)
トゥルーヒーローとアンダーグ帝国の関わりを疑う意見も見られるが、さらに初代プリキュアに関係ありそうな属性まで絡めてくるのはワクワクする。オマージュがうまい。
キャラクターの出し方をゆっくりと丁寧な展開にしているひろプリだが、縦軸はしっかり進んでいる。
このあたりも見ていて気持ちのいいポイントだ。
キュアバタフライはいつ出てくるんだろうか?
さて、満を持しすぎてなかなか出てこないのがキュアバタフライだ。
悪役の交代まで引っ張ったことを考えると、キュアバタフライの物語はカバトンと対応していないと見るのが良いのだろう。
あげはさんの本当の夢はブレない。最強の保育士目指してまっしぐらなのだ。
そことは別の壁が立ちふさがり、それに対応する悪役が出てくるのではないかと思う。
作戦に失敗したり、学校の課題を貯めたりしてるあげはさんなので、夢を叶えるための能力とかそういう壁になるのかなあ。
仮面ライダーギーツ32話:すべての仮面ライダーをぶっ潰す!!
オーマジオウかな?
ジャマト側の勝利でデザグラはバトルロワイアルに突入だ。
1期からの変遷を見るとなかなかに面白い。
1期:デザグラのゲーム設定。ゲーム性の高い競技でNo.1を競う。
2期:デザグラの運営。プロデューサー交代でリアリティーショー的な演出に。
3期:デザグラのビジネスモデル。スポンサーの存在が明かされる。世界を搾取する構成から運営主体はジャマトに。
デザグラの本質に迫りつつ、それに応じたゲーム形式に遷移していっている。
この辺についていけるとギーツは見ていて楽しい。
王様戦隊キングオージャー8話:ギラ争奪戦開始!
決闘はラクレスの勝ち!
死人扱いになったギラ=キングオージャーの起動キー=世界最高の武力を巡って各国の王が動き始めた!
ちなみにニチアサ決闘ウィークの結果は、
〇ソラーカバトン×
×ギーツーバッファ〇
×ギラーラクレス〇
でヒーロー側の1勝2敗。負け越しだった。
意外!!