山へ行くぞ少年!
ハマーを駆るギャルは少年を山に誘う。
あげはさんの日常力が強い。夏だったら全員海に連れていかれたに違いない。惜しかったぜ。
謎の替え歌を歌いながら一行はラソ山に向かう(何だこの名前?!)
初心者マークを張り付けたハマーはピヨちゃんという愛称らしい。
周辺情報からあげはさんのキャラクターが作られていく。
「少年」呼びはやめてください、の話を経て
あげははツバサを「少年」と呼ぶ。
ツバサはそれが気に食わない。うーん、そういうところが少年なんだぞ!
あげはにバカにするような意図は無かろうが、やっぱり年少の男子なので無意識に軽く見ているところはあるだろう。
いい感じにすれ違っている。
あげはとエルを人質に取ったランボーグ戦の最中では、呼称が「ツバサくん」になる。
これで「少年」問題は解決かぁ、いい話だった! と思ったら最後のシーンではまた少年呼びに戻っていた。
まだあげはとツバサの間の溝は埋まらない。
今後さらに強烈なエピソードが待ってるのだろうか? 今回もたいがいだったのによう!!
あげはさんの目線、感性
あげはさんは直感的に答えにたどり着く感性を持っているような印象だ。
謎解きを解くために山の頂上から見たらいいのでは? という視点。
ランボーグの拘束から逃げ出すには「じゃんけん」に持ち込めばいいのでは? という発想。
流石は成人。人間力を感じる。
特に「じゃんけん」の下りは深く考えればなかなか恐ろしい。
グーをパーにする、というコミカルな絵面だが、本質は「カバトンは優劣をつける勝負から逃げられない」という敵の志向を見抜いているようにも見える。
カバトンは力、勝敗にこだわる敵役だ。そのことを逆手に取る戦術というのは恐ろしい才能と度胸である。
ランボーグとかいう怪物に「ねえ君」と話しかけちゃうぐらいなので、その度胸は推して知るべしだ。
ギャルとか言うレベルじゃねーな。
カバトンは割と必死で勝とうとしている
今回のカバトンの作戦、戦闘経験の浅いウイングが孤立したところを1:1で撃破する、というものになったと思われる。
これまでの経験上、プリキュアに集まられると勝つのは難しいとの判断だろう。正しい。
今回も結局プリキュアの集合を許してしまって敗北した。
どうやら次回はタイマン勝負らしい。
これはカバトンの罠なのか? と疑われもするが、カバトンはマジで勝つためにこれを仕掛けたんじゃないかと思う。
卑怯者が勝ち筋を考えに考えた挙句、敵の騎士道に期待してタイマンを申し込むというのは面白い。
ここで、カバトンの強さ、怖さを知っているのは1:1で戦ったことのあるソラだけなのだと気づく。
カバトンをTUEE!と言ってあげられるのはソラだけなのだ。
この辺がカバトンの救済になればいいのだが。
別にサクっと退場してもらってもいいっすけどね。
仮面ライダーギーツ31話:幸福の総量は一定
デザグラは脱落者の不幸を原資にして勝者の願いをかなえている。
幸福の総量は一定のゼロサムゲーム...。
この情報が本当だとすると、ベロバの行うジャマトグランプリも本質的にはデザグラと同じということが分かる。
誰か一人の願いをかなえるということはその他大勢を不幸にするということなのだ。
ジャマトグランプリの本質はデザグラの欺瞞を暴くことだ。
しかし、元も子もない意見だが、ジャマトグランプリは「デザグラの本質を暴く!」という露悪趣味が前に立っている。
そのせいでゲームが面白くない。おそらくは意図的に。
その意味ではデザグラのほうは「ゲームの面白さ」に気を配ってたように思える。
王様戦隊キングオージャー7話:「私のもの」の意味は「私の獲物」だった
ヒメノの過去が明らかにされた。
さらに「神の怒り」という過去の大事件も。
この辺の世界の作り込みがめちゃくちゃおもしろい。
神の怒りはイシャバーナだけではなく他国にも影響したはずだ。
今のちぐはぐな王、国のスタンスもこの辺に原因があるんだろうか?
ギラに続いてヒメノもシュゴットと心を通わせた。
すこピという名前がカワイイ。