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2019年01月24日

SurfaceGOにAndoroidをインストール(インストール編)

さて、前回まででメディア、ディスク領域の準備が整いましたので、SurfaceGOへのAndroidインストール、いよいよ本番のインストール編です。
※本記事はあくまでもAndroidx86-8.1Rc2バージョンでの検証結果です。正式版r1ではインストールまでは出来ますが、その後のwi-fi設定や、アプリのインストールは出来ません。r2での改善を強く要望します。
初めにSurfaceGOにAndroidをインストールするには、以下のようなハードウェアが必要です。
・インストールメディアとなるSDカードまたはUSBメモリー
・SDカードリーダー(メディアがSDカードの場合)
・USB-HUB(必須)
・有線接続できるキーボード
特に最後のキーボードは重要です。
理由は、Androidx86のインストールプログラムはタッチパネル非対応だからです。
つまり、メニューの選択や数値の入力は物理キーボードでしか出来ないということです。
幸い手持ちのBluetoothキーボードはマルチペアリング+有線接続対応だったので大丈夫でしたが、Bluetoothにしか対応できないキーボードではインストールプログラムは操作できません。(インストールプログラム上ではBluetootnが動かないから)
ちなみに、専用タイプカバーは有線接続と同じ扱いなので、たぶん大丈夫だと思います(あくまでも推測)

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ということで、まずはSurfaceGOを起動した状態で、本体にUSB-HUBを接続し、機器類をゴテゴテとつなぎ込みます。
↓SurfaceGoに機器類をつなげた様子。かなりごちゃごちゃしますが、これでインストール操作を行っていきます。
DSC_3136.jpg
機器をつなぎ終わると、一度Surfaceを再起動し、BIOSにハードウェアを認識させる必要があります。
その際には、インストールメディアは抜かずにセットしっぱなしにしておく必要があるようです。
Surfaceを再起動した後、設定メニューを開き、更新とセキュリティの項目を選択します。
setup1.jpg
次に、回復の項目を選択すると、画面の下段の、PCの起動をカスタマイズするという項目のところの今すぐ再起動と書いているボタンをクリックします。
setup2.jpg
すると、オプションの選択画面が出てきますので、デバイスの使用をクリックします。
DSC_3137.jpg
デバイスの一覧が出てきますので、Linpus Lite をクリックします。
(画面上のAndroidは初期的には出てきませんので無いものとして見てください)
DSC_3138.jpg
すると、Androidx86のインストールプログラムが起動します。
起動したら、上から3番目のinstallationを選択し、Enterキーを押します。
DSC_3139.jpg
ちなみにここで一番上のLiveを選択すると、インストールメディアから直接Andoroidx86のお試しモードを起動することができます。
但し、あくまでもお試しモードなので、起動するたびに初期設定をやり直す必要がありますが、動作的にどんなものかを体感するには十分使えると思います。
とりあえず今回はマジインストールを行う記事なので、インストールを進めていきます。
インストールを起動すると、インストールプログラムが走り出します。
まずはAndoroidベースのカーネルが読み込まれ、システムが起動します。
DSC_3140.jpg
次に、インストールするディスク領域を聞いてきますので、領域一覧から、前回作成した領域を選択します。
見分け方は領域の種別にfatという文字が入っていることで容易に見分けられると思います。
DSC_3141.jpg
領域を選ぶと、その領域をフォーマットしなおすかどうか、またどの形式でフォーマットするかを聞いてきます。ここでは、最もパフォーマンスに優れているext4を選択し、fat32領域を再フォーマットします。
DSC_3142.jpg
フォーマットを選択すると、入っているデータが全部消えるけどいいか?と英語で聞いてきますのでカーソルキーでOKを選んでEnterを押します。
DSC_3143.jpg
フォーマットが終わると、EFI-GRUB2をインストールするかどうか聞いてきます。これもYesでEnterを押します。
DSC_3144.jpg
次に、システム領域に書き込み権限を取得するかどうかという意味の内容を聞いてきますので、これもYesでEnterです。(いわゆるRoot取るかどうかってやつですが、これを取っておかないと後で大変です)
DSC_3145.jpg
これでインストールに関する選択項目は全てなので、指定した領域にデータのコピーが始まります。
DSC_3146.jpg
インジケータが満タンになるとインストール完了です。
そのままAndoroidを起動する(Run Androidx86)か、再起動(Reboot)するかを聞いてきます。
DSC_3147.jpg
そのまま起動を選ぶとAndoroidの初期設定画面が起動します。
インストールメディアを抜いて再起動すると、元のWindowsが起動します。
WindowsからAndoroidを起動するには、冒頭で説明した設定→更新とセキュリティ→回復からPC起動をカスタマイズの中の今すぐ再起動ボタンを押すと、メディアの選択画面を呼び出せますので、そこでAndoroidを選択すると、
DSC_3150.jpg
Andoroidのブートマネージャーが起動し、数秒後、自動的にAndoroidx86が起動してきます。
DSC_3151.jpg
起動中は画面中央にAndoroidのロゴが表示されますが、1分前後で初期設定画面が出てきます。
DSC_3152.jpg
まずは言語の選択から始まり、Wi-fiの設定、新規端末として設定するか、既存端末からアプリを引き継ぐかの選択、Googleアカウント設定などを経て、最終的にAndoroidのホーム画面が出てきます。
DSC_3153.jpg
DSC_3154.jpg
DSC_3161.jpg
DSC_3162.jpg
ここでは一般的なタッチ操作に向いているLauncher3を選択しています。
これで、SurfaceGOでAndoroidを使うことができるようになしました。
ちなみに、Windowsへの戻り方ですが、一度再起動するとWindowsに戻ります。
ただ、その戻り方が曲者です。
実はSurfaceGOのスリープボタンでは、このAndoroidx86は再起動出来ないんです。
(ほかのノートPCでは、電源ボタンで再起動やシャットダウンのメニューが出てくるんですが・・)
Surfaceシリーズは、スリープボタンを10秒以上押し続けると強制リセットできることは出来ますが毎回それをやるのもちょっとね・・・
ということで、色々調べたところ、コマンドを使って再起動もしくはシャットダウンができることが分かりました。
やり方はというと、まず端末エミュレータを起動します。
出し方は、ドロワーを開き、インストールされているアプリを全部出すとその中から見つけることができます。
DSC_3163.jpg
起動すると、コマンドラインが打てる端末画面が出現しますので、そこで"reboot"と入力し、Enterキーを押します。
DSC_3165.jpg
すると、Androidはシステムをシャットダウンし、再起動されます。
もし、シャットダウンしたい場合は、"reboot -p"と入力し、Enterキーを押します。
すると次回の起動はWindwows10に戻って起動することができます。
ちなみに、このrebootコマンドはroot権限が無いと使えないようです。
WindwosからAndroidに切り替えると、次からは直接ホーム画面が表示されます。
Androidのインストールプログラムを今回初めて触りましたが、前準備はさておき、インストールの操作自体はいたってシンプルだと感じました。
LinuxやWindows10と比較しても、断然ステップが少なく、ほぼフルオートで入るところが素晴らしいのですが、PC側に搭載しているパーツ類のドライバが対応していないとその時点で終了というところがちょっと悲しいところです。(特に正式リリースVer1で動かなくなってしまったのが非常に残念!!)
ということで、とりあえずのインストールは完了ですが、次はAndroidx86をSurfaceGOに入れた時の実際の使用感について書いてみようと思います。


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2019年01月22日

SurfaceGOにAndoroidをインストール(準備編4)

SurfaceGOへのAndroidインストール、準備編としては今回が最後になると良いですが・・・
前回までで、メディアの作成、ドライブの暗号化の解除まで完了しました。
次は内部ストレージの領域確保の段階に入ります。
まず、ディスクの空き領域ですが、Windowsがインストールされている領域がデータで満杯の場合、Androidをインストールする領域は確保できません。
ある程度の空き容量を確保した後、次の手順に進みます。
幸い自分のSurfaceは買ったばかりなので、空き領域はたくさんありました。
今回は16GBの領域を確保してみようと思います。

手順は以下の通りです。

まず、Windows管理ツールのメニューから、コンピュータの管理を起動します。
kanritool_menu.jpg
起動したら、左のツリーの中のディスクの管理を選択します。
setting8.jpg
すると、Surfaceに使用しているディスク領域のマップが表示されます。
もし、暗号化の解除ができていない場合、下記のように、メインのSSD領域が暗号化されているというメッセージが表示されます。
kanritool_menu2.jpg

次に、メインのシステム領域を右クリックし、ボリュームの縮小を選択します。
setting9.jpg
すると、システム領域をどのくらい縮小するかを聞いてきますので、確保したい容量の値を入力します。
setting10.jpg
今回は16GBを確保したいので、16384MBと入力し、縮小ボタンをクリックします。
setting11.jpg
結果、ディスクの領域マップ上に16GBの空き領域が出現します。
次は、この空き領域にパーティションを作成しておきます。
実はここで作成しなくてもAndoroidのインストールプログラム上で領域の確保は可能です。
が、インストールプログラムの画面はテキストベースでしかも英語ということで非常に見にくく、操作をミスするとWindowsのシステム領域や他のリカバリー領域を消去してしまう恐れがあります。
なので、今回は間違いにくいよう、空き領域をFAT32形式で仮に確保しておきます。
まずは空き領域を右クリックし、新しいシンプルボリュームを選択します。
FT32_1.jpg
ウィザードが起動し、ボリューム作成に必要な情報を入力していきます。
まずは開始画面が表示されますので、次へをクリックします。
FT32_2.jpg
次に、確保する領域のサイズを聞いてきます。ここはデフォルトで最大サイズが入っていますので、そのまま次へをクリックします。
FT32_3.jpg
すると、次は、確保した領域にドライブレターを割り当てるかどうかを聞いてきます。
ここは付けても付けなくてもどっちでも良いですが、今回は割り当てない方にチェックしてみました。
FT32_4.jpg
次は、フォーマットする領域の形式を聞いてきます。
今回はほかの領域と区別しやすいよう、FAT32を選択します。
FT32_5.jpg
これで必要な情報をすべて入力できました。次へを押すと、確認画面が出てきますので、
完了ボタンをクリックします。
FT32_6.jpg
元の管理画面に戻り、新たに領域が確保されていることを確認します。
FT32_7.jpg
これで、インストール領域の確保ができました。
次回はいよいよAndroidのインストールプログラムを起動します。




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2019年01月21日

SurfaceGOにAndoroidをインストール(準備編3)

SurfaceGOへのAndroidインストール、前回でインストールメディアの作成ができたので、今回は本体側のディスク領域確保の段階に行きたいと思います。
なお、この一連の記事を書いている最中、Android-x86はバージョンアップを遂げ、Rc2からr1に更新されてしまいました。(簡単に言うと、Rc2:開発版の第2版、r1:安定板Ver1です)
先行検証でr1を入れて試してみましたが、無線LAN、Bluetoothのハードウェアが上手く認識せず、ネット、メール、アプリのインストールいずれも出来ませんでしたので、この記事はあくまでもRc2を入れた時の参考事例という形で紹介するしかなくなってしまいました・・・
とはいえ、このアップデート、一体何をどう安定化させたのか意味不明です。何が安定版なんでしょうね?まだ開発版の方がマシです。英語読めばわかるかもしれませんので、暇な時にでも読んでみようかな?

非常に虚しいですが、r2(安定板Ver.2)ではこのような不具合が解消されていることを祈るばかりです。
目的意識を失った状態で記事を書き続けるのはイマイチモチベーションが上がりませんが、とりあえずやってはみたので、最後まで書いてみようと思います。

手順に移ります。
まず、もしもの時のために、ディスクの暗号化を解除します。
元々SurfaceGOは、盗難等、不慮の事故の対策として、デフォルトでディスクドライブはBitlockerというツールで暗号化されています。
これを行うことで、Surfaceが盗まれた場合、もちろんログインはセキュリティーが掛かっているので出来ないわけですが、筐体を無理やりこじ開け、中のディスクを取り出されて読み込まれてしまうと、データが盗まれてしまいます。
そこで、ドライブの暗号化が効果を発揮します。
暗号化したドライブは、PC本体のセキュリティーチップに記憶された復号キーもしくは、手打ちで入力する方式の回復キー(非常に長ったらしいパスワードと思ってもらえばいいです)を使って復号化しないと、中身が読めなくなっています。
なので、たとえディスクを取り外されてしまっても、中のデータは読み取ることができないわけですね。
ということは、万が一、今回の一連の作業の中でOS領域が破壊された場合、ドライブの回復を行うには回復キーを入力し、ドライブを復号化しないとできないわけです。・・・が、この操作が非常に手間です。
そして場合によってはリカバリーが上手くいかず、クリーンインストールすることになる場合も想定されるわけです。
そうした場合、コマンドプロンプトを使ってドライブの暗号化を解除する必要があり、これまた非常に面倒くさい作業が発生してしまいます。
そこで今回は、ドライブの暗号化を一時的に解除し、不慮の事故で失敗した場合速やかにシステム復元できる状態にしておく事にしました。
やり方はというと
まず、設定メニューを起動し、更新とセキュリティの項目をクリックします。
setting1.jpg

setting2.jpg
項目が色々出てきますので、デバイスの暗号化をクリックして開きます。
setting3.jpg
次に、デバイスの暗号化につてのメニューが出てきますので、オフにするというボタンをクリックします。
setting4.jpg
オフにしようとすると、下記のような注意書きが出てきますので、気にせずオフにします。
setting5.jpg
デバイス(内部ストレージ)の暗号化が解除されます。
処理には数分かかります。
setting6.jpg
ちなみに待ち時間に他の操作をしても大丈夫らしいです。

解除が成功すると、下記のような画面となります。
setting7.jpg

ということで、内部ストレージの領域確保の第1段階で、まずはドライブ暗号化の解除まで説明させていただきました。
次回は領域確保の話を書こうと思います。
一日も早くAndroid-x86のバグフィックスが行われる事を祈りながら、アップを続けようと思います。

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2019年01月20日

SurfaceGOにAndoroidをインストール(準備編2)

SurfaceGOにAndroidをインストールする話の続きです。
今回はインストールメディアの作成編です。

AndroidをPCにインストールする際には、まず、インストールメディアを作成する必要があります。
昔のLinux等では、CD-Rにisoイメージを焼き込み、インストールメディアを作成することが多かったり、さらに昔ではフロッピーディスクに起動ディスクイメージを書き込み、ネットワークの設定を手動で行った後、ネットワーク経由でインストールを行ったものですが、最近はUSBメモリーや、SDカードを用いたインストール方法が主流となっているようです。
今回のインストールも、SDカードから行うことにしました。
ちなみに、今回の作業で必要なものとしては、
・SDカード(USBメモリーでもOK) 1GB以上の容量が必要
・USB-TypeC/A変換ケーブル(USB-TypeC直結のカードリーダーがあれば不要)
・SDカードリーダー(USBメモリーを使用する場合は不要)

あと、インストールプログラムの操作画面はタッチではできないので、キーボードを有線接続する必要があります。
USBメモリー等と同時接続が必要ですので、USB-HUBも必要です。
我が家には過去の資産がゴテゴテありますので、USB-HUBに色々つなげてインストール環境を構築しましたが、最近はオールインワンで色々つながる便利なものが出回っているようですね。

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ということで、インストールメディアの作成手順ですが、まずはAndroidのインストールディスクイメージをインターネットからダウンロードします。
https://osdn.net/projects/android-x86/releases/69704
から、android-x86_64-8.1-rc2.isoをダウンロードしました。(SurfaceGOは64bit対応なので、64bit版のイメージをダウンロードします。古いPCを使う場合は64のついていない方をダウンロードします。)
※最新版のバージョンr1は、先行で検証したところ、SurfaceGOでは無線LANの認識が出来ませんでした。
 無線LANが認識できないと、メールも、ブラウジングも、アプリのダウンロードもできません。
 現段階では一つ前のrc2バージョンを入れた方がSurfaceGOはまだまともに動くようです。

あとは、ディスクイメージ作成ツールをダウンロードします。
窓の杜からrufusをダウンロードします。
https://forest.watch.impress.co.jp/library/software/rufus/
download_2.jpg

次は、USBカードリーダーにSDカードをセットし、PCに接続し、Rufusを起動します。
rufus_1.jpg
起動すると、メディアを作成する元データと、作成先のドライブを入れて、作成を実行します。
rufus_2.jpg
rufus_3.jpg
rufus_4.jpg
メディアのフォーマット形式はFAT32、その他の設定はほぼいじらずに事項すればOKでした。

インストールメディアの作成はこれで完了です。
Rufusを使用する場合の注意点としては、起動してから操作せずに放っておくとアプリケーションがフリーズしてしまうという点です。
起動したら速やかにイメージファイルを選択し、メディアの作成をする必要があります。

次回はディスクの領域確保〜インストールプログラム起動の話を書こうと思います。

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SurfaceGOにAndoroidをインストール(準備編1)

SurfaceGOへのAndroidインストール、前回は思い立った動機をグダグダ書いてしまいましたが、引き続き今回は準備編です。
まず、既存のOSが動いているPCに別のOSを入れる場合、ディスク領域をいじったり、起動に関する設定をいじったりするので、うっかりすると、元々入れていたOSを消してしまう危険性があります。
消してしまったOSを入れなおすには、それなりの準備が必要です。
昔のPCでは、インストールメディア(リカバリーメディアとも言います)がパッケージに同梱されており、マニュアルに従って操作すると初期状態に自動的に戻すことができる物も多かったのですが、Suraceにはそういった物は付いていません。
なので、自力でWindows10のリカバリーメディアを作成する必要があります。
メディアも昔はCD-RやDVD-Rだったんですが、最近のWindows10はデータ量が大きく、8〜16GB程度のUSBメモリーもしくは、SDカードが必要です。
そこで、まずはWindows10のリカバリーメディアを作ることにしました。
幸い、超小型のUSBメモリーを持っていたので、それを使ってリカバリーメディアを作成しました。
手順としては、まず、Type-C変換ケーブルの先に、USBメモリーを接続します。
DSC_0038.JPG
次に、WIndwos管理ツールのメニューから回復ドライブを選択し、回復メディア作成ツールを起動します。
recovery_1.jpg
起動すると、コンピュータに変更を加えるかどうかを聞いてきますので、はいを選択し、ツールを起動します。
recovery_2.jpg
ツールが起動すると、回復ドライブの説明が記載されたダイアログボックスが出てきますので、システムファイルを回復ドライブにバックアップするの所にチェックが入っていることを確認し、次へのボタンをクリックします。
recovery_3.jpg
すると、コンピュータがシステムファイルの準備を始めますので、しばらくこの状態で待ちます。
準備が整うと、回復ドライブを作成するディスクドライブの選択画面が表示されます。
ここで注意するべきところは、システム側が要求する容量以上のメディアを準備する必要があるということです。今回のバックアップでは、16GBを要求されていますので、最低でも16GBの容量を持った外部メディアが必要ということです。
recovery_4.jpg
バックアップするドライブを選択して、次へボタンをクリックします。
すると、ドライブの内容は全部消えますが、いいですか??という確認メッセージが出てきます。
問題なければ次へをクリックします。
recovery_5.jpg

すると、回復ドライブの作成が始まります。
ディスクのアクセス速度や、パソコン本体の処理速度にもよりますが、結構な時間がかかりました。
recovery_6.jpg
今回の作成では2時間近くかかったので、その間はほかのことをしながら待ちます。
この回復ドライブが出来てしまえば、最悪の場合、SurfaceGOを初期状態には戻すことができるはずです。
次回はインストールメディアの作成編をアップしようと思います。

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2019年01月14日

SurfaceGOにAndoroidをインストール(動機編)

先日購入したSurfaceGOネタの続きです。
前回は軽くレビュー的なことを書きましたが、今回はこれを使って色々やってみた内容について書きたいと思います。
まず、我が家にはタブレットPCが2台あります。
1つは、このSurfaceGO
そしてもう1つは、Andoroidを搭載したXperiaZ2タブレットです。
WindowsとAndoroidでは、やることに向き不向きがあります。
例えば、複数の形式のファイルを組み合わせ、データを作っていくような作業(ホームページの作成やブログに投稿に関する一連の作業)、複数のアプリケーションを同時使用するような場面(PDF見ながらオーディアファイルを再生とか、ゲームしながら仕事とか^_^;;;)ではWindowsの方が適しています。
一方、ネットサーフィンやスマホ向けゲーム、ネットショッピングやちょっとしたメールのやり取り等、単一のアプリケーションで完結するような場面に関しては、タッチ操作に特化したAndoroidの方が適しています。
ネットショッピングに関してはIOSやAndroid版のアプリから注文するとポイントがUPするような特典もあるので、断然Androidの方が有利です。
ということで、我が家のタブレットも場面によって使い分け・・・と言いたいところですが、10インチクラスのタブレットを2台持ち歩くと、さすがにかさばります。
できれば1台にまとめてしまいたいところです。
一時期はXperiaZ2タブレットの方にLinuxを入れてしまおうと企んだことがありますが、処理速度が追い付かずX-Windowシステムが上手く動きませんでした。(非常に重たく使い物になりませんでした)
そこで今回は逆のパターンとして、SurfaceにAndoroidを入れてしまえば、場面によってOSを切り替えていい感じで使えるかも?と考えました。
実際、WindowsとAndoroidがデュアルブートするタブレットPCはAmazonとかでも多く出回っていますし、手持ちのWindowsPCにAndoroidを入れているという事例も良くみかけます。

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調べたところ、Windows系のPC(x86系のCPUを積んだPC)向けに開発されているAndoroidが数種類存在し、無料で公開されているものもあるみたいです。
ということで、SurfaceGOにAndoroidを入れて、どの程度使えそうか、これから検証していこうと思います。
使用するAndoroidのディストリビューションは色々ありましたが、今回はAndoroidx86というディストリビューションを使用してみようと思います。
理由はというと、他のディストリビューションはWindowsのOS上でVMを動作させる方式でしたので、ある程度の処理速度がないとうまく動かない可能性があるからです。特にこのSurfaceGOはCPUが弱いので、VMベースで動作するタイプは向かないのかなと。。。
Andoroidx86は独立したOSとして起動してくれるので、他のディストリビューションよりも軽く動作しそうです。但し、ストレージ上にシステム領域をそれ専用で設ける必要があり、失敗するともともと入っていたOSを消してしまうというリスクもありそうです。
失敗しても戻れるよう、バックアップ等をしっかり取ってから始めようと思います。
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2019年01月05日

SurfaceGOを買ってしまいました。

いきなりですが、ここ最近、所有していたWindowsタブレットPCを売却し、新しいタブレットをずっと探していた今日この頃ですが、年末のボーナスも入り、ある程度の資金が出来たので、思い切って購入してしまいました。
選んだのは、最近値下げやキャッシュバックキャンペーンを行っているSurfaceシリーズの中でも安価でコンパクトタイプの、SurfaceGOです。
SurfaceGOの詳細スペックは下記のとおりです。
CPU:Pentium Gold 4415Y
ディスプレイ:10インチ 1,800 x 1,200ピクセル
重量:約522g
サイズ:245 mmx 175 mmx 8.3mm
メモリー:4GB or 8GB
ストレージ:64GB eMMC or 128GB SSD
カメラ:背面800万画素、フロント500万画素
外部記憶装置:MicroSDカードスロット
インターフェース:USB-TypeC×1、イヤホンジャック×1、Surface Connect(充電用端子)×1
OS:Windows10s→Sモード解除し、Windows10Homeに変更可能。
という感じです。
バリエーションとしては、4GB/eMMC64GBもしくは、8GB/SSD128GBの2種類で、両社の価格差は約1万5千円くらいでした。
今回は店員さんの勧めもあり、8GB、SSD128GBの方を選びました。

以前所有していたWindowsタブレットはAtom搭載のメモリー2GB、ストレージ32GBのeMMCと、Windows10動作環境最低ラインでしたので、結構なパワーアップです。
購入した時のパッケージ外観。TypeC用のUSB機器は持っていなかったので、併せてType-Cからノーマル(TypeA)への変換ケーブルを購入しておきました。
これを使って、手持ちの周辺機器を接続しようと思います。
DSC_0023.jpg

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DSC_0025.jpg
箱を開けたところです。
ブラック基調の画面を上にして、収納されていました。
カメラ、センサーの位置がフィルム上に印字されています。

DSC_0026.jpg
裏側。シルバー基調のデザインです。キックスタンドにはWIndowsを模したロゴが刻印されています。
上部中央には背面カメラが設置されています。本体は専用フィルムで綺麗に包装されています。

DSC_0027.jpg
本体をどけると、その下に同梱品が入っている箱が現れます。
箱を取り出し、中を確認。
DSC_0028.jpg
箱の中には、電源アダプタと、取扱説明書、Officeのライセンスカードが入っていました。
そう、このモデル、最初からOfficeが入っているんですよね。
自分は結構Office使う人なのでありがたいのですが、メール、ネットだけで使いたい人にはOfficeなしでもっと安いバリエーションを用意してあげると、もっと売れると思うんですが・・・

DSC_0029.jpg
フィルムを外したところ。光沢度の高い画面です。汚したり、傷をつけたくないので、後で保護フィルムを貼ろうと思います。

DSC_0030.jpg
キックスタンドを使って立てた様子。
ケースのスタンドなどを使わなくても自立できるのがSurfaceシリーズの特徴ですね。

ちなみに今回は専用のタイプカバーは購入しませんでした。
理由は、既にBluetoothキーボードを持っているのと、タイプカバーのキーピッチが狭く、タイピング性に不安があったからです。
出先で使う場合、基本的にタッチ操作で使うつもりですので、その辺もあって購入見送りです。

DSC_0032.jpg
電源ケーブルを接続し、充電しているところ。
通電するとコネクタについているランプが光ります。

DSC_0039.jpg
MicroSDカードスロットはキックスタンドの内側にありました。
ちょっと分かりにくいですね。

電源を入れて、セットアップしています。
DSC_0033.jpg

必要事項を入れていき、セットアップを進めます。
手持ちの無線デバイスを認識させ、使っているところ。
DSC_0035.jpg

USB-HUBを使って色々つなげているところ。
ここまでつなぐと見た目、かなりゴテゴテしますね。
DSC_0041.jpg

使ってみた感じとしては、処理速度は文句なしです。
ブラウジング、メール、Officeソフト、動画再生ともにサクサク動きます。
ストレージがSSDなので、OSの起動もスピーディーです。
インカメラを使ったWindowsHello(顔認証)も使えますが、素顔じゃないと認識しません。
つまり、眼鏡やマスクをしていると本人と認識してくれないようです。
ちなみに、CPUパワーを必要とする作業、例えば動画エンコードは苦手です。
実際に試してみましたが、既存のi7-3770kを搭載したデスクトップパソコンの約1/6くらいでした。
時間が勿体なので、ホームビデオの編集等の重い処理はメインPCに任せてあげた方が色々と効率がいいと思います。
また、3Dグラフィックを使用するゲーム等もあまり得意ではありません。
マインクラフトを試しましたが、PEはサクサク動きましたが、Javaバージョンは10〜15Fpsで、かなりカクカクで、快適にプレイするにはちょっと厳しかったです。
まとめると、メインPCを持っていて、サブ機として、出先などでちょっとした作業をお手軽に行うには非常に良い働きをしてくれるのではないかと思います。
次回は、このパソコンを使って色々遊んでみた内容について紹介しようと思います。

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