主要因はハードウェアとOSの相性というか、ドライバの出来がイマイチである所でした。
処理速度としては問題なかったのですが、ハードウェアが原因で動作が安定しないという事は、やはり現時点においてSurfaceGoで使うのはちょっと厳しいようです。
では、SurfaceGoでAndroidを使うのは全く持って不可能なのでしょうか?
そんなわけで、また色々調べてみた所、どうもWindows上で動作するAndroidエミュレータなるものが数種類存在することが分かりました。
しかもその中には無料のものも結構あるようでした。
Androidエミュレータとは何かというと、WindowsやMacOS,Linux等のOS上のアプリケーションとして動作するAndroidの事を言います。OSの中のアプリケーションとしてもう一つのOSが動くイメージです。
メリットは
・インストーラ一発で導入でき、基本的にベースとなるOSに影響を与えることなく動作が出来る事
・インストールするためにストレージのパーティションを切り直す必要が無い
・仮想的に何台分ものandroid端末を作り出すことが可能
・起動する時もいちいち再起動してOSを切り替える必要がない。
といったところです。
逆にデメリットは、
・OS上で別のOSをエミュレートするので、PC側にはある程度の処理能力が要求される
(AndroidX86はOSそのものが単体で動くので軽量という評判ですが、このAndroidエミュレータはPCスペックが低いと重くて動かないという事態に陥ることも充分にありえる)
・本物のAndroid端末に対して、ソフトの互換性に若干の問題が出る事がある
といったところではないかと思います。
今回は数あるAndroidエミュレータの中でもインストールが簡単で、ゲームソフトとの相性が良いと言われているNoxPlayerをSurfaceGoにインストールして使用感などをレビューしようと思います。
NoxPlayerは無料で利用できるAndroidエミュレータの一種です。
開発は香港のNoxという会社が行っているようで、基本的に無料でダウンロードできます。
現在もバージョンアップが続いていて、今時点の最新バージョンは7.0.0.0で、2020年5月7日にリリースされたようです。
主な特徴は以下の通りです(というか、最近のAndroidエミュレータは大体同じような機能があるらしいですが)
・エミュレートできるAndroidのバージョンは、4,5,7の3種類から選択可能。
バージョン4はロースペックPC向け→ここ最近Ver4に対応していないアプリもあるので微妙?
バージョン5は安定版(最もリーズナブル)
バージョン7は進化版(最新ゲームに対応できるが、軽量、安定性は??)
という位置づけでリリースしているようでした。
・ゲーム向けの付加機能が充実している
(仮想ゲームパッド機能、位置情報操作機能他)
・デフォルトで用意されているUIが本物のAndroidと近く、操作が分かりやすい
→Androidエミュレータを名乗るソフトの中では、ベースのカーネルのエミュレートはAndroidなんですが、UIの構成が大幅に変更されていて、取っつきにくいものも存在するようです。
という事で、次回からこのNoxPlayerをSurfaceGoにインストールしたら、どの程度のパフォーマンスを発揮し、どの程度の利便性が得られるかについてレビューしようと思います。
↓NOXPlayerの動作画面(参考)
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