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2019年05月30日

1978年の実写版「火の鳥」を見ました

今回は、手塚治虫先生の漫画「火の鳥」の
実写版映画を見た感想をぼちぼち書いていきます。


自分は「三つ目がとおる」や「ブラック・ジャック」などの
手塚先生の漫画は以前読んでおり(少ししか読んでいないです)、
火の鳥も、小学校の図書室にあったので読んでいました。

その頃ストーリーを分かっていたのかどうかは謎ですが、
もしかしたら今より昔の方が感覚的に
受け取るものは多かったかもしれません。
手塚治虫先生の、壮大で俯瞰的な
「生と死」に寄り添う物語は、とても心に残りました。



「火の鳥全12巻完結(ハードカバー版)」
(画像をクリックするとAmazonの商品販売ページに飛びます。)


火の鳥の漫画は、出版社によって12巻完結だったり
13巻までだったり17巻あったりするみたいですが
私が読んだのは上のタイプの本だと思います。
どれでも全話収録されているのでしょうか。


さて、この火の鳥ですが、何回かアニメ化されているようですね。
以前テレビアニメが放送されていたのを見ました。

他にもアニメがあることは知っていたのですが、
なんと1978年に実写版の映画が出ていたそうで、
それは知りませんでした。

そしてこの間、その実写版火の鳥をテレビで見ることができました。



この作品は、古代ヤマタイ国を舞台にした第一部
『黎明篇』を映画化したものだそうです。

映画の雰囲気は原作に近く、懐かしい気持ちで見ることができました。
所々面白いシーンがあったりアニメーションが入ったりするのですが
それも手塚先生らしさが出ていて、個人的にとても良かったです。


演出や演技にも迫力があり、
さらに最近の映画とは一味違う、昔の映画の雰囲気も
「火の鳥」の世界観に合っていてすごかったです。

いや、そもそも当時の作品なのだから
合っているという言い方は変ですね……。


近年に創られた映画やアニメだと「今時っぽさ」が出るので、
昭和の頃の作品をリメイク等されると雰囲気が変わりますよね。
ゲゲゲの鬼太郎も、最近のアニメをちらっと見てみると
随分今時っぽい印象で……。

いや、そもそも雰囲気を変えるために現代版にするのだろうし
それはそれで、幅広い世代の方に受け入れられやすくなったり
さらに魅力が広がることもあるのでしょうが……

と、話がそれましたが

以前の作品には以前の作品で、
真の「気迫」があるように思いますね。


そしてもう一つ驚いたのは、
脚本を書かれたのが谷川俊太郎さんだということ。

谷川俊太郎さんって詩人の方だと思っていたのですが、
火の鳥とも関わっておられたんですね!

以前、星新一さんのショートショート集
「きまぐれロボット」についてブログで書いたのですが
その本の解説ページも谷川俊太郎さんが書かれていました。


↓「きまぐれロボット」のブログ
レトロフューチャーな雰囲気の短編集


学校の合唱コンクールでよく歌われる
「春に」や「信じる」の歌詞が谷川俊太郎さんの詩だったので、
個人的に合唱曲の印象が強かったのですが

ハウルの動く城の主題歌「世界の約束」や
鉄腕アトムの主題歌の作詞もされていたそうですね。


鉄腕アトムはなんとなく分かるのですが、
わりと最近の映画「ハウルの動く城」にも
関わっておられたことに驚きました。

手塚治虫先生や宮崎駿監督、星新一さんなど
色々な方と繋がりがあるのですね。
なんだか、作品を生み出す方々の関係性も気になってきました。


ということで今回は、若干話が横道にそれましたが
映画「火の鳥」の感想ブログでした。
映画の完成度については賛否両論あるようですが
気になった方は良ければ鑑賞してみてください。



2019年03月28日

バケモノと人間が力を合わせてバンドをやる漫画【全5巻完結】

バケモノや怪物が出てくるファンタジーって良いですね!
そして音楽も、感動を届けてくれる良いものです!
今回はバケモノ × バンドな漫画のご紹介兼感想です。



「浮かれバケモノの朗らかな破綻」
(画像をクリックするとAmazonの商品販売ページに飛びます。)


この漫画は、人間とバケモノが力を合わせてバンドをやるという話です。

この作品は何かのシリーズなのでしょうか……。
曲とか、ライトノベルが原作なのかもしれません。
でも私は詳しくないのでよく分からず、
さらにバンドとは何なのかも全然分かりません。


このマンガを書店で見つけて
「浮かれバケモノの朗らかな破綻」という
タイトルに惹かれて購入しました。

そして読んでみたら、すごく面白かったです!


バンドのことは全然分からなくても楽しめました。
いろんなギャグや要素が入っているし、
物語に勢いがあってテンポが良く、絵も素敵です。
こんなに笑いながら読めたマンガは久々です

ということで、何も知らない私でも楽しく読めました。
ファンタジー好きなので、
登場人物たちの多くがバケモノなのが嬉しかったです!


とにかくギャグが多めでファンタジー方面の展開が速く、
ゆっくり丁寧に進行する部分と
あっさり進む部分が混在しているのが面白かったです。
ギャグの数々と鋭いツッコミがツボでした。

キャラクターたちも可愛くて、
それぞれ個性が出ていて楽しいです。
全5巻完結と、話の長さもいい感じなので
ファンタジー・ギャグ・音楽などがお好きな方は
宜しければチェックしてみてください



2019年03月27日

うどんの国、香川が舞台のたぬき漫画【全12巻完結】

今日は、アニメ化もされたファンタジー漫画
「うどんの国の金色毛鞠」の感想兼ご紹介です。



「うどんの国の金色毛鞠 1」
(画像をクリックするとAmazonの商品販売ページに飛びます。)


このマンガは、主人公の男性と人間の子どもに化けたタヌキが出会い、
一緒に暮らすことになるという、ほのぼのとしたお話です。

マンガの舞台は、うどんの国「香川」です。
豊かな自然と、人々の交流に癒されます。

個性豊かでのびのびとした登場人物たちが素敵ですね。


四国には実際に狸伝説が多くあるそうです。

私は、徳島が舞台の、化け狸が出てくるマンガ(ラブコメ)
「姫さま狸の恋算用」も読みました。
四国が舞台の狸伝説や狸マンガはたくさんあって、うらやましいです。


「姫さま狸の恋算用」はどちらかというと
人間の世界よりタヌキの世界の描写が多く感じられ、
登場タヌキも多かったのですが、
「うどんの国の金色毛鞠」は登場タヌキは主に「ポコ」のみです。

そしてタヌキの世界よりは、人間に化けたポコと主人公の男性と、
二人と関わる人々の人間ドラマが中心に感じました。
狸的要素はやや少なく、ちょっと不思議な「親子」の話のようです。


それだけに、ラストに向けての展開には驚きました。

最後まで読むとすごく感動します。
あとから色々と思い出して、これからのみんなの未来を想像して、
じんわりと胸が温まりました。

絵本や童話のような優しさが感じられる漫画ですね。
読み終わると、また初めから、丁寧に読み返したくなる作品です。


化け狸が出てくる作品は多くありますが、
それぞれ視点や雰囲気が違って面白いですね!

いろいろな作品を巡ると、人々と化け狸の関わりや、
日本人の狸に対する古くからの思いも伝わってくるようです。



↑うどんの国の金色毛鞠 1



↑うどんの国の金色毛鞠 アニメ



↑うどんの国の金色毛鞠 全12巻 新品セット



最後までブログをお読みいただきありがとうございました。
もし宜しければ、こちらのページもご覧ください。

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2019年01月31日

モンスターの描き方が分かる本

モンスターってカッコいいですね。

大きな翼を広げて空を飛ぶドラゴンやフェニックス、ペガサス。
首やしっぽの多いケルベロス、ヒュドラ、九尾の狐。
人の部分と動物の部分を持つ、人魚やケンタウロス。
人型のヴァンパイアや、合成獣の鵺、キマイラ。

モンスターたちが飛び回る異世界のことを想像すると、ワクワクします。
いろんな姿や生態のモンスターがいて、魔法なんかもあって
怖そうだけれど、楽しそうですね!


モンスターたちを描いてみたいと思う方、
自己流で描いている方は多いのではないでしょうか。

今回は、そんなモンスターの描き方についての本を
パラパラめくってみた感想 +私事など書かせていただきます。
(※まだあんまりしっかり読んでいません。)



「モンスターを描く 骨格、牙、翼、鱗、爪…etc作画のコツがわかる!」
(画像をクリックするとAmazonの商品販売ページに飛びます。)


自分が読んだのはこちらの本です。


私は今まで、本やネットの画像を参考に
自己流でモンスターキャラを描いていました。
そんなとき偶然この本を見つけて、買ってみました。

そして本をめくってみた感想は……

「うわ、こりゃ難しい! 無理だ!」というものでした。


解説で出てくるモンスターたちのイラストは、すごくリアル。
デフォルメされたモンスターたちの絵も、とても上手。
解説もどこかの美術学校で使われていそうなほど、本格的。

「できるわけない。こんなに上手に描けるわけない。無理。」
と、心底思いました。


モンスターはこの世には存在しないものですが、
だからといって何も参考にせずに描いていたら、
モンスターらしく描けません。

モンスターにはそれぞれ元となる生き物がいるので、
その生き物たちの特徴をしっかり観察して捉えましょう、
という話のようでした。

ドラゴンは爬虫類を参考に。
妖精の羽は昆虫を参考に。


モンスターイラストに限ったことではないですが、
「実物から学ぶ」ということが
絵を描く上で、基本中の基本なのですね。

私は好き勝手に描きたい派なので、
正直そういった本格的な話を見るとめんどくさいと思ってしまいます。

ということで、モンスターを美しく描くことは早々に諦め、
この本のことは忘れて放置しておりました。


それからしばらくたち、
ある日ふと「いろいろな動物を描いてみたい」と思いました。

それまで、適当にデフォルメした動物を描くことはあったのですが
しっかり資料を見てリアルに描こうという発想はなく、
たまに気が向いてリアルイラストにチャレンジしてみても、
「やっぱリアルは無理だわ」という結論で終わっていました。


しかし再び本気でリアルイラストに取り組んでみると、
思った以上に納得のいくものが描けました。

そしてそれ以上に、すごく、楽しかったです。


本当に上手な人と比べたら、雲泥の差だと思います。
頑張ってもう少し上手になっても、上には上がいると思います。
でも実在の動物たちについて情報を集めて
観察して描くのが楽しかったのには驚きました。


「自己流で描く方が楽しいに決まっている」と
今までは決めてかかっていました。
絵に限らず他のことでも、
誰かに教わったり、やり方を調べたり、
何かを参考にするのは苦手だと思っていました。

でもやってみると案外、面白かったりするんですね。


そして今、この本のことを思い出しました。

今なら楽しく読めそうです。

モンスターを描くかどうかは、分かりませんが。
いつか何かを描きたいと思ったとき、参考になるかもしれません。


何をやるにしても楽しいのが一番ですね。

そして回り道をしているうちに、
やりたかったことに近付いているかもしれません。


以前は、モンスターを描きたかったけれど
実在の動物たちを描くことにあまり興味がなかったので、
モンスターの本格的な描き方も面倒に思えましたが、
今なら描けそうな気もしてきました。


ということで、ものすごく本気で絵と向き合っている方も、
私のようにゆるゆる絵を描いて遊んでいる方も
宜しければこの本を読んでみてください。
読んだからって描かなきゃいけないということもないし、
楽しんで、ついでに知識が増えたらそれで良いような気がします。

すごく本格的だし、面白いですよ!


(自分は絵が下手なのでちょっと、
こういう本格的な本を読むと自信なくしますけどね……。
しかもこんな本格的で難しいのが初心者向けで
イラスト界では常識らしいので、さらに凹みます
そしてAmazonレビューを見ると
絵の上級者さんらしき方がたくさんいて、さらに凹みました。)

↑ これが一番の本音かも……。

2019年01月30日

ムツゴロウさんの猫の本(猫以外の動物と人間の話もいろいろ)

最近の猫さんの人気はすごいですね。猫グッズもたくさんあります。
でも昔から猫は人気で、多くの人に愛されていましたね。
今回はそんな、猫に関する本のご紹介です。



「ムツゴロウの猫読本 」
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この本、タイトルは「猫読本」なのですが、
猫以外の動物たちもたくさん登場します。
人と動物との関わり、人間の話も多いです。

地球上で進化してきた生き物たちはみんな繋がっていて
猫も人間も多種多様な生き物の中の一つの形なのだから
猫と、猫以外の生き物たちも切り離せない関係にあるということですね。

この本には(動物たちの)性的な話も結構出てきます。
繁殖と命も切り離せないテーマですね。
でも、苦手な方はご注意ください。


私は、ムツゴロウさんについて詳しくないのですが
お名前は知っています。
動物たちと深く向き合ってきた方ですよね。

今は動物たちの情報も多く見られるし、
動物たちにも心があるということが
当たり前のように広く受け入れられていますが、
そうした時代を作り上げてきたのは、
ムツゴロウさんのような先駆者の方々なのでしょうね。


動物たちと深く関わってきた先駆者の方の言葉を見れば、
「命」について何か分かることがあるかもしれません。
命って何なのか、知っているようで実はよく知らないですよね。
生き物の気持ちが分かるようになったら嬉しいなと思いながら、
「ムツゴロウの猫読本 」を読ませていただきました。


この本は、前書きの2ページを読んだだけでも
なるほどなぁと思いました。
猫だけ、犬だけを見ていても分からないことも
多くの動物たちと関わっているうちに
思い当たることが出てくるそうです。
これはムツゴロウさんだから言えることですね。

猫や犬、そして動物たちについて書きたいことは山ほどあったそうで
それをどうまとめようかと悩んだあげく、
この本はなんでもかんでも入れる
「動物チャンポン」にすることにしたそうです。


「動物チャンポン」とは分かりやすい言葉だなと思いました。
「猫読本」ではなく、「ムツゴロウの動物チャンポン」にした方が
良いのではないかと思うくらいです。
でもタイトルに「猫」と付いているおかげで、
多くの方が関心を持つのかもしれませんね。


猫を知りたいとき、猫だけを見るのでなく動物全体から考えるのは
確かに筋が通っている気がします。

よく私は「人間とはこういう生き物だ」などと言ったり
そのような言葉を他から聞いたりしますが、
身近な人間である日本人のことしか知らず、
他の動物たちのことを熟知しているわけでもないのに
「人間は……」などと言えるのだろうか? と疑問にも思います。

それは猫でも人でも他の生き物や出来事でも同じですね。


この本は、「猫だけの話を読みたい」という方が見ると
ガッカリするかもしれません。

逆に、猫も好きだけど猫以外の動物も気になるとか、
猫には詳しくないけれど動物が好き、という方は
楽しく読めるかもしれません。

ということで今回は、
「ムツゴロウの猫読本 」に関するブログでした。





最後までお読みいただきありがとうございます。
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妖怪(狐)× 警察 なマンガ【全3巻完結】

おまわりさんの服装ってカッコいいですね〜。
あんまりじろじろ見て、怪しい奴だと思われたら怖いんで
おまわりさんとは目を合わせませんが……。

そんなおまわりさんが、実は妖怪だったら?
そして、日々解決している事件が実は、
奇妙で不思議なものだったら……?

今回は、そんな感じのファンタジー漫画のご紹介です。



「妖狐のおまわりさん」
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「妖狐」と書いて「いぬ」と読みます。
犬ではなく狐のおまわりさんが出てきますが
キツネもイヌ科ですね

主人公は人間の新米おまわりさんで、元気で優しそうな人です。
このマンガは、新米おまわりさんが
徐々に妖怪たちの奇妙な世界に巻き込まれていく……
といった感じのお話です。


主人公たちがおまわりさんなので、
お話の雰囲気は真面目です。
(警察のギャグマンガもありますけどね!)

私は妖怪もののマンガが好きなので
いくつか妖怪マンガを読んだのですが、
妖怪のおまわりさんってのは新鮮でした

妖怪って神出鬼没とか、自由奔放とか、
なんかそんなイメージですが、
人間と妖怪が手を取り合って町の平和を守るというお話も素敵ですね。
真剣に任務を遂行する皆さんがカッコ良かったです。


このマンガは一応バトルものということですが、
ほのぼのとした話も多いです。
可愛い妖怪たちもたくさん出てきます!

こんなふうに、妖怪の世界と現実世界が繋がっていたら
面白いなぁと思いました。

ということで今回は、「妖狐のおまわりさん」のご紹介兼感想でした!









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2019年01月28日

漫画版ナウシカ【全7巻完結】

今回は、漫画版「風の谷のナウシカ」の感想ブログです。

「風の谷のナウシカ」といえば宮崎駿監督によるアニメ映画ですね。
「もののけ姫」や「天空の城ラピュタ」、
「となりのトトロ」などとともに、時々テレビで放送されています。

今回は、そんな映画「風の谷のナウシカ」の原作である
漫画の感想を書かせていただきます。



↑コミックス全7巻



↑映画

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この先ネタバレ注意です。


私は風の谷のナウシカの映画が好きで、
テレビで放送されているとよく見ています。
蟲や植物たちが登場する不思議な世界観に惹き込まれますね。

なので以前から映画の原作であるコミックスが気になっていたのですが、
漫画本を最後まで読んだことはありませんでした。
以前どこかに(学校の図書室でしょうか)ナウシカの漫画が置いてあって
手に取ることはできたのですが、その時は難しくて読めませんでした。
ナウシカが好きではあるのですが、映画の方のストーリーも
最新やっと理解できてきたくらいです。


と、こんな調子なのですが、そろそろ読めそうな気がしたので
思い切って漫画本を全部買ってみました。
そして、読み切ることができました。



漫画の出だしは大体映画と同じですが、
序盤からセリフや展開が少し違うところもあり
映画では出てこなかった話も知れて、面白かったです。
話の設定や描写が細かくてリアルです

映画の方では、ナウシカたちは
どちらかといえば蟲をも殺さぬ平和主義者で
完全な正義のように見えましたが、漫画だともう少し複雑ですね。
誰に感情移入しようかと、ちょっと迷いました。

しかし漫画版ナウシカはすごいです。
となりのトトロや崖の上のポニョなどの
やわらかな作品とは雰囲気が違いますね。
宮崎駿監督が持つ気迫とか重みが伝わってきます。


映画では世界を俯瞰的に見ていて
自然との繋がりを感じる話が多い気がしましたが、
漫画だと結構人間寄りで戦争の話が多いです。
軍のこととか、ギラギラした感じとかリアルですね。

あと、クシャナ殿下とクロトワさんの会話が地味に面白いです。
この二人いいコンビ(?)ですね。


人間の話も多いですが腐海や蟲の話もたくさんあります。
神話の話とか……ノアの方舟の、洪水みたいですね。


ナウシカの世界では戦が多く、人も生き物もたくさん亡くなります。
誰がいつ死ぬか分からない、過酷な状況の中でも
ナウシカたちの優しい視点が光ります。
やっぱりナウシカはナウシカですね。

他の登場人物たちも、一見争いに心を囚われていても、
温かい心を持っています。


物語もすごいですが、
一巻の漫画の最後に載っている文章も面白かったです。
やはり宮崎駿監督は人間離れした感性の持ち主ですね。
いや、人間を突き詰めるとこうなるんですかね……。


というわけで、漫画版ナウシカ、
やはりちょっと難しかったですが読んでみて良かったです!
宮崎駿監督の作品の世界観が好きな方は、
良ければ読んでみてください。



↑コミックス全7巻



↑映画



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2019年01月27日

ねこが登場する癒し系映画

この間テレビで二回、映画「ねこあつめの家」を見ました。

一回目は最初の方を見逃したので途中からだったのですが、
のんびりまったりとした田舎の雰囲気と、猫たちに癒されました。

二回目は、最初から見ていたのですが
セリフがあんまり聞き取れませんでした。
(映画の声や音が聞き取りづらいのは私だけでしょうか?)

今回はその映画の感想ブログです。

ここから先、ネタバレありです。



ねこあつめの家
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最初に「ねこあつめの家」を見たときは、
「癒される映画だな〜」と感じました。
出てくる人みんな良い人だし、主人公の方も優しそうだし、
空気が温かくて、なんだか懐かしい感じでした。

しかし見終わってからしばらく経って、もう一度この映画をテレビで見て
冒頭での話を知り、印象が変わりました。
最初の10〜20分を見るのと見ないのとでは全然イメージが違いますね。


主人公は人気作家さんですが、今は調子が出ず、気持ちも荒んでいます。

同期の作家さんは順調に活躍しているのに自分はうまく行かず、
ネットを見てみると「この作家は落ちたな」などと叩かれています。

焦りや不安、ストレスの蓄積、
そこから来る周りの人とのすれ違いなど、
ストーリーや主人公の気持ちに共感できました。
癒やしが必要だったんですね。


この作品では話が感覚的に描かれていて(個人的な意見です)、
猫たちとの触れ合いを通して、主人公が
「子どもの心」を取り戻していくように見えました。
田舎の雰囲気も、子どもの頃に感じた優しい世界の雰囲気に似ています。


ペットショップのお姉さんや編集さんなど、
人間のキャラクターも良かったです(賛否両論のようですが)。

あまり人との付き合いが上手ではない主人公が、
不器用ながらも自分を変えていく姿が素敵です。


作家さん、漫画家さんといえば猫に関するイメージが多いですね。
創作者の方たちと猫とのご縁も感じました。


この映画の主題歌「ひとやすみ」も良いですね。
「ねこあつめの家」を見終わった後、優しい歌に癒されました。

主人公の猫さんとの関わり方(野良猫にご飯をあげる)などは
現実で考えなしにやったらダメかもしれませんが……。
そこは映画ということで。

ストレスも多いネット社会・現代社会の中で
制作者様方は「ねこあつめ」を通して
いろいろ伝えたいことがあったのかなと思いました。








2019年01月26日

GBA ポケットモンスター サファイアの思い出

今回のブログはポケモンの話です!

ポケモン楽しいですよね〜。
小さい頃はアニメを見てワクワクしていましたが、
大きくなってゲームをできるようになると
ゲームの方にのめり込みました


ポケモンの前に、ファミコンでドラクエをプレイしていました。
レベルを上げたりアイテムを集めたりしながら
冒険してゆくRPGが好きで、
そのあとポケモンで遊んでみたら、すぐポケモンにもはまりました。
ロールプレイングゲームって面白いですね!





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私が初めてプレイしたポケモンは「サファイア」です。
使っていたゲームボーイアドバンスはピンクでした。懐かしいです


サファイアにはすごくたくさんの思い出があります。
好きなポケモンを集めて好きなように育てたり、
友達とバトルやポケモン交換をしたり
色違いポケモンに出会ってドキドキしたり……。

今では、なんというか「ゲームはゲーム」だと分かっているのですが、
サファイアで遊んでいた頃はゲームの中に
もう一つの世界があるように感じていて、すごく楽しかったです!

友達から教わった、都市伝説的なウワサを信じていたりもしました。
また、「陸なみのり」のやり方も教えてもらいました。
陸をポケモンに乗ったまま移動できる、陸なみのりは楽しかったですね〜!





通信ケーブルとワイヤレスアダプタも懐かしいですね!
いつでもポケモン交換やバトルができるように、
ゲーム機とカセットと、通信用の機器をよく持ち歩いていました。


ホウエン地方は音楽も良かったですね。
ポケモンの音楽は今の作品のも好きですが、
やっぱり特に思い入れがあるのは、ルビー・サファイアの曲です。

冒険の始まりの場所、「ミシロタウン」はふるさとらしい雰囲気で、
曲も温かく懐かしい響きですね
オダマキはかせの家の曲も好きです。


なみのり、ひみつきち、ルネシティやおくりびやま、
それぞれのどうろ、すてられぶね、四天王戦……。
どの曲も全部好きです。まだまだ好きな曲がいっぱいあります。
音楽がここまで好きなのは、ルビー・サファイアだけかもしれません。

うまく言えませんが、どの曲も爽快感や温かみがあって綺麗ですね。
プレイしていた当時から、
「なんだか懐かしい感じの音楽だなぁ」と思っていた覚えがあります。



↑GBA(ゲームボーイアドバンス)ポケモン ルビー&サファイア ミュージック・スーパーコンプリート


ホウエン地方では、きのみを育てたりポケモンコンテストに参加したり、
ひみつきちを作ったりといった遊び方がいろいろありましたね。

ホエルコじょうろできのみに水をあげたり、収穫したり
それでポロックを作ってポケモンにあげたりするのが楽しかったです。

ひみつきち用のアイテムを集めるのも楽しかったですね。
通信でレコードをまぜると、
たくさん他の人のひみつきちが現れるのも嬉しかったです。
ひみつきちに、珍しいポケモンをたくさん
連れている人がいたりして、驚きました



↑当時この攻略本もよく眺めていました。
主にゲームの進め方について載っていて、
お役立ち情報もたくさんあります。


ポケモンで最初に遊んだのはルビー・サファイアで、
その後はファイアレッドやエメラルドもプレイしました。
それからしばらく(かなり?)経って3DSを購入し、
DS・3DSのポケモンでも遊びました。

最近のソフトではポケモンの種類もだいぶ増え、
ポケモンと触れ合えるようになったり、
様々な遊び方ができるようになっていて楽しいのですが、
最近「シンプルなゲームも面白かったなぁ」と感じて
3DSダウンロード版のポケットモンスター
「クリスタル」をプレイしています。

また、ポケモンではないですが
ドラゴンクエスト1・2・3にもハマっています。
レトロゲームって良いですね。
(ルビー・サファイアはまだレトロではないかな?)

ルビー・サファイアのリメイク版「オメガルビー・アルファサファイア」も
プレイして、こちらも楽しんだのですが、
またゲームボーイアドバンス版のルビー・サファイアでも遊びたいです

ということで今回はポケットモンスターサファイアの思い出ブログでした。



ルビー・サファイアといえば、ラティアス&ラティオス。
この映画も良いですね〜
ちょっと切ないような音楽と、街並みと、ストーリーが素敵です。
そしてラティ兄妹がかわいいです!
「水の都の護神 ラティアスとラティオス」は、
ポケモン映画の中でもかなりの人気作のようです。














最後までブログをお読みいただき、ありがとうございました。
もしご興味がありましたら、こちらのページもご覧ください。

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【CD】ファミコン&ディスクシステムの音楽

【ゲームの情報多め】幻獣のイラスト満載の事典

2019年01月19日

【感想】小説版「おおかみこども」を読んで

今回は、細田守さんの小説「おおかみこどもの雨と雪」の感想ブログです。

「おおかみこどもの雨と雪」といえば細田守監督によるアニメ映画ですね。
「時をかける少女」や「サマーウォーズ」、「バケモノの子」とともに
時々テレビで放送されています。

今回は、その映画「おおかみこどもの雨と雪」の原作であり
細田守監督初の小説でもある作品を、紹介させていただきます。

映画は静かでセリフが少な目な印象でしたが、
小説には小説ならではの表現があり、
映画内では出てこなかったエピソードやその意味、
登場人物たちが感じていたことなどを文字で読むことができます。

ページ数は240ページほどと少な目で文章も易しく、
あまり小説を読まない方でもスラスラ読めると思います。



↑小説版



↑映画

(画像をクリックすると商品販売ページに飛びます。)


この先完全にネタバレですのでご注意ください。


私は「おおかみこどもの雨と雪」を先に映画で見ました。
たしか、映画館に見に行ったと思います。
そしてその後もテレビで放送されているのを何度か見ました。
小説の方も何回か読み返しています。

「おおかみこどもの雨と雪」は
映画も良いですが、小説も良いですね。

映画は主に映像での表現で、小説は文章ですが
小説の方もなんだか映像的な表現です。
ほとんどのシーンがピッタリ、映画のイメージや展開と重なります。


それは、映画も小説も細田守監督が創っているからですね。
原作者が別の方の場合、映画版で大胆にアレンジされていたり
登場人物の雰囲気や印象が若干異なったりすることがありそうですが
「おおかみこどもの雨と雪」は、映画がそのまま小説になった感じです。

いや、順番では逆ですね。
どのようにして書かれたのかは分からないですが、小説が原作です。

多分、映画を作る前から明確なビジョンやこだわりがあって、
既にきちんと定まっていた映画の雰囲気が、小説に表れているんですね。
……違うかもしれませんが。


物語の序盤の幼いおおかみこどもの描写は、小説版でも可愛らしいです。
特に雪ちゃんのワイルドな振る舞いが、おおかみこどもらしくて素敵です。

しかし野性的だった雪はだんだん落ち着き、
今度は雨が野性に目覚めてゆきます。

二人がなぜその選択をしたのか、明確には語られていませんが
雪はおおかみの部分を抑えて人間として生きることを選び、
雨は人間の世界から離れて完全に狼となりましたね。


この選択について、
雪ちゃんはせっかく狼らしさや狼の素質があったのに
それらを封印して人間社会に溶け込もうとする様子が
可哀想なように思いました。

小さい頃のまま、豪快で無邪気な雪ちゃんでいてほしかったような。

でも小説版おおかみこどもを読んで、雪は雪で最大限
「おおかみらしく生きる道」を選んだのではないかと思いました。


ニホンオオカミの血を受け継ぐ者は、作中で雨と雪二人しかいません。
ひょっとしたら、どこかに正体を隠したおおかみ人間や、
山奥に隠れ住む狼がいるかもしれませんが、きっと二人とも最後まで
自分たち以外のニホンオオカミと出会うことはないと思います。

その状況の中で雨は「狼」として生きる道を選びました。
ということは、雨は……。

他の種類の野生動物と出会ったり
仲良くなったりすることはあるかもしれませんが、
たった一頭の狼として、生きていくことになるんですね。


一方の雪は、人間である部分を生かして、人間として生きようとします。

でもオオカミといえば群れ社会ですね。
ニホンオオカミは小規模な群れで活動していたと聞いたのですが
大規模であれ小規模であれ、仲間たちと共に生きていく
社会性のある動物のようです。

だから雪は、人間の「群れ」で生きることを選んだのかもしれません。


一頭だけで生きてゆく雨は、
元のニホンオオカミとは違う生き方をすることになります。
絶滅寸前の彼はもう、群れをなすことはできず、
元のニホンオオカミには戻れません。

ひょっとしたら、群れの中で協調性や社会性を学び、
協力しあって生きてゆく雪の方が、
狼らしい生き方を選んだのかもしれません。
合わせるのが人間の社会であれ狼の社会であれ、
群れの一員として生きることに意味を見出したのかもしれません。


……そんなことを感じさせる文が、ところどころにありました。

実際雨や雪や細田守監督がどう考えたかは分かりませんが、
私は映画であんまり雪や雨の気持ちを推し量れなかったので、
小説版を読んだことで二人の新たな一面を見られたような気がしました。


作中で雨と雪が大喧嘩をするシーンがあり、
「人間」か「おおかみ」かで主張を戦わせますが
結局お互いを認め合いますね。

人として生きるのも狼を選ぶのも両方正解で、
でもあるいはもう、真の正解はないのかもしれません。
二人は無言だったけれど、「おおかみこども」であるという使命を背負って
狼一族の今までやこれからについて、色々考えたのかもしれません。

人間として生きる道を選んだことが狼らしさかも、なんて言い出したら
何が人間らしさで、何が狼らしさなんだって話になりますが……。
同じように自分の素質を生かそうとしても、違う道を選ぶこともある。
そしてどこにも、間違った道はない。そんな話のように思えました。


なかなか花や雪、雨、おおかみおとこの彼のように
まっすぐに生きることができませんが、その姿勢を見習いたいです。
そしてこの作品では多くが語られないぶん色々と想像することができ、
多分人によって違った解釈が生まれますね。そこが魅力だと思います。

ということで今回は「おおかみこどもの雨と雪」の感想ブログでした。







最後までお読みいただきありがとうございました。
もし宜しければ、こちらのブログもご覧ください。

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