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2016年07月13日

戦術の失敗は尾を引く 〜モバイルファクトリーの売り〜

ローツェ(6323)を手仕舞った後、次にどれを仕掛けるかしばし迷った。

他の銘柄で条件に合っているのがあればそれを仕掛けてもいいし、当然ローツェの戻りを売る戦略もあり得た。

機械的に選択するならどちらがより有利な結果を得られるか期待値を比較して決めるのだろうが、そこはそれ、さっきは失敗ではないがうまく利食いできなかったので、自然と他の銘柄を選んでしまう自分がいた。

買い落ちした値段が微妙に心理的な影響を与えるのだ。
買った値段より高く売らないと負けだ! みたいな。
関係ないのにね。(笑)

そういう経緯で次の銘柄には昨日も仕掛けた モバイルファクトリー(3912)を選んだ。

大幅ギャップアップで寄り付いた後高値更新一時ストップ高をつける。その後一度下げた後は再トライする元気もなくなったようだ。さっきのローツェの例もあるので、今回は一度下抜けてから仕掛けることにした。

こっちは寄付きと高値をつけた時、そして下抜けた時にも出来高が膨らんでいる。

反発した後再度売られることに関してはかなり好条件が揃っている。売りに自信あり。


と、これが裏目に出た。

自信があったばっかりに、引きつけて高いところを売るのではなく、ちょっと戻ったところを指値で売ってしまったのだ。

2016/07/13 10:16 「3,700円」

ストップオーダーは直近保合を抜けたところの「3,900円」。

下抜けたとは言っても、大きく突き抜けていない状態で反発に入ったので、どちらかと言うとダマシのブレイクアウトになっちゃってる。(泣)

というわけで延々と戻っていく様子を見守る羽目に陥ってしまった。

直近の保合のレンジに入りこんだ時は正直イヤだったが、売りに関して自信があったのでそこで離脱する気は全くなかった。

ただし引かされた状況での精神状態は後々悪い影響をおよぼすことになる。


反発して買われている間も出来高は増えず。下落への自信は揺らがなかった。

待ったかいあり。ようやく崩れ始めた!
陰線が出てきた。

でもね。出来高増えないんだよね。

そんな時にちょっと長めの赤い陽線がピョ〜ン!

心臓に悪い。結果的に上ヒゲになったものの持ち続ける気力が失せてしまった。

2016/07/13 10:52 「3,670円」「3,675円」
(+30円、+0.15R)+0.13R

指値で離脱。

その後順調に下落して安値更新はお約束。

最初のエントリータイミングの失敗がエグジットに悪影響をおよぼした例である。結果的に利益となっているが悪いトレードの見本だ。

3912-20160713.PNG

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順張りエントリーの利食いは逆張りだった・・・ 〜ローツェの売り〜

今日の注目銘柄を順々に見て回り当たりをつけていた。

最近「寄り天」(寄付き天井)に非常に興味を持ち出した筆者。ピンポイントの「寄付き」ではなくても、寄り付いて30分から1時間くらいの間で天井圏を形成しているパターンとの相性がいい。

もちろん相場には「絶対」はないし、また今までの手法と厳密にいえば違うものになる。その点はちゃんと認識している。(笑)

さて筆者の目に留まったのはローツェ(6323)

大幅ギャップアップで寄り付いた後高値更新、一度下げた後再トライは失敗して揉み合いに入る。寄付きと高値の順番は逆だが、チャートの全体の雰囲気は昨日のモバイルファクトリー(3912)と似ている。

というわけで板を見ながら崩れるかな〜と思った時に成行で売った。

2016/07/13 9:46 「2,005円〜2,008円」

株は板が薄いと分割約定しちゃうんだよね。為替の場合はほとんど気にすることないんだけど。

ストップオーダーは直近の保合をちょっと抜けてある程度売り板があった「2,041円」。

すぐには崩れなかったので、やっぱり崩れたのを確認してからの方が良かったかという思いが脳裏をよぎった。

幸い買い気が乏しくほどなく崩れてくれた。「1,946円」まで下げた。一応出来高はちょこっと増えてはいるものの目を見張るほどではない。すぐに反発が始まった。

本来であればここからの戻りは売るタイミングを測るところなのだが、トレードの時間軸が徐々に短くなってきている筆者にとって、これは既にワントレード終了している。ということで仕切ることに。

2016/07/13 9:58 「1,990円」
(+15円、+0.42R〜+0.55R)

しまった。エントリーが順張りになっていたから利食いは逆張りにすべきだった。一時「1.7R」くらいは行ってたのに。それか今回は複数のロットだったので一部だけでも利確しておけば良かった。そうすれば次の戻り売りにつなげる作戦を採れたかもしれない。

6323-20160713.PNG


その後の戻りは「売れる」戻りだったようだ。当初の筆者はここを狙う戦略を採っていた。どっちがいいいんだろうね。


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増担保規制解除銘柄の考察(解除明け) 〜ソフトフロントと日本ラッド〜

『増担保規制解除銘柄の考察』
『増担保規制解除銘柄の考察(補足)』

昨日ともに増担保規制が解除されたソフトフロント(2321)日本ラッド(4736)

解除明け初日である本日の値動きを確認したら実に興味深い結果となった。


〔ソフトフロント〕

前日終値・・・362円
本日始値・・・347円
本日高値・・・358円
本日安値・・・326円
本日終値・・・337円(△25、△6.91%)

〔日本ラッド〕

前日終値・・・1,469円
本日始値・・・1,529円
本日高値・・・1,769円
本日安値・・・1,510円
本日終値・・・1,600円(+131、+8.92%)


しっかり明暗分かれた形となった。ある程度は偶然の要素も絡んでくるので割り引いて考える必要がある。

しかし日本ラッドに関しては非常に示唆に富む内容となっている。

日本ラッドが規制解除になるための終値の条件は「1,469円」以下になることだった。そしてまさにその値段で引けたのである。

「1,470円」では規制が解除されないのでこのままでは他の材料が出てこない限りまだ積極的に買える値段ではない。

「1,469円」はまさに規制が解除される値段であり、「もし上昇復帰モードになるなら」買っておきたい値段である。

なので通常の時よりも多く「1,470」ヤリ「1,469」カイの指値が大引けに出されたことが想像される。さすがにここまでドンピシャになるとは思いもしなかったが、逆にそれだけ注目されていた証かもしれない。

今日は大幅ギャップアップで始まり一度も前日の価格帯に入ることなく高値圏をキープしていた。高値から崩されたのは日足ベースでの高値更新を維持できなかったからか。

出来高も回復、新規買付け比率も上昇してきている。再度人気化すれば上昇トレンドも長期化するかもしれない。

※あくまでもデイトレードやってる人間の考察です。(笑)

2321-20160712.PNG

4736-20160712.PNG

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2016年07月12日

明日の注目銘柄! 〜2016/07/13〜

筆者の明日の注目銘柄はコレ!

〔ストップ高銘柄〕

アウンコンサルティング(2459)
コメ兵(2780)
内外テック(3374)
農業総合研究所(3541)
ITBOOK(3742)
モバイルファクトリー(3912)
ローツェ(6323)
郷鉄工所(6397)
イマジカロボット(6879)
サノヤスHD(7022)

※イマジカロボット、サノヤスHDは売れない。

〔ストップ安銘柄〕

なし


いっぱいあって目移りしちゃうね!

モバイルファクトリーは今日はごちそうさまでした。できれば明日もよろしくお願いいたします。m( . . )m


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注目銘柄だけとは限らない 〜モバイルファクトリーの売り〜

日々注目銘柄を載せるようにしているが、実は今やっている手法を適用する銘柄は、前日ストップ高(安)で終わった銘柄にこだわる必要はないのである。

ただストップ高(安)銘柄の方が、@翌日も値段を飛ばして始まる確率が高い(と勝手に思っている)のと、A前日に事前にチャートの確認等ができ心の準備をしておけるというメリットがあるのでピックアップしているのだ。

条件に合致さえすれば何でもOKなのだが、今までは精神的に余裕がなくて当日のピックアップができないでいた。


今日は元々注目銘柄数が5つと少ない上に、そのうち3つが売れない銘柄であった。残りのうち内外テック(3374)は寄り後にストップ高に張り付き結局剥がれず、シリコンスタジオ(3907)は小幅のギャップアップにとどまり出来高も少なかったので見送った。
※ノダも売れない銘柄だった。(泣)

というわけで今日は比較的時間に余裕ができたので他の銘柄探しの旅に出掛けた。

昨日ストップ高では終わらなかったものの、一時ストップ高を買われて最後は10円手前で引けた任天堂(7974)。こんな大型株でもストップ高まで買われるんだと思い材料の確認をした。

スマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」の米国での大ヒットが好感されたらしい。なるほど。

今日も寄付き大幅ギャップアップの「21,800円」で始まったのを見て「売りたい」と思った。大出来高で寄り付いた後早速下げた。寄り天の可能性あり。

「21,500円」近辺まで戻してきた時、売るなら今だと思ったのだが、いかんせん任天堂は値がさ株なのでたとえ100株単位の売買とはいえ、資金拘束されるのも嫌なので今回はパスした。
※その後前日の価格帯まで突っ込んでいったが、そこでサポートされてさらなる高みを目指していった。人気化するとすごいね。


任天堂はあきらめたが、関連(すると予想されていた)銘柄で大幅ギャップアップしていたモバイルファクトリー(3912)があったのでこれに注目した。

9時半を過ぎるまで寄らなかったが、ストップ高で寄付いてすぐ下げた後に再度ストップ高を買われたが維持できず揉み合いに入った。

これは寄り天でしょう!

ということで売りました。

寄り後の安値「3,185円」を意識して、「3,190円」「3,195円」と二度跳ね返している。板を見ると「3,190円」がちょっと厚くなっており、その下は比較的薄い。

「3,190円」が売られ始めて少なくなってきたら売りだな。

方針を固めて様子を見ていたら、「3,190円」カイになり売られ始めた。

とその時身体が反応して成行で売ってしまた!

2016/07/12 9:50 「3,190円」

まだ最初の100株くらいだけだったのに。早すぎ!

やばいなあ、これで反発したらどうしよう!?

ストップオーダーはストップ高の「3,290円」。しばし様子見をしていたら、案外早く崩れ始めてくれた。

ピョピョっと長い陰線で出来高も少し多い。とりあえず第一関門突破。

アヤ戻しの後さらなる陰線。どうだ?

う〜む、出来高増えないね。

よく考えるとそもそもの出来高がそんなに多くないことに気づいた。モタモタし始めたので逃げることにした。

2016/07/12 10:01 「3,150円」
(+40円、0.40R)

その後は大きな戻りを入れたものの高値更新できなかったので再度下落。しかしそこでサポートされると、任天堂の後場からの復活劇と歩調を合わせ、再びストップ高まで買われ張り付いてしまった。

3912-20160712.PNG

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2016年07月11日

明日の注目銘柄! 〜2016/07/12〜

筆者の明日の注目銘柄はコレ!

〔ストップ高銘柄〕

共同PR(2436)
内外テック(3374)
シリコンスタジオ(3907)
ぱど(4833)
ノダ(7879)

※共同PRとぱどは売れない。

〔ストップ安銘柄〕

なし


内外テックは終日張り付き。二日連続。

ぱど、ストップ安からの買いは取れなかった。見てなかったのもあるし、見ててもあれは取れないな。

ノダ、業績上方修正を好感。日足チャートが力強かったので一気に持ってったって感じ。

一方のシリコンスタジオは営業赤字の発表でストップ高。「悪材料出尽くし感が強まった」そうな。理由は何でもいいんだよね。買いたい人はどんな時でもどんな値段でも買うんだから。


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売りたい時に売れない、売れる時には売りたくない、売るべき時に見ていない 〜日本アビオニクス〜

今日の注目銘柄だった日本アビオニクス(6946)

寄付き前の気配を見ていたら100万株以上の成行買い注文でストップ高気配になっていた。そりゃあそうだよね、あれだけの材料なんだから。

しまった。こないだのモブキャストじゃないけど成行買い注文入れとけば良かった!

一応抽選で当たる可能性もゼロではない。こういうところが抜け抜けだな。


しかし9時が近づくにつれ売り注文が増えきて(成行ではないがストップ高での指値)50万株以上になってきた。

そうすると成行買い注文が徐々に減ってきた。潮が引いていくようにサーッと。

ストップ高の割当狙いで必要以上に買い注文を出していたであろう筋が手を引き始めたようだ。売り注文が増えてきたので寄り付くことを嫌ったものと思われる。

これは寄り付くな。
ということはもしかして寄り天?

まだ経験が浅いので何とも言えないが、こういうケースが寄付き天井になるような気がする。

26円高の「216円」とギャップアップで寄り付いた後一応高値を攻めていった。がすぐに寄り値を割ってきた。これはひょっとすると。

すぐに反発してきたが寄り値近辺で揉み合っている。これは売りだろう。

ヨシ売ろう!

注文しようと思ったら在庫がない!

またしてもか。仕方ないねこればっかりは。

「196円」まで崩れた。そしてちょっとした戻り。在庫確認するとわずかだが売れる。

どうしよう!?

いくら崩れてきたとはいえ「400円」相当まで買われる可能性がある銘柄だからな。追っかけで売るのはイヤだな。

ということでパスしたら下がっていった。(笑)
「204円」まで戻した後「185円」と前日終値を割った。

今日はもう終わったな(手が出せないな)、と思い家の用事を片付けて戻ってきてチャートを見たら、「202円」まで戻りを買われてその後「188円」まで下がってる。たぶん見てたら売ってたと思うが、うまく利食いできたかは微妙。

後場は高値を更新してるんだよね。その後また下げてるけどこういう展開ではもう手を出せないな、今の筆者では。


株は前場と後場と合わせて5時間しかないから、その間に決着をつけるべくけっこう展開が速いね。寄付きからの値動きが重要なので、待ってたらチャンスを逃すかも。

最近そのことがなんとなくわかってきたけれど、売れないものはしょうがない。そういう仕組みなんだから。


しかしあの材料で前日比マイナスで終わるとは。そうとう買い玉がしこっていたと見るべきか、それともそれだけの特別利益をもかき消してしまうほど会社の将来性がダメだと思われているのか、どっちだろう?


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増担保規制解除銘柄の考察(補足) 〜ソフトフロントと日本ラッド〜

昨日の記事で、最後時間がなくて端折ったところがあったので補足しておく。

「これを内部要因から強引に説明すると、ソフトフロントの信用買い残の上場株式数に対する比率が15%以上あるのに対して、日本ラッドは5%に満たない。」

と書いたが、ソフトフロント(2321)は規制がかかる前から15%以上あり今現在もほとんどその数字が減っていないのに対し、日本ラッド(4736)は規制前一時的に10%を超えることがあったが今では順調にその数を減らしているのだ。

つまりソフトフロントは目先の上昇期待で買いついた信用買いがまだ数多く残っているが、日本ラッドはそういった筋は半分以上消えてなくなっており残っているのは腰の座った長期買いが主体だと思われる。

普通なら株価の高い日本ラッドより低位株のソフトフロントの方が長期戦覚悟で臨みそうだが案外違うものなんだね。この辺りが企業ごとのファンダメンタルの違いなんだろうか?

ちなみに今日の終値がソフトフロントは「412円」、日本ラッドは「1,469円」を下回って引けると本日増担保規制が解除される予定だ。
※あくまでも予測になる。最終的には取引所の裁量が入る余地があるため絶対とは言えない。


この項続く。


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ましたん警報 〜2016/07/11〜

本日7月11日(月)の値動きによっては下記銘柄への増担保規制が発表されます。

ソフトブレーン(4779)

出来高が100,000株以上あり、かつ信用取引の新規買付け比率が40%以上(取引終了後にしかわかりません)であれば規制発動です。
※終値はストップ安でも移動平均との乖離条件をクリアします。

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ましたん注意報・警報は現在試験運用中です。
公表を継続するかどうかは値動きへの影響度も考慮して都度検討していきます。


当面は公表を続けますがニーズの無いものを発表しても労力だけ無駄に掛かってしまうので、ニーズの有無を人気ブログランキングの得票数で便宜的に計測することにしました。
今後もこのサービスを希望される方は下記ボタンを「ポチッと」押してください。




なお数字はできるだけ正確であるよう努めますが諸事情により間違う可能性もあります。
「絶対」の信頼を置かず、あくまでも「参考」程度にとどめておいて下さい。(笑)

                         まるてん

2016年07月10日

増担保規制解除銘柄の考察 〜ソフトフロントと日本ラッド〜

株式投資には増担保規制銘柄にまつわる投資アイデアが二つある。

一つは現在筆者も検証実践中である、規制を事前に予測して売買に活かす方法であり、もう一つは規制がいつ解除されるのかを予測してそれを売買に活かす方法だ。

基本的には、規制がかかる場合は「売り」方向、解除される場合は「買い」方向でのエントリーになる。

面白いことにネット上に流れている情報は、「解除」のタイミングを予測するタイプの内容のサイトやブログの方が圧倒的に多い。

規制されている銘柄の方が数が少ないので捕捉しやすいという面は確かにあるが、予測に要する作業労力としてはどちらも大して変わらないと思うんだけどね。

やはりここにも「売り」よりも「買い」を志向する「非対称性」が存在しているのだろうか。


さて一般的には、増担保規制で離散した人気(=出来高)が規制解除とともに回復して再び上昇基調に向かう傾向があるという考えがある。

もちろん、「必ず上がるわけではない」という注意書きも一緒に記載されていることも多く、これまで急激に買われた理由が仕手筋などの力技に一般大衆が飛びついただけで、業績などの裏付けのない場合は上昇回復は期待できないとしている。

ただしその銘柄がどちらに当たるのかという分析や予測も載っておらず、規制解除後の株価の統計資料など客観的なデータの記載もない。

筆者も企業のファンダメンタル分析などはできないが、客観的にわかるデータからちょっとした考察をしてみようと思う。とは言っても筆者は、規制ギャップ狙い以外は基本的に持ち越しのポジションは持たない身分なので、実際はお気楽な予想にすぎないのではあるが。(笑)





まず規制が解除される条件を確認しておこう。

解除条件には(1)残高基準と(2)株価基準と(3)特例基準がある。

(1)残高基準

 次のイ.及びロ.のすべてに該当する場合

 イ.5営業日連続して売残高の対上場株式数比率が12%未満である場合
 ロ.5営業日連続して買残高の対上場株式数比率が24%未満である場合

(2)株価基準

 5営業日連続して各営業日の株価と各営業日時点における25日移動平均株価との乖離が15%未満である場合

(3)特例基準

 (1)(2)の基準のすべてに該当している場合であっても、当取引所が信用取引の利用状況や銘柄の特性を考慮し必要と判断した期間は措置を解除しないことができる。


(3)の特例基準は取引所の裁量なので、予測しようがないため考慮しない。

(1)の残高基準は「既定」の数値に対する比率なのでこれも一応除外できる。


実は(2)の株価基準がけっこうスルーしがちだが大事な部分である。

移動平均との乖離の縮小というものは、一見単一の事象のことのように思えるが、実は二つのパターンがある。

一つは上がっていた株価が下落して移動平均に接近してくるパターンであり、もう一つは株価が横ばいまたは小幅の上昇をしている間に移動平均が上昇してきて接近するパターンである。

この状態で規制が解除される場合、最初のパターンでは株価は下落しており、後のパターンでは株価は横ばいまたは小幅の上昇をしている。

どちらがこれから復活して強くなりそうに見えるか?

順張り志向と逆張り志向で考え方は違う部分もあるが、通常は横ばいまたは小幅の上昇をしている方が強く見えるのではないだろうか?


ソフトフロント(2321)日本ラッド(4736)はともに規制解除のリーチが掛かっている銘柄であるが、チャートの形はこうも違う。

これを内部要因から強引に説明すると、ソフトフロントの信用買い残の上場株式数に対する比率が15%以上あるのに対して、日本ラッドは5%に満たない。

この状況でどちらかを買わなくてはいけない選択を迫られたなら、筆者は迷わず日本ラッドを選ぶだろう。


この項続く。





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