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2015年11月27日
同じチャートを見ても違う考え方ができる 〜EUR・GBP・USDの関連性〜
『自己正当化理論のおそろしさ 〜EUD/GBPの教訓〜』で仕掛けたEUR/GBP。
結果は稀代の大失敗に終わったが、
同じチャート(EUR/GBP、EUR/USD、GBP/USD)を見ながらも
まったく違う仕掛けにつながる考え方ができる。
実はこちらの考え方の方が本来の筆者の考え方なのであるが、
その時自分の考えたアイデアの方に酔いしれてしまって、(笑)
気づいていながら頭の隅に片強制的に追いやっていた。
↓ 「酔いしれ」たアイデア! ↓
「つまり、これはWトップに見せかけて一旦反落するも
その後一気にブレイクして突き抜けていく「ダマシ」のチャートだな。
なるほど、たしかにこの値位置は心理的に買えないよね。
だからその後スルスルッと上がっていくのか。
さすがに相場は難しいようになってるな。
(↑ 自分でも笑える見事な「ご都合解釈」!)」
もう一度、EUR/GBP、EUR/USD、GBP/USDの各チャートの確認をしよう。
「EUR/USDは直近の高値、しかも保合気味を抜いているし
GBP/USDは戻りいっぱいで下落再開コース。」
「それでEUR/GBPはと。
あれっ?
夜中につけた高値の面合わせか。」
各通貨がこの状態にある時に
EUR/USDロング→EUR買い・USD売り
GBP/USDショート→GBP売り・USD買い
を合成して
EUR/GBPロング→EUR買い・GBP売り
を導き出し、筆者はその考えに「酔いしれて」いた。
一方でもう一人のいつもの筆者は
GBP/USDショート→GBP売り・USD買い
EUR/GBPショート→EUR売り・GBP買い
を合成して
EUR/USDショート→EUR売り・USD買い
を導き出し、頭の片隅に「追いやられて」いた。
二つの考え方の違いはどこにあるのか?
一つは、クロスカレンシーのチャートの形に信頼性を与えるか否かで
もう一つは、保合やWトップなど形成時の新値抜きの取扱いである。
「酔いしれて」いた筆者は
・クロスカレンシーのチャートの信頼性を否定し
・EUR/USDの保合新値抜きをすぐ採用、
EUR/GBPのWトップの形成過程は無視
一方「追いやられて」いたもう一人の筆者は
・クロスカレンシーのチャートの信頼性を認め
・EUR/GBPのWトップの形成過程を重視し
EUR/USDの保合新値抜きの弱さ(ダマシ)を感じ取った
いずれにせよ、
ある程度「最初に持っている」相場観
または「そうなって欲しい」相場観に左右される部分はある。
「酔いしれ」はEUR/GBPの買い
「追いやられ」はEUR/USDの売り
その相場観の方向性に見合うように
各チャートの比重を自分で調節しているのが現実である。
「酔いしれて」いた筆者は
このブログには記載していなかったが
19日から20日くらいにかけての
EUR/GBPの底、GBP/CHFの天井を
頭に描きながらも仕掛けなかったことが
ずっと頭に残っていたので、
「EUR/GBPの買い」(大底確認)にこだわってしまったようだ。
追いやられて」いたもう一人の筆者は
「EUR/USDの売り」について自信がなかったんだと思う。
米ドル(USD)はオセアニア通貨に対しては弱かったので。
あの時点で、EUR/USDの下落トレンドについて
いまだに「維持されている」ことを当然のごとく考えられる人っていうのは
ある意味ホントすごいなと思う。
よっぽど「トレンド」というものを信頼してないとできないね。
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同じチャート(EUR/GBP、EUR/USD、GBP/USD)を見ながらも
まったく違う仕掛けにつながる考え方ができる。
実はこちらの考え方の方が本来の筆者の考え方なのであるが、
その時自分の考えたアイデアの方に酔いしれてしまって、(笑)
気づいていながら頭の隅に片強制的に追いやっていた。
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「つまり、これはWトップに見せかけて一旦反落するも
その後一気にブレイクして突き抜けていく「ダマシ」のチャートだな。
なるほど、たしかにこの値位置は心理的に買えないよね。
だからその後スルスルッと上がっていくのか。
さすがに相場は難しいようになってるな。
(↑ 自分でも笑える見事な「ご都合解釈」!)」
もう一度、EUR/GBP、EUR/USD、GBP/USDの各チャートの確認をしよう。
「EUR/USDは直近の高値、しかも保合気味を抜いているし
GBP/USDは戻りいっぱいで下落再開コース。」
「それでEUR/GBPはと。
あれっ?
夜中につけた高値の面合わせか。」
各通貨がこの状態にある時に
EUR/USDロング→EUR買い・USD売り
GBP/USDショート→GBP売り・USD買い
を合成して
EUR/GBPロング→EUR買い・GBP売り
を導き出し、筆者はその考えに「酔いしれて」いた。
一方でもう一人のいつもの筆者は
GBP/USDショート→GBP売り・USD買い
EUR/GBPショート→EUR売り・GBP買い
を合成して
EUR/USDショート→EUR売り・USD買い
を導き出し、頭の片隅に「追いやられて」いた。
二つの考え方の違いはどこにあるのか?
一つは、クロスカレンシーのチャートの形に信頼性を与えるか否かで
もう一つは、保合やWトップなど形成時の新値抜きの取扱いである。
「酔いしれて」いた筆者は
・クロスカレンシーのチャートの信頼性を否定し
・EUR/USDの保合新値抜きをすぐ採用、
EUR/GBPのWトップの形成過程は無視
一方「追いやられて」いたもう一人の筆者は
・クロスカレンシーのチャートの信頼性を認め
・EUR/GBPのWトップの形成過程を重視し
EUR/USDの保合新値抜きの弱さ(ダマシ)を感じ取った
いずれにせよ、
ある程度「最初に持っている」相場観
または「そうなって欲しい」相場観に左右される部分はある。
「酔いしれ」はEUR/GBPの買い
「追いやられ」はEUR/USDの売り
その相場観の方向性に見合うように
各チャートの比重を自分で調節しているのが現実である。
「酔いしれて」いた筆者は
このブログには記載していなかったが
19日から20日くらいにかけての
EUR/GBPの底、GBP/CHFの天井を
頭に描きながらも仕掛けなかったことが
ずっと頭に残っていたので、
「EUR/GBPの買い」(大底確認)にこだわってしまったようだ。
追いやられて」いたもう一人の筆者は
「EUR/USDの売り」について自信がなかったんだと思う。
米ドル(USD)はオセアニア通貨に対しては弱かったので。
あの時点で、EUR/USDの下落トレンドについて
いまだに「維持されている」ことを当然のごとく考えられる人っていうのは
ある意味ホントすごいなと思う。
よっぽど「トレンド」というものを信頼してないとできないね。
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