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石垣マニアに捧ぐ

石垣マニアに捧ぐ




先日、和歌山城の見所の記事でoryuさんが見事なキラーパスを出して下さいました。

今回はちょっとマニアックな和歌山城をご紹介します。

和歌山城には3種類の石垣があります。
これは、城主豊臣秀長→浅野幸長→徳川頼宣という3代で補修が行なわれていること
そしてその工法による違いなのです。

一番古い石垣はこんな感じ。


野積みと言って、自然の石を加工せずそのまま積んでいます。
つまり、作業は早いけれど、敵が登りやすい石垣なのです。

それに対して、


箱積みと言って、石を箱のような形に加工して積んでいます。
敵が登り難そうですね。でも加工に時間がかかります。
この石垣は、和歌山城の中で一番高い石垣で高さは23.4mあります。

もっと凝った石垣がこちら


亀甲積みと言って、亀の甲羅のような形に積んでいます。

どこのお城でも、石垣には刻印が見られますが、
和歌山城の石垣も例に漏れず、いろんな刻印が見られます。
それはまた、後日改めてご紹介します。

この紅葉はどこから生えているのでしょう? 


なんと、石垣から生えています。まさに、ど根性紅葉ですね。 


おまけ。紅葉渓庭園で一番赤い紅葉です。






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