2017年04月11日
息子に空手を体験させて思った事。父親の心境。
空手を体験させて思った事
我が家の小学3年生の息子くん。
自由奔放に、やりたい事は好きな様に挑戦するよう育ててきた息子くん。
小学3年生になったばかりっていうのもあるでしょうが「我慢する」事が少し苦手。
興味がある事を優先し興味が無い事は華麗にスルーしがち。
小学校での集団生活を経てそういったものを身に付けていくのでしょうがまだまだ成長段階。
我慢が少し苦手を特に心配する訳でも無かったのですが折角息子くんから言ってきたので空手の体験教室に行ってきました。
空手を通して「我慢する」事を指導して頂けるならと期待を込めて。
空手教室のピリっとした空気は親にも伝わった
武道なので礼儀・所作はしっかりと重んじられておりました。
姿勢から始まり一礼もピシっと。正座の際には我慢して動かない。
少しでも動こうものなら先生の激が飛ぶ。
「空手とは」という思いを込めた激。
久しく味わった事の無い空気に親の私が思わずピシっ!
激を飛ばされた他の子を横目で見ていた息子くんも背筋を伸ばし良い姿勢。
『あぁ武道教わるの良いなぁ』
先生の言葉は素敵だった
『姿勢の乱れは心の乱れ』
『物を渡す時は両手』
『お互いに礼の気持ちを持つ事』
『正座中、動きたくても少しの間だから我慢しなさい』
名言製造機かの如く指導して頂き親が言うより息子くんには響いていたんじゃないかなぁ。
他の子に先生が指導する度にピシっとする息子くんが可愛くて仕方なかった。
やっぱり武道を教える先生にもなると礼儀正しく一つ一つの言葉が素敵だった記憶。
組手をする他の子達を我が子に重ねてみた
極真空手みたいにフルコンタクトではなく防具を付けての組手。
それでもやっぱり見ていて痛そうや苦しそうな表情を浮かべる他の子達。
息子くんもいつか組手をするのかなぁと思って重ねてみると応援したいような
わざわざ痛い思いしなくても・・・と複雑な気持ちに。
完全に過保護ですねw
私も小学生の間、剣道と柔道をしていて私の親もそんな気持ちだったのかなぁと懐古。
でも「叩かれて痛いんだ」と知るのは良い経験だったし、
先生にしごかれて「自分だけ痛いまま終われるか!」と思って
何度も先生に挑戦して返り討ちにあったのは良い思い出。
挑戦して返り討ちにあった記憶がたった今、私のモチベーションを高めてくれたので尚更良い思い出にw
集中力が切れた息子くんにハラハラした
他の子達が組手をしている最中、「見学だけ。」という状態の息子くんは集中力が切れました。
隣の教室を見たり何故か真上を見たり。
他に見学している白帯の生徒が怒られる中でも完全に集中力が切れた息子くんはモゾモゾ。
先生に怒られるんじゃないかと親の私の方がハラハラしてましたw
さすがに今日は体験教室なので怒られる事は無かったですが正式に生徒になった時を想像すると
当分ハラハラしそうで見てられないかもですw
思わず声を張り上げて「ピシっとしなさい!」と言いたかったのですが我慢我慢。
無事に空手の体験教室が終わって
『どう?やれそう?』の質問に息子くんが一言
『やりたい!』
『やるって決めたんだったらちゃんと出来る?』
『うん!』
息子くんの決意と共に成長を実感出来て嬉しく思う父親の私。
それと同時に娘ちゃんと同様、少しづつ手元から離れていってるなぁとも実感。
成長を喜びながら離れていってる寂しさも感じる1日となりました。
フィナーレ
嫌われる勇気にも書いてあって夫婦共々共感を受けた言葉
縦の関係より横の関係を重視して育てていこうとしている最中
完全無欠な縦の関係の武道を習わすのに戸惑いもありましたが
精神を鍛えるという点で素晴らしいものだと感じました。
今日はお客様扱いでしたが正式に生徒になって息子くんがどこまで頑張れるか応援だけはしっかりとしていく所存でございます。
それでは
ん〜!良い人生を!
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