私の勤務体系は・・・
週に三日間は横浜で勤務、その他は京都で勤務か休暇
昨日は丁度横浜勤務の翌日で、最愛のAS400ちゃんがいる会社に出勤でした。
この子ですよ
この緑色のきらめきを見ているとうっとりします
現在、京都の会社ではグループ全体の案件を実現するためのシステム改修を行っており、それにはAS400が欠かせません。
と、言うのはこのAS400上で稼働しているシステムが、その案件を実現するために必要であり、私がその案件のリーダーでもあり開発者でもあります(忙しい)
恐らく、Windowsアプリだったらへこたれてただろう案件ですが、AS400ちゃんのおかげで、
●動作パフォーマンスを気にして仕様設計する必要がない。
●アプリケーション入出力インターフェースはCUIでOk。(当社職員はCUIを当たり前のように使っている。)
という、開発者にとって本来のロジックの実現にのみ注力できます。
あっそうそう! 入力担当者の指さばきは、目にも止まらない速さで入力し、画面から別の画面への移り変わりも目にも止まらない速さで遷移していきます。去年、外部の人にその入力担当者が何をしているか説明していましたが、その外部の人に『画面の移り変わりが早すぎて全然見えないので、もっとゆっくり操作してください』って言わせたぐらいですから
おっと、話をもとに戻して・・・この本来のロジックのみに注力できるってのはシステム開発にとって非常に重要ですよね。
人というものは誤るものである
⇒システムアプリケーションは誤入力/誤操作/勘違いに対応することが必要
⇒エラーチェックロジックの追加/ガイダンス機能の追加が必要
良く、ヒューマンエラー対応がプログラム内部に占める割合は8割・・・とか聞きます。
確かに、そんな感じですね。
この部分が無ければ(いいのですが、少なければ)開発効率が上がることは自明の理ですよね。
また、なんか脱線しましたが、このことから昨日一日で必要な改修工程の3割は完了しています。
もし、AS400でなければまだ、コーディングにさえ取り掛かれていなかったのでは・・すなわち数パーセントでしょうね。 すると、6月中に完了できるかどうかも危ういですね。
そんなAS400ちゃんのおかげで、私は今日お休みなので、来週月曜日と金曜日、京都勤務の時に頑張りますー!
2020年06月13日
2020年06月10日
下位互換・・・・素晴らしい機能!
下位互換・・・これがどれほどIT技術者を助けるか・・・
Windowsって今は Window10ですよね。
私がITで物心ついたときは、Windows3.1でしたよねぇ
その後、覚えているだけで
Windows95
Windows2000
WindowsNT
WindowsXP
WindowsVista
Windows7
Windows8
Windows8.1
Windows10
かなぁ・・・
あぁ・・・Windowsの前にはDOSってのもあった・・・
懐かしいなぁ
思い出話になってしまいました。話をもとに戻して・・・
むかーし、Windows95用に開発したアプリは運が良ければWindows10上でも動きますね。しかし、大概のアプリはWindows10がエラーメッセージを出してそのアプリを動かしてくれません。
それもそのはずですよね。Windowsがどんどん進化して、昔のWindows用に作られたアプリを動かせるようにするとセキュリティー上かなんかでリスクが高いから・・・もしくはメモリモデルが異なるから・・・
なので、Windowsが進化するたびにWindows上で動作するアプリを開発してきた我々はそのアプリが正しく動作するか確認する必要があります。
Windows10は猶更強固なセキュリティーを誇るので、そのセキュリティーポリシーをまたはメモリ管理機能を侵害するアプリは・・・
こうなるとアプリを作り直すしかありません。
このアプリを作り直す作業、これが我々技術者にとってどれほど苦痛かわかっていただけるでしょうか。
なぜならば、まず
@アプリのどの部分が新しいWindows上で動作することの障害になっているか特定しなければなりません。そして、
Aその特定した障害を回避するためにはどのような手段・方策を使ったらいいか検討しなければなりません。
Bその上でアプリを変更します。
でも・・・
Aの段階で方策がないばあい・・・一から作り直しです。
これらをすべて完遂したら・・・待っているものは何もありません。
私は私の開発したアプリを使ってくれた方が喜ばれるのをみて喜びます。
しかし、新Windowsに対応したからと言ってエンドユーザーから喜ばれることもありません。なぜならエンドユーザーはWindowsが新しくなっても従来動いていたアプリは新しいWindowsでも動いて当たり前と思うからです。
ましてや、不具合などでも起こそうものなら、『システム部、いったいどうなっているんだ? 昨日まで動いていたのが今日は動かないじゃないか? 仕事にならないからとっとと直せ!』と怒られます。
これは大変つらい・・・・
その点、AS400は、1987年当時に開発したアプリが動いています。社の環境や運用変更など必要に応じて改修してきたものもありますが、AS400のOSのヴァージョンアップによって変更せざるを得なくなったことはありません。
完全な下位互換が保証されています。
これって、すごいことだと感じます。 IBMのOS開発陣の方々に足を向けては寝られません。 まぁ、世界中の何処にいはるかわからないので足を向けちゃってるとは思いますがね。
しかもAS400は名前を変えつつも現在に至るまで・・・また未来に向かって進化し続けています。古臭いシステムではなく、古臭い使い方もできるし最新の使い方もできるオールマイティーなコンピュータだと思います。
丁度、F1マシンで隣のコンビニにはいかないですよね。
でも、AS400というマシンは、隣のコンビニに行くことも、世界一周もできちゃうコンピュータです。
ほかの開発者の方もその魅力をしっていただけたらと思います。
Windowsって今は Window10ですよね。
私がITで物心ついたときは、Windows3.1でしたよねぇ
その後、覚えているだけで
Windows95
Windows2000
WindowsNT
WindowsXP
WindowsVista
Windows7
Windows8
Windows8.1
Windows10
かなぁ・・・
あぁ・・・Windowsの前にはDOSってのもあった・・・
懐かしいなぁ
思い出話になってしまいました。話をもとに戻して・・・
むかーし、Windows95用に開発したアプリは運が良ければWindows10上でも動きますね。しかし、大概のアプリはWindows10がエラーメッセージを出してそのアプリを動かしてくれません。
それもそのはずですよね。Windowsがどんどん進化して、昔のWindows用に作られたアプリを動かせるようにするとセキュリティー上かなんかでリスクが高いから・・・もしくはメモリモデルが異なるから・・・
なので、Windowsが進化するたびにWindows上で動作するアプリを開発してきた我々はそのアプリが正しく動作するか確認する必要があります。
Windows10は猶更強固なセキュリティーを誇るので、そのセキュリティーポリシーをまたはメモリ管理機能を侵害するアプリは・・・
こうなるとアプリを作り直すしかありません。
このアプリを作り直す作業、これが我々技術者にとってどれほど苦痛かわかっていただけるでしょうか。
なぜならば、まず
@アプリのどの部分が新しいWindows上で動作することの障害になっているか特定しなければなりません。そして、
Aその特定した障害を回避するためにはどのような手段・方策を使ったらいいか検討しなければなりません。
Bその上でアプリを変更します。
でも・・・
Aの段階で方策がないばあい・・・一から作り直しです。
これらをすべて完遂したら・・・待っているものは何もありません。
私は私の開発したアプリを使ってくれた方が喜ばれるのをみて喜びます。
しかし、新Windowsに対応したからと言ってエンドユーザーから喜ばれることもありません。なぜならエンドユーザーはWindowsが新しくなっても従来動いていたアプリは新しいWindowsでも動いて当たり前と思うからです。
ましてや、不具合などでも起こそうものなら、『システム部、いったいどうなっているんだ? 昨日まで動いていたのが今日は動かないじゃないか? 仕事にならないからとっとと直せ!』と怒られます。
これは大変つらい・・・・
その点、AS400は、1987年当時に開発したアプリが動いています。社の環境や運用変更など必要に応じて改修してきたものもありますが、AS400のOSのヴァージョンアップによって変更せざるを得なくなったことはありません。
完全な下位互換が保証されています。
これって、すごいことだと感じます。 IBMのOS開発陣の方々に足を向けては寝られません。 まぁ、世界中の何処にいはるかわからないので足を向けちゃってるとは思いますがね。
しかもAS400は名前を変えつつも現在に至るまで・・・また未来に向かって進化し続けています。古臭いシステムではなく、古臭い使い方もできるし最新の使い方もできるオールマイティーなコンピュータだと思います。
丁度、F1マシンで隣のコンビニにはいかないですよね。
でも、AS400というマシンは、隣のコンビニに行くことも、世界一周もできちゃうコンピュータです。
ほかの開発者の方もその魅力をしっていただけたらと思います。
安かろう、悪かろう・・・が当てはまらない例!
昨日、京都から横浜に向かう新幹線の中で、スマホで記事を書いていたんです。
一通り文章を入力し終えて、プレビューしたら文字の修飾を全然してなくて、とりあえず、文章の最初からと思って、下にスワイプしつづけたら、最終的にページの更新をしてしまって、せっかく入力した文章が消えてしまいました
気を取り直して今朝、頑張ります
さて、昨日の話題はというと・・・
『ちふれ』って言う化粧品メーカーのことから話し始めました。
AS400の話題と関係ないって? いえいえ、共通点はありありなんです。
ずっと前に、『ちふれというメーカーが化粧品(確か乳液?だったような)を売り出しました。ちふれは品質の良いものをできるだけ安く提供するっていう企業理念のもと、その化粧品を500円ぐらいで市場に出しました。 でも、消費者は見向きもしませんでした。 一向に売れないので、今度は何千円かで出しました。 すると不思議なことによく売れました。』って記事を見つけました。
みなさんはいかがでしょうか? 品質もデザインも何もかも同じなのに、仮に、500円の化粧品と3000円の化粧品があればどちらを選びますか?
もちろん、500円の方ですよね。
では、なぜちふれの化粧品が500円では売れなかったのでしょうか。
化粧品は自分の肌に直接つけるものです。 なのでご婦人方は自分の大切な肌に触れさせる化粧品が安かったら品質が悪いんだろうと考え敬遠したのでしょう。
しかし、同じものを価格を上げたら売れた・・・
これは、品質に対する先入観がそうさせたんでしょう。
安かろう、悪かろう。
この先入観です。
この考えは、コンピュータの選択時にも当てはまります。
当社のホストコンピュータは IBM Power Systemsです。
グループ会社のホストコンピュータはの〇〇です。
この二つ、CPU性能は・・・・Power Systemsの方が優っています。
ディスク容量は・・・・Power Systemsの方が優っています。
主記憶量は・・・・比較できていません。
処理速度は・・・・一定のアプリケーションではPower Systemsの方が格段に速いです。
その他のアプリケーションでは比較していません。
さて、どちらのコンピュータの方が価格が高いでしょうか?
価格比は、Power Systems:の〇〇 = 1:27 です。
1:2.7ではありません。1:27です。
これは何ということでしょう。
皆さん、AS400のコストパフォーマンスがいかに高いか・・・・少しでも感じていただけたかなと思います。
私は、入社して30有余年ですが、入社時以来IBM製のSystem/38からAS/400...iSeries...Power Systemsと名前こそ変わりましたが、これらのコンピュータをホストマシンとして開発できてきたことは開発者にとって非常にラッキーだったと思います。
昨日はショックでさぼってしまったので、(毎日一記事投稿を目標にしています)本日、もう一回、投稿したいと思います。こうご期待
一通り文章を入力し終えて、プレビューしたら文字の修飾を全然してなくて、とりあえず、文章の最初からと思って、下にスワイプしつづけたら、最終的にページの更新をしてしまって、せっかく入力した文章が消えてしまいました
気を取り直して今朝、頑張ります
さて、昨日の話題はというと・・・
『ちふれ』って言う化粧品メーカーのことから話し始めました。
AS400の話題と関係ないって? いえいえ、共通点はありありなんです。
ずっと前に、『ちふれというメーカーが化粧品(確か乳液?だったような)を売り出しました。ちふれは品質の良いものをできるだけ安く提供するっていう企業理念のもと、その化粧品を500円ぐらいで市場に出しました。 でも、消費者は見向きもしませんでした。 一向に売れないので、今度は何千円かで出しました。 すると不思議なことによく売れました。』って記事を見つけました。
みなさんはいかがでしょうか? 品質もデザインも何もかも同じなのに、仮に、500円の化粧品と3000円の化粧品があればどちらを選びますか?
もちろん、500円の方ですよね。
では、なぜちふれの化粧品が500円では売れなかったのでしょうか。
化粧品は自分の肌に直接つけるものです。 なのでご婦人方は自分の大切な肌に触れさせる化粧品が安かったら品質が悪いんだろうと考え敬遠したのでしょう。
しかし、同じものを価格を上げたら売れた・・・
これは、品質に対する先入観がそうさせたんでしょう。
安かろう、悪かろう。
この先入観です。
この考えは、コンピュータの選択時にも当てはまります。
当社のホストコンピュータは IBM Power Systemsです。
グループ会社のホストコンピュータはの〇〇です。
この二つ、CPU性能は・・・・Power Systemsの方が優っています。
ディスク容量は・・・・Power Systemsの方が優っています。
主記憶量は・・・・比較できていません。
処理速度は・・・・一定のアプリケーションではPower Systemsの方が格段に速いです。
その他のアプリケーションでは比較していません。
さて、どちらのコンピュータの方が価格が高いでしょうか?
価格比は、Power Systems:の〇〇 = 1:27 です。
1:2.7ではありません。1:27です。
これは何ということでしょう。
皆さん、AS400のコストパフォーマンスがいかに高いか・・・・少しでも感じていただけたかなと思います。
私は、入社して30有余年ですが、入社時以来IBM製のSystem/38からAS/400...iSeries...Power Systemsと名前こそ変わりましたが、これらのコンピュータをホストマシンとして開発できてきたことは開発者にとって非常にラッキーだったと思います。
昨日はショックでさぼってしまったので、(毎日一記事投稿を目標にしています)本日、もう一回、投稿したいと思います。こうご期待
2020年06月08日
ネットの進化とAS400・・・・
最近、機変をしました。
私は、何故か電化製品についてはSonyが大好きなので、最初のスマホもSonyの製品にしました。(この気持ちわかっていただけるかしら)
現在は、Xperia 1 Uです。 5G対応と言うキーワードにとても魅力を感じ、さっそく予約開始した時点で予約してしまいました。
(なんとなく、『してしまいました』という表現の中に後悔の念が見え隠れするかな・・・)
私はAuを使用しているので5月22日発売でした。さっそく、その日に行きました。
説明を聞いていると・・・私の住んでいる地域と職場の地域では5Gは提供されていないとのこと・・・
まっ、いっかー!といつもながらの大らかさで現在使用中です。
いろいろと不具合はあるものの(最新のIT商材にはつきものですね。)満足して使っています。もちろん不具合は解消されると信じて
さて、そう言えば、今でこそAS400にアクセスする端末としてはスマホもありますが、私が入社したころは、ダムタン(Dummy端末のこと?)でしかアクセスできませんでした。
あっ! 5550 Multi Stationって言う当時珍しいカラー表示ができるパソコンのような端末もあった気がします。
さて、話をもとに戻して、さっきのダムタン、接続がTwinax(ツインナックス)っていう、取り回しのしにくいぶっとくて固い通信ケーブルで接続しなければならなかったんですね。
そして、これが数珠つなぎなんで、どっかで断線するとその数珠につながっている端末がすべてだんまり状態になりました。こうなったら、どこで断線したか調べて(一か所ずつそこを終端にして生き返るか調べて・・・)見つけたらハンダゴテで修復作業・・・あーー懐かしいでも今ではそんなことしたくないです。
遠隔の営業所はどうしていたかというと、5294制御装置(今でいうところのルーター・・・みたいなもんです。)を本社と営業所に設置してその間を専用線で接続していました。
この専用線、当時のスピードで9600bpsです。
ピンと来られない方のために・・・
9600 bps = 9.6 Kbps = 0.0096 Mbps = 0.0000096Gbps ですね。
皆さんの家庭で契約しているインターネット回線は100Mbpsが最低ですよね。最近では1Gbpsも普通に契約されていると思います。
このスピード差はものすごいですね。
例えば、1Gbpsが新幹線(東海道区間最高速が275km/h)とすると、9600bpsは、約2.4m/sに当たります。これは歩く人は大体1m/sぐらいなので、2.4m/sとなると小走り程度でしょうか。
昔はどれほど遅かったかお判りになるでしょう。
でもね。このすごく遅いスピードでも営業所にはダムタンを4〜8台設置し、プリンターを設置して印刷していました。
考えてみてください。AS400の端末(今ではダムタンは存在していない(はず)で、Windowsアプリとしての端末エミュレーションソフトが稼働しています。)では、非常に少ないデータ量でAS400にアクセスできちゃうんです。
しかし、この少ないデータ量で業務がこなせることのメリットはいろいろあろうかと思います。
もちろん、Google ChromeやMicrosoft Edgeなどからでもアクセスはできますよ。AS400はオープンなシステムですからね。AS400は新しいテクノロジーをどんどん取り入れながら機能拡大されてきています。しかし、ほかのソフトメーカーと違い過去の資産を非常に大事にしてくれています。私の様なエンドユーザー企業での開発者にとっては、このAS400と出会えて幸せです。非常にラッキーです。
あっ!また話がそれてしまいました。
以前、私が会社のネットワークインフラを構築し直した時のことです。
電話回線を利用して遠隔拠点と結んだり、専用線で結んだり・・・いろいろな方法(その時その時で安価な方法)で本社と接続していたのを、インターネットVPNを利用して全拠点を接続し、全拠点からホストにストレスの無いアクセスを行ったり、タイムカードで打刻するタイムレコーダーの代わりにICカードで社員証を作り、それをICカードリーダーに読ませて出勤・退勤情報をホストに収集するような形でオンライン勤怠システムを作ったりしました。これに付いては、何故か日経から取材依頼が来て、日経NETWORKで『事例で学ぶ ネット構築術〜全拠点をオンラインで勤怠管理 インターネットVPNでコスト削減』として掲載いただいたことがあります。
三年ほど前・・・社内にWindowsアプリが溢れてきて、回線を逼迫してきたので、より高速で安価な回線を探していました。
2018年11月に(と記憶していますが)Sony (ここにも私の好きなブランド)よりNuroという回線が当社所在地で提供できる見込みになったと案内があったため、再構築しようかなと思い始めました。
何故かというと、実行速度がべらぼうに早かったからです。
通常、光回線はBest Effortで1Gbpsとかいう契約になっています。( もし1Gbps帯域保証型なら目の玉が飛び出るほどの価格になってしまうでしょう。)
Best Effortでは、契約速度は理論上の最大値であって、常にその速度が出るわけではありません。この契約の主旨は最大で1Gbpsでます。でも出ない時も往々にしてあります。通信できない時が一定時間以上発生すると損害賠償します。とまあ、こんなもんです。なので、1Gbps = 1000Mbpsですが、1Mbpsで細々とつながっていても契約違反にはならないわけです。
しかし、Nuroでは、1Gbpsの契約で、実行速度が700Mbpsほど出ると・・・営業担当者は言っていました。
価格もさほど高くなく、よしこれだ!と思いました。
家庭でもコストパフォーマンスはよいと思います。 でも私は利用していません
てか、私の住んでいる地域は提供されていません・・・まだ 早く提供してもらえることを望んでいます。
↓現在Nuroを提供している事業者の一つです。
私は、何故か電化製品についてはSonyが大好きなので、最初のスマホもSonyの製品にしました。(この気持ちわかっていただけるかしら)
現在は、Xperia 1 Uです。 5G対応と言うキーワードにとても魅力を感じ、さっそく予約開始した時点で予約してしまいました。
(なんとなく、『してしまいました』という表現の中に後悔の念が見え隠れするかな・・・)
私はAuを使用しているので5月22日発売でした。さっそく、その日に行きました。
説明を聞いていると・・・私の住んでいる地域と職場の地域では5Gは提供されていないとのこと・・・
まっ、いっかー!といつもながらの大らかさで現在使用中です。
いろいろと不具合はあるものの(最新のIT商材にはつきものですね。)満足して使っています。もちろん不具合は解消されると信じて
さて、そう言えば、今でこそAS400にアクセスする端末としてはスマホもありますが、私が入社したころは、ダムタン(Dummy端末のこと?)でしかアクセスできませんでした。
あっ! 5550 Multi Stationって言う当時珍しいカラー表示ができるパソコンのような端末もあった気がします。
さて、話をもとに戻して、さっきのダムタン、接続がTwinax(ツインナックス)っていう、取り回しのしにくいぶっとくて固い通信ケーブルで接続しなければならなかったんですね。
そして、これが数珠つなぎなんで、どっかで断線するとその数珠につながっている端末がすべてだんまり状態になりました。こうなったら、どこで断線したか調べて(一か所ずつそこを終端にして生き返るか調べて・・・)見つけたらハンダゴテで修復作業・・・あーー懐かしいでも今ではそんなことしたくないです。
遠隔の営業所はどうしていたかというと、5294制御装置(今でいうところのルーター・・・みたいなもんです。)を本社と営業所に設置してその間を専用線で接続していました。
この専用線、当時のスピードで9600bpsです。
ピンと来られない方のために・・・
9600 bps = 9.6 Kbps = 0.0096 Mbps = 0.0000096Gbps ですね。
皆さんの家庭で契約しているインターネット回線は100Mbpsが最低ですよね。最近では1Gbpsも普通に契約されていると思います。
このスピード差はものすごいですね。
例えば、1Gbpsが新幹線(東海道区間最高速が275km/h)とすると、9600bpsは、約2.4m/sに当たります。これは歩く人は大体1m/sぐらいなので、2.4m/sとなると小走り程度でしょうか。
昔はどれほど遅かったかお判りになるでしょう。
でもね。このすごく遅いスピードでも営業所にはダムタンを4〜8台設置し、プリンターを設置して印刷していました。
考えてみてください。AS400の端末(今ではダムタンは存在していない(はず)で、Windowsアプリとしての端末エミュレーションソフトが稼働しています。)では、非常に少ないデータ量でAS400にアクセスできちゃうんです。
しかし、この少ないデータ量で業務がこなせることのメリットはいろいろあろうかと思います。
もちろん、Google ChromeやMicrosoft Edgeなどからでもアクセスはできますよ。AS400はオープンなシステムですからね。AS400は新しいテクノロジーをどんどん取り入れながら機能拡大されてきています。しかし、ほかのソフトメーカーと違い過去の資産を非常に大事にしてくれています。私の様なエンドユーザー企業での開発者にとっては、このAS400と出会えて幸せです。非常にラッキーです。
あっ!また話がそれてしまいました。
以前、私が会社のネットワークインフラを構築し直した時のことです。
電話回線を利用して遠隔拠点と結んだり、専用線で結んだり・・・いろいろな方法(その時その時で安価な方法)で本社と接続していたのを、インターネットVPNを利用して全拠点を接続し、全拠点からホストにストレスの無いアクセスを行ったり、タイムカードで打刻するタイムレコーダーの代わりにICカードで社員証を作り、それをICカードリーダーに読ませて出勤・退勤情報をホストに収集するような形でオンライン勤怠システムを作ったりしました。これに付いては、何故か日経から取材依頼が来て、日経NETWORKで『事例で学ぶ ネット構築術〜全拠点をオンラインで勤怠管理 インターネットVPNでコスト削減』として掲載いただいたことがあります。
三年ほど前・・・社内にWindowsアプリが溢れてきて、回線を逼迫してきたので、より高速で安価な回線を探していました。
2018年11月に(と記憶していますが)Sony (ここにも私の好きなブランド)よりNuroという回線が当社所在地で提供できる見込みになったと案内があったため、再構築しようかなと思い始めました。
何故かというと、実行速度がべらぼうに早かったからです。
通常、光回線はBest Effortで1Gbpsとかいう契約になっています。( もし1Gbps帯域保証型なら目の玉が飛び出るほどの価格になってしまうでしょう。)
Best Effortでは、契約速度は理論上の最大値であって、常にその速度が出るわけではありません。この契約の主旨は最大で1Gbpsでます。でも出ない時も往々にしてあります。通信できない時が一定時間以上発生すると損害賠償します。とまあ、こんなもんです。なので、1Gbps = 1000Mbpsですが、1Mbpsで細々とつながっていても契約違反にはならないわけです。
しかし、Nuroでは、1Gbpsの契約で、実行速度が700Mbpsほど出ると・・・営業担当者は言っていました。
価格もさほど高くなく、よしこれだ!と思いました。
家庭でもコストパフォーマンスはよいと思います。 でも私は利用していません
てか、私の住んでいる地域は提供されていません・・・まだ 早く提供してもらえることを望んでいます。
↓現在Nuroを提供している事業者の一つです。
2020年06月07日
今日は日曜日・・・
私はクリスチャンなので、日曜日は教会に通います。
えっ?それが何?って感じですよね。
教会ではお互いが得意な分野で奉仕しあうことで成り立つコミュニティーでもあるわけです。
私は、システム開発者・・・という立場から教会のIT化の中心的役割を果たさせていただいています。
と言っても、なかなかに教会でIT化を進めようとしてもうまくいきません。
会社のように、部下に指示することもできないし、上司もいない。
知恵を使って、実現に向かって進んでいかなければなりません。
私が教会に通い始めて10年ぐらいたった時、その頃は21世紀に入って間もないころでした。
会計処理はすべて帳面に手書き・・・総勘定元帳も元帳も伝票も何もかも手書きです。
しかし、法人格を持っているので適当にはできません。
毎月の収支報告書、年度末の決算報告書、そして次年度の予算案作成・・・
と、大げさに言っても、毎週一回、日曜日に発生するトランザクションは20〜30程度。
しかし・・・・これを紙と鉛筆でやろうとすると4〜5時間はかかります。
教会ならではのお約束が結構ありますから。
と、いうことで、会計担当執事(執事とは株式会社で言えば経理部長にあたりますね)は毎週、礼拝が終わった午後から会計処理を初めて夕方にはやっと帰れる・・・ということを繰り返していました。当然、会計担当者はほかの人とおしゃべりをする時間もなく、ひたすらにもくもくと会計処理をしていました。
そんな教会に転機が訪れました。
年度初めの教会総会(株式会社で言えば株主総会・・・みたいなものですね)で、会計監査の選出を行いました。
選挙で選ぶんですが、選ばれた方がパソコンをよく使っている人なので、『教会会計をIT化するならば会計監査を引き受ける。IT化しないならば辞退する。』と高らかに宣言されました。
そこで、私は『私が教会会計をIT化します。』と言ってしまいましたー(笑)
もはや、勢いって感じで・・・
そこで、会計担当執事から何をどうするか一から十まで教えてもらって、IT化をしていくつもりでした。
ところが・・・会計担当執事も他の人に教えてあげるレベルの人はほとんどいませんでした。たった一人居られた元会社の経理部長(そのまんまですよね。)の方が家の事情で関東に引っ越すことになり、ますます・・・
そして、会計監査の方がもんもんと『いつできるの?いつできるの?』と私に催促しながら帳面とにらめっこしていました。
私の方も会計処理が全く分からないまま、一年が過ぎました。
次の年度、まぁ、私が執事として選挙され、会計担当執事となりました。
分からないことだらけで、すんごい試練でした。
教会牧師には給与支払いをして、所得税を源泉徴収して、税務署に収めて・・・社会保険を天引きして、厚生年金料と健康保険料を振り込む・・・・給与事務。
年末には年末調整事務。
年度末には決算処理。
その前に次年度予算案作成。
したことがないものばかり・・・見よう見まね試行錯誤の連続でとりあえず一年間こなしました。
そして、執事は2年任期のため、次の年もやはり会計担当執事。
一回りするとだいぶ勝手が分かってきて、会計処理をExcelを使って行うようにしました。
その後、会計担当執事を何度も行い、2015年度以外はずっと会計をしてきました。
おかげで、現在では教会では会計の第一人者という状態になってしまいました。
なってしまいましたと申しますのは、ほかの誰も会計をやりたがらなくなってしまったのです。
それは、Excelでの処理が良くわからない。
ただでさえ会計とはどんな処理をするのかがなかなかわかりにくいのに、その上、会計処理をExcelを使って行う・・・
Excelシートにもともと入力されているこのセルには数式が入っているから消したらダメとか、コピペしていいところと悪いところ、コピペするとき値貼り付けしないといけないところ。
もう、約束事だらけで、『はい、私、コンピューター得意なので会計やりたいです!』っていう方にお目にかかったことはありませんでした。
そんなとき、頭にふとよぎるのは・・・AS400のデータベースとアプリケーションの開発効率の良さ。
恐らく・・・・今やっている会計処理プロセスをすべてAS400でMigrationしたら、今Excelマクロで行っている・・・数年かけて構築してきたマクロの大群・・・をAS400上でデータベース構築してアプリケーション開発したら、2週間ほどでできてしまうでしょう。
そして、今Core-i9 9300Kのパソコンで、総勘定元帳に数字を入力するたびに1秒程度待たされるイライラするようなまどろっこしさもすべて解消してしまうでしょう。
でも、教会にAS/400を購入するだけの予算は組めませ〜ん(笑)
AS/400 をクラウドサービスで利用する・・・のも月額費用の点で難しいですね。
あーあ!
えっ?それが何?って感じですよね。
教会ではお互いが得意な分野で奉仕しあうことで成り立つコミュニティーでもあるわけです。
私は、システム開発者・・・という立場から教会のIT化の中心的役割を果たさせていただいています。
と言っても、なかなかに教会でIT化を進めようとしてもうまくいきません。
会社のように、部下に指示することもできないし、上司もいない。
知恵を使って、実現に向かって進んでいかなければなりません。
私が教会に通い始めて10年ぐらいたった時、その頃は21世紀に入って間もないころでした。
会計処理はすべて帳面に手書き・・・総勘定元帳も元帳も伝票も何もかも手書きです。
しかし、法人格を持っているので適当にはできません。
毎月の収支報告書、年度末の決算報告書、そして次年度の予算案作成・・・
と、大げさに言っても、毎週一回、日曜日に発生するトランザクションは20〜30程度。
しかし・・・・これを紙と鉛筆でやろうとすると4〜5時間はかかります。
教会ならではのお約束が結構ありますから。
と、いうことで、会計担当執事(執事とは株式会社で言えば経理部長にあたりますね)は毎週、礼拝が終わった午後から会計処理を初めて夕方にはやっと帰れる・・・ということを繰り返していました。当然、会計担当者はほかの人とおしゃべりをする時間もなく、ひたすらにもくもくと会計処理をしていました。
そんな教会に転機が訪れました。
年度初めの教会総会(株式会社で言えば株主総会・・・みたいなものですね)で、会計監査の選出を行いました。
選挙で選ぶんですが、選ばれた方がパソコンをよく使っている人なので、『教会会計をIT化するならば会計監査を引き受ける。IT化しないならば辞退する。』と高らかに宣言されました。
そこで、私は『私が教会会計をIT化します。』と言ってしまいましたー(笑)
もはや、勢いって感じで・・・
そこで、会計担当執事から何をどうするか一から十まで教えてもらって、IT化をしていくつもりでした。
ところが・・・会計担当執事も他の人に教えてあげるレベルの人はほとんどいませんでした。たった一人居られた元会社の経理部長(そのまんまですよね。)の方が家の事情で関東に引っ越すことになり、ますます・・・
そして、会計監査の方がもんもんと『いつできるの?いつできるの?』と私に催促しながら帳面とにらめっこしていました。
私の方も会計処理が全く分からないまま、一年が過ぎました。
次の年度、まぁ、私が執事として選挙され、会計担当執事となりました。
分からないことだらけで、すんごい試練でした。
教会牧師には給与支払いをして、所得税を源泉徴収して、税務署に収めて・・・社会保険を天引きして、厚生年金料と健康保険料を振り込む・・・・給与事務。
年末には年末調整事務。
年度末には決算処理。
その前に次年度予算案作成。
したことがないものばかり・・・見よう見まね試行錯誤の連続でとりあえず一年間こなしました。
そして、執事は2年任期のため、次の年もやはり会計担当執事。
一回りするとだいぶ勝手が分かってきて、会計処理をExcelを使って行うようにしました。
その後、会計担当執事を何度も行い、2015年度以外はずっと会計をしてきました。
おかげで、現在では教会では会計の第一人者という状態になってしまいました。
なってしまいましたと申しますのは、ほかの誰も会計をやりたがらなくなってしまったのです。
それは、Excelでの処理が良くわからない。
ただでさえ会計とはどんな処理をするのかがなかなかわかりにくいのに、その上、会計処理をExcelを使って行う・・・
Excelシートにもともと入力されているこのセルには数式が入っているから消したらダメとか、コピペしていいところと悪いところ、コピペするとき値貼り付けしないといけないところ。
もう、約束事だらけで、『はい、私、コンピューター得意なので会計やりたいです!』っていう方にお目にかかったことはありませんでした。
そんなとき、頭にふとよぎるのは・・・AS400のデータベースとアプリケーションの開発効率の良さ。
恐らく・・・・今やっている会計処理プロセスをすべてAS400でMigrationしたら、今Excelマクロで行っている・・・数年かけて構築してきたマクロの大群・・・をAS400上でデータベース構築してアプリケーション開発したら、2週間ほどでできてしまうでしょう。
そして、今Core-i9 9300Kのパソコンで、総勘定元帳に数字を入力するたびに1秒程度待たされるイライラするようなまどろっこしさもすべて解消してしまうでしょう。
でも、教会にAS/400を購入するだけの予算は組めませ〜ん(笑)
AS/400 をクラウドサービスで利用する・・・のも月額費用の点で難しいですね。
あーあ!
2020年06月06日
土曜日は休み・・・なので思い出話(笑)
IBM System/38
私が入社した時に稼働しようとしていたIBM製のコンピュータ。 カテゴリーはオフコン・・・かな?
それまでパソコンしか知らなかった私にはSystem/38の筐体がすごくでかいものに思えた印象がありますね。
多分、本体が洗濯機2個分のサイズ、ディスクも2台あってどちらも洗濯機サイズ、よって、洗濯機が4個並んでる感じですね。
特に、本体にマガジンラック(8inchフロッピーディスクを10枚格納できるマガジンをそのままセットして読み書きできる機構)が付いていて、
おぉーーー! さすがーーー! これぞ会社のホストコンピューター!
って思いたました。
おっ! ふと・・・フロッピーディスクって懐かしいなぁ・・・って思いもう市場に出回ってないだろうと楽天で検索! すると・・・うっ、売っている! 【すっげー】と思いました。
あれ、前回入社時に三菱のMELCOMが稼働していたことをお話ししましたね。
そういえば、MELCOMが最初に見た大きいコンピューターだったはず・・・印象に残っていない(笑)
何となく、MELCOMはヒューズが飛んだりして、コンピュータというより機械のように思ってたんですね。私としては(笑)
話をもとに戻して・・・
このSystem/38は、System/36の後継として作られたようなんですが、私はSystem/36を知らないので、IBM製コンピュータとしてはSystem/38が初めてなんです。
このコンピュータの操作説明書や仕様書を読んでもほとんどチンプンカンプンでしたが、なんか教材が付いていて、それで学べばある程度のオペレーターになれます。なれました。
その中で一番衝撃的だったのが、SLMでしたね。
このSLMって単一レベル記憶の略で、それはSystem/38のCPUは記憶領域がすべて主記憶(≒半導体メモリ)と勘違いしている・・・ように作られているということでした。
これが、どういうことか・・・このブログのターゲットの方たちにはわざわざ説明する必要もないでしょうから割愛しますが(もし、説明してほしいという方がおられればコメントに記入してくだされば説明させていただきます。)、当時のPageSwapでさえ新技術だったのに、そのさらに上を行く記憶管理概念を作り出して実現していたってその2〜3年前にパソコンオタクだった私には目から火花が飛び出るようでした。
動作速度も、前のMELCOMとの比較になってしまいますが、すごく早くなっていた印象がありました。
もちろん、Databaseも設計しなおして、臨床検査業務に最適なように設計しました(上司がですよ。前回に引き続き申しますが、私は傍観者)
プログラム言語は RPGVとCL、RPGはReport Program Generatorの略で、まぁ事務手続き型言語に分類されるでしょうね。 CLはControl Lanuageの略で、昔のMicrosoft DOSのバッチファイルのようなものです。
これらを組み合わせて臨床検査システムを作り上げました。(しつこいようですが、上司が・・・です)
ちなみに、この上司、昨年9月末に上り詰めた社長職を退任されました。 お疲れさまでした。
さて、面白いことに、System/38での臨床検査システムリリース時に開発したアプリケーションがそのままの形で動作しているものも少しあります。また私や私の部下に改編されつつも、そのコードの一部はそのまま残っている物もあります。
当時のSystem/38のOSは、CPF(Control Programs Facilitiesの略だった(笑)かも)でした。そのうえで開発されたRPGVのオブジェクトが、現在でも稼働しています。1987年当時のがですよ! これも驚異的でしょうね。
これほどの下位互換性を保証しているOSってそうそうないと思います。
あぁ・・・System/38 -> AS/400 -> i Series -> Power Systems 名前は変われど、機能は拡大しても・・・
AS/400は永遠に不滅です(笑) IBMさま、よろしく
私が入社した時に稼働しようとしていたIBM製のコンピュータ。 カテゴリーはオフコン・・・かな?
それまでパソコンしか知らなかった私にはSystem/38の筐体がすごくでかいものに思えた印象がありますね。
多分、本体が洗濯機2個分のサイズ、ディスクも2台あってどちらも洗濯機サイズ、よって、洗濯機が4個並んでる感じですね。
特に、本体にマガジンラック(8inchフロッピーディスクを10枚格納できるマガジンをそのままセットして読み書きできる機構)が付いていて、
おぉーーー! さすがーーー! これぞ会社のホストコンピューター!
って思いたました。
おっ! ふと・・・フロッピーディスクって懐かしいなぁ・・・って思いもう市場に出回ってないだろうと楽天で検索! すると・・・うっ、売っている! 【すっげー】と思いました。
あれ、前回入社時に三菱のMELCOMが稼働していたことをお話ししましたね。
そういえば、MELCOMが最初に見た大きいコンピューターだったはず・・・印象に残っていない(笑)
何となく、MELCOMはヒューズが飛んだりして、コンピュータというより機械のように思ってたんですね。私としては(笑)
話をもとに戻して・・・
このSystem/38は、System/36の後継として作られたようなんですが、私はSystem/36を知らないので、IBM製コンピュータとしてはSystem/38が初めてなんです。
このコンピュータの操作説明書や仕様書を読んでもほとんどチンプンカンプンでしたが、なんか教材が付いていて、それで学べばある程度のオペレーターになれます。なれました。
その中で一番衝撃的だったのが、SLMでしたね。
このSLMって単一レベル記憶の略で、それはSystem/38のCPUは記憶領域がすべて主記憶(≒半導体メモリ)と勘違いしている・・・ように作られているということでした。
これが、どういうことか・・・このブログのターゲットの方たちにはわざわざ説明する必要もないでしょうから割愛しますが(もし、説明してほしいという方がおられればコメントに記入してくだされば説明させていただきます。)、当時のPageSwapでさえ新技術だったのに、そのさらに上を行く記憶管理概念を作り出して実現していたってその2〜3年前にパソコンオタクだった私には目から火花が飛び出るようでした。
動作速度も、前のMELCOMとの比較になってしまいますが、すごく早くなっていた印象がありました。
もちろん、Databaseも設計しなおして、臨床検査業務に最適なように設計しました(上司がですよ。前回に引き続き申しますが、私は傍観者)
プログラム言語は RPGVとCL、RPGはReport Program Generatorの略で、まぁ事務手続き型言語に分類されるでしょうね。 CLはControl Lanuageの略で、昔のMicrosoft DOSのバッチファイルのようなものです。
これらを組み合わせて臨床検査システムを作り上げました。(しつこいようですが、上司が・・・です)
ちなみに、この上司、昨年9月末に上り詰めた社長職を退任されました。 お疲れさまでした。
さて、面白いことに、System/38での臨床検査システムリリース時に開発したアプリケーションがそのままの形で動作しているものも少しあります。また私や私の部下に改編されつつも、そのコードの一部はそのまま残っている物もあります。
当時のSystem/38のOSは、CPF(Control Programs Facilitiesの略だった(笑)かも)でした。そのうえで開発されたRPGVのオブジェクトが、現在でも稼働しています。1987年当時のがですよ! これも驚異的でしょうね。
これほどの下位互換性を保証しているOSってそうそうないと思います。
あぁ・・・System/38 -> AS/400 -> i Series -> Power Systems 名前は変われど、機能は拡大しても・・・
AS/400は永遠に不滅です(笑) IBMさま、よろしく
わーお! 長ーくお付き合いしている方から・・・
一昨日、初めての投稿をしたところ、もう30年ぐらいになるでしょうか?? 最初は仕事上のお付き合いから始まった方から、コメントをいただきました。
やっぱり、このAS400自体がとっても息が長い製品のため、このようなお付き合いが生まれるんですね。
息が長い製品というのは、やっぱり愛されているということでしょうか。
私も、私の人生がこのAS400によってもたらされてきたので、もはや感謝すべき製品とまで言えますね。
私が入社した時、ホストシステムのハードディスクは70MB(メガバイト)でした。
70GB(ギガバイト)じゃないですよ。 70MBです(笑)
今から考えると笑っちゃいます。パソコンでさえ、TB(テラバイト)=10,000MBは普通に積んでいますからね。
そのホストシステムは三菱電機のMELCOM 70/40という機械で、MELCOMという名前から察する通りMedical Computerの略(だと思います(笑))ですね。
しかしながら、週に一回はヒューズが飛んでシステムダウン。 再起動に15分から20分ぐらいかかったと思います。
今の数万円のパソコンでもこれほどひどくはないですよね。
まぁ、35年前の話ですから、三菱電機を非難していることなんかまったくありませんので念のため。
その時の営業部長が、何故かIBMが好きで、当社のホストシステムとしてIBM社のSystem/38(AS400の前身)を導入すると決定していました。
そして、私が入社した時、私の上司・先輩が、MELCOMで稼働していた臨床検査システムをMigration(移行)をしている最中でした。
その時、移行の技術的指導役としてIBM SEの岡田さんという女性がいたことを覚えています。
上司・先輩から、その前の機械のプログラミングではフラグをBit単位で制御していたので、System/38上のプログラミングでも同じようにBitでフラグを使用してのプログラミングをしようとすると岡田さんから『そんなみみっちいプログラミングをしなくてもディスク容量は十分にありますから』・・・って怒られた(じゃなくて、指導された)ってことを聞かされたことも覚えていますね。
確かに、70MBで大量のデータを保持しようとすると、けちけちプログラミングをしなければならなかったのでしょうが、System/38では、確か2.8GBのディスクを装備していたました。2800MBですよね。一気に40倍です。
その時は、現在のような大規模な臨床検査システムではなく、本当に必要最低限(今から思えば)の機能しかなかったように思えます。
それでもMigrationには1年以上かけたんですが、リリース直後致命的な不具合が発生し、システムを元に戻し、その間は従業員を全員帰らせ、旧システムに復帰予定の夕方以降に再度出勤してもらい、明け方まで業務をしてもらっていました。
二度目のリリースで、何とかだましだまし一日の業務が完了し、やれやれと行きつく暇もないまま、問題点の解決に休日返上で対応していました。
(ちなみに、このリリース時には私はペーペーで、傍観者としか存在していませんでした。)
おぉっと、35年前の思い出話でこんなに長文に・・・
私もジジイになったようで
やっぱり、このAS400自体がとっても息が長い製品のため、このようなお付き合いが生まれるんですね。
息が長い製品というのは、やっぱり愛されているということでしょうか。
私も、私の人生がこのAS400によってもたらされてきたので、もはや感謝すべき製品とまで言えますね。
私が入社した時、ホストシステムのハードディスクは70MB(メガバイト)でした。
70GB(ギガバイト)じゃないですよ。 70MBです(笑)
今から考えると笑っちゃいます。パソコンでさえ、TB(テラバイト)=10,000MBは普通に積んでいますからね。
そのホストシステムは三菱電機のMELCOM 70/40という機械で、MELCOMという名前から察する通りMedical Computerの略(だと思います(笑))ですね。
しかしながら、週に一回はヒューズが飛んでシステムダウン。 再起動に15分から20分ぐらいかかったと思います。
今の数万円のパソコンでもこれほどひどくはないですよね。
まぁ、35年前の話ですから、三菱電機を非難していることなんかまったくありませんので念のため。
その時の営業部長が、何故かIBMが好きで、当社のホストシステムとしてIBM社のSystem/38(AS400の前身)を導入すると決定していました。
そして、私が入社した時、私の上司・先輩が、MELCOMで稼働していた臨床検査システムをMigration(移行)をしている最中でした。
その時、移行の技術的指導役としてIBM SEの岡田さんという女性がいたことを覚えています。
上司・先輩から、その前の機械のプログラミングではフラグをBit単位で制御していたので、System/38上のプログラミングでも同じようにBitでフラグを使用してのプログラミングをしようとすると岡田さんから『そんなみみっちいプログラミングをしなくてもディスク容量は十分にありますから』・・・って怒られた(じゃなくて、指導された)ってことを聞かされたことも覚えていますね。
確かに、70MBで大量のデータを保持しようとすると、けちけちプログラミングをしなければならなかったのでしょうが、System/38では、確か2.8GBのディスクを装備していたました。2800MBですよね。一気に40倍です。
その時は、現在のような大規模な臨床検査システムではなく、本当に必要最低限(今から思えば)の機能しかなかったように思えます。
それでもMigrationには1年以上かけたんですが、リリース直後致命的な不具合が発生し、システムを元に戻し、その間は従業員を全員帰らせ、旧システムに復帰予定の夕方以降に再度出勤してもらい、明け方まで業務をしてもらっていました。
二度目のリリースで、何とかだましだまし一日の業務が完了し、やれやれと行きつく暇もないまま、問題点の解決に休日返上で対応していました。
(ちなみに、このリリース時には私はペーペーで、傍観者としか存在していませんでした。)
おぉっと、35年前の思い出話でこんなに長文に・・・
私もジジイになったようで
2020年06月03日
最初の投稿(*^▽^*)
何を書いて良いのやら〜!
とにかく、私の人生はIBMのAS400と共にあると言っても過言ではない!
私が今の会社に入ったときは、三菱の医療コンピューターがホストとして鎮座していた。
しかしそのときすでにIBMのSystem/38にマイグレーションしている時だった!
ちなみにSystem/38はAS400の前進である!
マイグレーションには、残念なことに私は参画できなかったが(まぁ、入社したての若造にそんなことをさせる上司は居ないだろう)、マイグレーションやしている先輩や上司を見て貴重な体験ができたと感じている。
その後、AS400にモデルチェンジした!
しかし、機械とOSは変わったものの、データベースやプログラムオブジェクトなどはすべてそのまま稼働した。
(これは驚異的なことでは無かろうか)
そしてその後、幾多のモデルチェンジ、型名変更を行いながらも現システムの心臓部として活躍してくれている。
この先も働き続けてくれることを願う。
とにかく、私の人生はIBMのAS400と共にあると言っても過言ではない!
私が今の会社に入ったときは、三菱の医療コンピューターがホストとして鎮座していた。
しかしそのときすでにIBMのSystem/38にマイグレーションしている時だった!
ちなみにSystem/38はAS400の前進である!
マイグレーションには、残念なことに私は参画できなかったが(まぁ、入社したての若造にそんなことをさせる上司は居ないだろう)、マイグレーションやしている先輩や上司を見て貴重な体験ができたと感じている。
その後、AS400にモデルチェンジした!
しかし、機械とOSは変わったものの、データベースやプログラムオブジェクトなどはすべてそのまま稼働した。
(これは驚異的なことでは無かろうか)
そしてその後、幾多のモデルチェンジ、型名変更を行いながらも現システムの心臓部として活躍してくれている。
この先も働き続けてくれることを願う。