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2020年06月08日

ネットの進化とAS400・・・・

最近、機変をしました。

私は、何故か電化製品についてはSonyが大好きなので、最初のスマホもSonyの製品にしました。(この気持ちわかっていただけるかしら

現在は、Xperia 1 Uです。 5G対応と言うキーワードにとても魅力を感じ、さっそく予約開始した時点で予約してしまいました。
(なんとなく、『してしまいました』という表現の中に後悔の念が見え隠れするかな・・・)

私はAuを使用しているので5月22日発売でした。さっそく、その日に行きました。
説明を聞いていると・・・私の住んでいる地域と職場の地域では5Gは提供されていないとのこと・・・
まっ、いっかー!といつもながらの大らかさで現在使用中です。

いろいろと不具合はあるものの(最新のIT商材にはつきものですね。)満足して使っています。もちろん不具合は解消されると信じて

さて、そう言えば、今でこそAS400にアクセスする端末としてはスマホもありますが、私が入社したころは、ダムタン(Dummy端末のこと?)でしかアクセスできませんでした。

あっ! 5550 Multi Stationって言う当時珍しいカラー表示ができるパソコンのような端末もあった気がします。

さて、話をもとに戻して、さっきのダムタン、接続がTwinax(ツインナックス)っていう、取り回しのしにくいぶっとくて固い通信ケーブルで接続しなければならなかったんですね。
そして、これが数珠つなぎなんで、どっかで断線するとその数珠につながっている端末がすべてだんまり状態になりました。こうなったら、どこで断線したか調べて(一か所ずつそこを終端にして生き返るか調べて・・・)見つけたらハンダゴテで修復作業・・・あーー懐かしいでも今ではそんなことしたくないです。

遠隔の営業所はどうしていたかというと、5294制御装置(今でいうところのルーター・・・みたいなもんです。)を本社と営業所に設置してその間を専用線で接続していました。

この専用線、当時のスピードで9600bpsです。
ピンと来られない方のために・・・
9600 bps = 9.6 Kbps = 0.0096 Mbps = 0.0000096Gbps ですね。
皆さんの家庭で契約しているインターネット回線は100Mbpsが最低ですよね。最近では1Gbpsも普通に契約されていると思います。

このスピード差はものすごいですね。
例えば、1Gbps新幹線(東海道区間最高速が275km/h)とすると、9600bpsは、約2.4m/sに当たります。これは歩く人は大体1m/sぐらいなので、2.4m/sとなると小走り程度でしょうか。
昔はどれほど遅かったかお判りになるでしょう。

でもね。このすごく遅いスピードでも営業所にはダムタンを4〜8台設置し、プリンターを設置して印刷していました。

考えてみてください。AS400の端末(今ではダムタンは存在していない(はず)で、Windowsアプリとしての端末エミュレーションソフトが稼働しています。)では、非常に少ないデータ量でAS400にアクセスできちゃうんです。

しかし、この少ないデータ量で業務がこなせることのメリットはいろいろあろうかと思います。

もちろん、Google ChromeやMicrosoft Edgeなどからでもアクセスはできますよ。AS400はオープンなシステムですからね。AS400は新しいテクノロジーをどんどん取り入れながら機能拡大されてきています。しかし、ほかのソフトメーカーと違い過去の資産を非常に大事にしてくれています。私の様なエンドユーザー企業での開発者にとっては、このAS400と出会えて幸せです。非常にラッキーです。
あっ!また話がそれてしまいました。

以前、私が会社のネットワークインフラを構築し直した時のことです。
電話回線を利用して遠隔拠点と結んだり、専用線で結んだり・・・いろいろな方法(その時その時で安価な方法)で本社と接続していたのを、インターネットVPNを利用して全拠点を接続し、全拠点からホストにストレスの無いアクセスを行ったり、タイムカードで打刻するタイムレコーダーの代わりにICカードで社員証を作り、それをICカードリーダーに読ませて出勤・退勤情報をホストに収集するような形でオンライン勤怠システムを作ったりしました。これに付いては、何故か日経から取材依頼が来て、日経NETWORKで『事例で学ぶ ネット構築術〜全拠点をオンラインで勤怠管理 インターネットVPNでコスト削減』として掲載いただいたことがあります。

三年ほど前・・・社内にWindowsアプリが溢れてきて、回線を逼迫してきたので、より高速で安価な回線を探していました。
2018年11月に(と記憶していますが)Sony (ここにも私の好きなブランド)よりNuroという回線が当社所在地で提供できる見込みになったと案内があったため、再構築しようかなと思い始めました。
何故かというと、実行速度がべらぼうに早かったからです。
通常、光回線はBest Effortで1Gbpsとかいう契約になっています。( もし1Gbps帯域保証型なら目の玉が飛び出るほどの価格になってしまうでしょう。)
Best Effortでは、契約速度は理論上の最大値であって、常にその速度が出るわけではありません。この契約の主旨は最大で1Gbpsでます。でも出ない時も往々にしてあります。通信できない時が一定時間以上発生すると損害賠償します。とまあ、こんなもんです。なので、1Gbps = 1000Mbpsですが、1Mbpsで細々とつながっていても契約違反にはならないわけです。
しかし、Nuroでは、1Gbpsの契約で、実行速度が700Mbpsほど出ると・・・営業担当者は言っていました。
価格もさほど高くなく、よしこれだ!と思いました。

家庭でもコストパフォーマンスはよいと思います。 でも私は利用していません
てか、私の住んでいる地域は提供されていません・・・まだ 早く提供してもらえることを望んでいます。

↓現在Nuroを提供している事業者の一つです。


posted by Y.Taki@AS400 at 05:37| Comment(0) | TrackBack(0) | AS/400
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IBM AS/400で稼働するシステムの開発・追加を担当して30年以上になります。使えば使うほどこの AS/400 が好きになりました。 こんなSEがいろいろな視点から様々な業務などについて語ります。
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