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2020年09月03日

標準のレスポンスタイム・・・とは?

こんにちわ!

昨日はおもしろい事を発見したので、お話します。

それは、現在、グループでシステムを刷新しようとしています。
昨日の仕様検討会議の中で、ベンダーが『画面のレスポンスタイムをどの程度にしたら良いですか?』との質問を投げかけられました。

私は『えっ?』と思いました。
なぜなら、当社のシステムでは AS400 を使用しており、よほどど下手くそなプログラミングをしない限りレスポンスについて考えた事もありません。
それは、AS400のレスポンスが極端に早いからです

昨日の会議の中で、検索機能について論じていたのですが、ベンダーが『データベースを検索する時に顧客コードで対象を絞らずに検索することはありますか?』と質問されました。

グループシステムのトップは、必要無い・・・と回答されていましたが、私の会社の AS400 ではそれが出来るようになっています。 必要だからです。

まぁ、検索時間が気になるから、顧客コードを指定して対象を絞りレスポンスタイムを早めようと言うシステムトップのお考えだと思いますが・・・

それで、先ほどのレスポンスタイム云々の質問が出されたわけです

それに対する回答は『Yes』でした。

しかし、その時点で『標準のレスポンスタイム』の定義が明確では有りませんでした。(私が知らなかっただけかも知れませんが)

ベンダーにその事を尋ねると、『概ね3秒です。但し目標値であって、完全に保証するわけではありません。』という回答でした。

3秒・・・これが短いか長いか・・・それは個人の主観の問題ではありますが、ある作業を行うのに、レスポンスタイムが0.1秒3秒では、対した違いではないでしょう。
ただ、その作業を1日1000回繰り返すとしたらどうでしょう。

100秒と 3000秒 凡そ 1分40秒50分
気になるのは人件費ですよね。

私のような短気な人間(あくまでコンピュータ相手です。 人間相手だと気が長いです)では、3秒は・・・耐えきれません
コンピュータは早くてなんぼのもんって考えですから

そこで、当社の AS400 で時間のかかりそうなアプリケーションで実験してみました。
全データベースの中から特定の条件で検索してみました
2002年4月分から結果を格納していますので、凡そ19年分です。
さて、テスト開始
ストップウォッチ.jpg

しかし、結果は惨憺たるものでした
ストップウォッチのスタートボタンを押す暇なく、画面に検索結果が表示されていました。

気を取り直してもう一度

ダメです。計測不能でした

0.1秒どころではありませんでした

やばい!

新しいシステムを当社に導入したらどうなることやら

posted by Y.Taki@AS400 at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | AS/400
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IBM AS/400で稼働するシステムの開発・追加を担当して30年以上になります。使えば使うほどこの AS/400 が好きになりました。 こんなSEがいろいろな視点から様々な業務などについて語ります。
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