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2020年07月17日

CUIとGUI Part3

前回は、何故か横浜でのコンサートからオンライン配信とタイトルとは無縁なことばかり話していたような気がします

まぁ、懲りずにお付き合いくださいな

今回は、高精細化についてです。

現在のコンピュータ画面は、1920 x 1024 dot なんて当たり前ですよね。
4Kとか8Kとか言われ始めて久しいのですが、家電店でそのようなテレビを見ると本当にそこにあるかのように思えるぐらいはっきりくっきり見えますよね

さて、通信速度が600bpsだったころ、コンピュータではグラフィカルな表示など影も形もないような世界でした。まさに文字だらけ

ゲームソフトもあることにはありました。熱中するようなのもありました。 しかし、その表示は、現代のソフトから比べると、月とすっぽん以上の開きがありますね

私が初めて買ったパソコン、日本初のNEC PC-8001は、グラフィック表示ができるパソコンとして有名になっていました。
画素数は、横が160ドット、縦が100ドットです。
えっ?
って思われる方が多いかなって思います。

しかも、カラーは8色(黒も併せて) しかも8ドット(横2ドット縦4ドット)ごとにしか設定できませんでした。
それでも、当時は画期的でした。

それもそのはず、それ以前はグラフィック表示は全くできなかったんですから

さて、通信速度の時と同じく、たとえで話しましょうか。
最初のパソコンのグラフィック表示の情報量と、現在の最高のそれを比較してみましょう。

最初のパソコンのグラフィック  160 x 100 = 16,000 (bit)
8Kモニタのグラフィック    7680 x 4320 x 24 = 796,262,400 (bit)

文字通り、けた違いの情報量の差ですね。

およそ、50,000倍の違いです。

比較は、今回は重さでやってみようと思います。

最初のパソコンのグラフィックを 1g (グラム) とすると、8Kモニタは 50kg
つまり、一円玉と、平均的な大人の女性の重さぐらい情報量の差があるわけです。

このように高精細化により、情報量が飛躍的に大きくなり、写真や動画もくっきりはっきり見えるようになってきているわけです。

皆さんは良い時代に生まれてきたんだと思います。 うらやましいです。
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IBM AS/400で稼働するシステムの開発・追加を担当して30年以上になります。使えば使うほどこの AS/400 が好きになりました。 こんなSEがいろいろな視点から様々な業務などについて語ります。
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