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2021年10月06日

今日もブチ切れ・・・小田原評定にて

●アプリ開発・システム開発に必要なこと

システムエンジニアとして
アプリを開発するとき、
ましてやシステムを構築しようとするとき

一番重要なのは、どんなものを作るかですよね。
当然、それには必要要件を満たさなければなりません。
それには
1.構想づくり
2.論理的体系づけ
3.概要仕様策定
4.詳細仕様設計
などの工程を経て製造に移ります。

今日は、こんな風に製造しましたーの確認会議でした。
●今日の会議では

ところが、今日の会議場の問題は、
次のような運用
工程Aの出力
  
工程Bの入力
  
工程Bでの変換
  
工程Bの出力
  
工程Cの入力

というのがあります。
これを
工程Aの出力
  
工程Cの入力

としました・・・とのことです。

中間の工程を省いた・・・わけではなく、それらを自動化したわけです。
ただし、この新しいフローが正しく動作するかどうかは、当然のことながら確認しなければなりません。

なので、ベンダーとしては、工程Aの出力や、工程Bの出力など、中間段階の結果ファイルを工程Aへの入力とともに提供してほしいと要望していました。

●さすがにベンダーの肩持ち

しかし、親会社のシステム部門の、これらの工程の担当者は、
なぜ工程Cの出力だけじゃダメなの?
どうせ、工程Aに入力された情報から、工程Cへの出力を作り出すだけだから、確認するなら、それだけでいいんじゃないの?

ってのを、ベンダーさんがいくら説明しても、そのシステム要員は納得せず、15分ぐらい堂々巡り
会議(小田原評定).jpg
俗にいう小田原評定ですよね。

親会社のシステム要員はアプリ開発をしたことがありません。
なので、結果がすべてなんです。

洗濯機でスイッチを押したら、回って当たり前。回ればオッケーなんです。
どのような回路で、どんなモーターを使って、回転速度やその緩急なんかについては気にしません。

次の式はご存じですか?
二次方程式の解の公式.jpg
そうです。
有名な二次方程式の解の公式です。

しかし、公式を覚えれば確かに二次方程式は解けますが、なぜこのような形になるか説明できないと
同じような公式を導き出すことはできないでしょう。

今日の会議は、解の公式を作ってくれたらいいだけやん!
なんで、中間の情報が居るの?
って言っているようなもんで、そんな発言はエンドユーザーレベルならまだ許せるけど、
システム開発を依頼している依頼元のシステム要員が言うべきことではないと
思います。

ちなみに、解の公式の求め方は次の通りです。
二次方程式の解の公式の求め方.jpg
この解き方を覚えておけば、二次方程式なんて怖くない! でしょ
●上司は言わ猿

この会議で一番失望したのは・・・
我が上司、このシステム要員の暴走について止めるでもなく、ただただ沈黙
いわば言わ猿
言わざる.jpg

ベンダーがめっちゃ可愛そうでした。

最後はベンダーさんブチ切れて、
分かりました。工程Cの出力が仕様通りになっていればそれだけでいいんですね。
って、
おーーーー!最後通告
みたいって思いました。

折角、品質の高いアプリケーションを作成しようと途中段階でもわずかな誤りも無いように確認するための情報の提供を言ってくれているのに、

それがめんどくさいからって・・・

だめだ、こりゃ




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IBM AS/400で稼働するシステムの開発・追加を担当して30年以上になります。使えば使うほどこの AS/400 が好きになりました。 こんなSEがいろいろな視点から様々な業務などについて語ります。
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