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2021年08月01日

Excel : 便利な関数 Left(b) 関数

Excel Tips 文字列関数 Left(B).jpg


●今回の関数は?

Left(b) 関数

●どんな時に使う?

うーーーーん! 単独で使う事はあまりなかったかなぁ・・・

なんとなく、経験から・・・
セルに入力されている文字の先頭の何桁かがどうのこうのって言うときに使うような気がしますね


●関数の使い方

この Left(b) 関数は、2つの引数(パラメータ)を取ります。

あっ、ここで一つ注意を・・・
Left(b) 関数って書いていますが、実際には
 Left 関数
 Leftb 関数
をまとめて表しています。

で、違いはって言うと・・・

どちらも、1つ目のパラメータで指定した文字列(式の値が文字列となるのもOk)から指定した数だけ左から切り取るんですが、Bのついていない方は単位は桁数(文字数)、Bのついている方は単位がバイト (Byte) なんです。

この文字数Byte数の違いって分かりますか?

それは、桁数とバイト数の違いとは・・?をご覧くださいね

要点だけ言えば、
桁数は文字の個数
Byte数は、全角文字なら2、半角文字なら1
と覚えておいてください。

但し、Excelの世界では、全角文字とか半角文字とかは内部データではUTF-16 (Unicode) で格納されているみたいで(VBA使って調べてみたんですが、そんな感じです。)
CODE関数で文字コードを調べると、当然文字コードなので、全角文字はJISコード(2バイト)、半角文字はASCIIコード(1バイト)が得られます。

話しが脱線しましたが、文字列関数のほとんどには桁数(文字数)で扱うものと、バイト数で扱うものが存在します。
なので、この違いを覚えておくことは、後々便利な機能を使いこなす上で重要です。

さて、Left(b) 関数の使い方は・・・

Left([値やセル参照]、[左から切り取る桁数])
です。

一つ目のパラメータで指定された値を、二つ目のパラメータで左から何文字切り取るかを指定します。そして、関数の返り値はその通りです。

たとえば、

=Left("私は日本人です。", 5) ⇒ "私は日本人"
=Left("私は日本人です。", 4) ⇒ "私は日本"
=Left("私は日本人です。", 3) ⇒ "私は日"
=Left("私は日本人です。", 2) ⇒ "私は"
=Left("私は日本人です。", 1) ⇒ "私"
=Left("私は日本人です。", 6) ⇒ "私は日本人で"
=Left("私は日本人です。", 7) ⇒ "私は日本人です"
=Left("私は日本人です。", 8) ⇒ "私は日本人です。"
=Left("私は日本人です。", 9) ⇒ "私は日本人です。"
=Left("私は日本人です。", 10) ⇒ "私は日本人です。"

などのようにです。
ここで、『私は日本人です。』が8文字しかないのに、左から9文字とか10文字とか、元の文字列より切り取る文字数が長い場合には、切り取れるだけ切り取る・・・動作となります。
エラーにはなりません。

●注意すべき点は?


●関連する関数

関連する関数・・・これは文字列関数専用メニューをご覧ください。

Excel Tips 文字列関数専用メニュー




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IBM AS/400で稼働するシステムの開発・追加を担当して30年以上になります。使えば使うほどこの AS/400 が好きになりました。 こんなSEがいろいろな視点から様々な業務などについて語ります。
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