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2019年11月01日

何故、孫正義はWeWorkの投資失敗を認め無いのか




 何故、孫正義はWeWorkの投資失敗を認め無いのか

           〜プレジデントオンライン 11/1(金) 17:15配信〜

           11-2-7.jpg

                   孫正義氏
 

 狂気の投資を支えて来た孫氏の「眼力」

 孫正義氏率いるソフトバンクグループ(SBG)の先行きに不透明感が強まって居る。海外では米シェアオフィス「WeWork(ウィーワーク)」を運営するウィーカンパニーに約1兆円の追加支援を余儀無くされ、国内では子会社のヤフーがショッピング・サイト「LOHACO(ロハコ)」を運営するアスクルの社長と社外取締役を解任、ホボ同時に前澤友作氏の持ち株を買い取ってファッション・サイトのZOZO(ゾゾ)を傘下に収めた。ここ半年の出来事は一言で説明出来る「成長神話の限界」だ。

 SBGの成長神話の源泉は、何と言っても孫正義氏の「眼力」である。1994年にソフトバンクの株式上場でキャピタル・ゲインを得た孫氏は、その金で米国のコンピューター展示会会社、コムデックスとコンピューター雑誌を得意とする出版社のジフデービスを買収する。2社の買収総額は3100億円で当時のソフトバンクの株式時価総額2700億円を超えて居た。
 金額的に狂気の投資であり、そもそも何故展示会会社と出版社なのか。インタビューで尋ねると、孫氏は不敵に笑ってこう言った。「コムデックスとジフデービスはアメリカにおける僕の目であり耳なんですよ」 私がこの言葉の意味を理解したのは10年近く後だった。

 社員5〜6人の会社にポンっと100億円を出資

           11-3-1.jpg 米Yahoo!

 孫氏は、スタンフォード大学の学生だったジェリー・ヤン氏とデビッド・ファイロ氏が設立した米Yahoo! が上場した1996年、社員5〜6人のこの会社にポンっと100億円を出資して居る。ヤン氏は「今資金は潤沢だから金は要ら無い」と孫氏の出資を断ったが「在って困るものでは無い」と金を置いて帰ったと云う。
 2000年には中国の名も無い英語教師が立ち上げた会社に20億円を出資した。その会社「アリババ」は中国のインターネット・ショッピング市場を席巻し、SBGは8兆円の含み益を手に入れた。
 孫氏は業界通の間に情報網を持つコムデックスとジフデービスを通じて「掘り出し物」のベンチャーを見付けて居た。それ等の会社が大化けする事で、SBGは10兆円を超える含み益を手に入れ、その信用力で米携帯大手のスプリントや英半導体のARMを買収した。

 投資家の脳裏には今もこの神話が焼き付いて居る。この1年半のSBGの株価を見れば、投資家の迷いが好く分かる。SBGが2018年3月期決算を発表した同年5月から9月に掛けて、同社の株価は3800円から5700円に上昇した。
 だがその後、同社が計上した巨額利益の多くが、国際会計基準に基づく未公開企業の評価益である事が嫌気され、再び3500円迄下降する。

 UberやWeWorkが「大化け」する事は無さそう

 処が投資先の配車アプリ大手、ウーバー・テクノロジーズがニューヨーク証券取引所の上場が目前に迫り、ウィーワークの上場日程も決まった2018年12月から19年4月に掛けて再び6000円迄上昇する。ウーバーやウィーが第2・第3のYahoo!アリババに為る可能性が出て来たからだ。
 しかし公開価格が45ドルだったウーバー株は20ドル台まで下落、ウィーは自分が所有する不動産をウィーにリースして居た自己取引等の疑惑で創業者のアダム・ニューマン氏が辞任。2019年9月として居た新規株式公開(IPO)も延期と為り、その後IPOの目論見書に誤りや抜けがあった事も明らかに為った。ウーバーとウィーの変調でSBG株は10月末時点で4000円近辺迄落ち込んで居る。

 分かって来たのは、ウーバーやウィーが「Yahoo!やアリババの様に大化けする事は無さそうだ」と云う事だ。

 ウーバーの創業者、トラヴィス・カラニック氏は2017年、社内でのパワハラ、セクハラや会社がグーグルの自動運転技術を盗用して居た問題等、様々なトラブルを起こして辞任した。ウィーのニューマン氏は自己取引の他、自社株の売却や自社株を担保にした借入で7億ドルを調達し、その金でプライベート・ジェットを乗り回して居た事等が投資家の不興を買った。
 両者共器の小ささを感じさせ、ジェリー・ヤン氏やアリババ創業者のジャック・マー氏とは比べるべくも無い。会社や経営者の可能性を見抜く事では定評のあった孫氏の千里眼に衰えが見える。





 損切りは出来無い、為らば立て直すしか無い

 これ等の投資は「失敗」と言わざるを得無いが、SBGは見捨て無い。10月、SBGはウィー株の追加取得や融資等で最大95億ドル(約1兆円)の支援を実施すると発表した。これにより発行済み株式の過半は取得するが、議決権ベースでは過半数は敢えて握らず、連結子会社にはしない。
 ウィーは、直近の2019年1月の資金調達ラウンドで470億ドルだった自社の評価額を、IPOに当たって100億ドル迄切り下げた。通常のベンチャー・キャピタルならこの手の失敗案件はサンクコストと割り切って株を売却する局面だ。しかし既にウィーに72億ドル(7720億円)を出資してしまって居るSBGがウィーを損切りすれば、巨額損失の計上を迫られる。

 損切りは出来無いなら、立て直すしか無い。為らば出資に見合った議決権を握って経営に介入すべきだが、ウィーは今の所、赤字会社であり、子会社化して連結対象に為れば、その赤字がSBGの決算に反映される。それも困るから、今回の様な「出資額は巨額なのに経営権は握ら無い」と云う中途半端な支援に為ったのではないだろうか。

 短期かつ確実に「日銭」を稼ぐ会社が必要だ

 Yahoo!やアリババの様な「打ち出の小槌(こづち)」が現れ無いと為ると、マーケットの目は俄然、SBGが抱える15兆円の有利子負債に向く。低金利で調達した資金を成長分野に投資して利益が生み出せるなら、借金の大きさは問題に為ら無い。
 しかし投資先が成長せず、利益が出無いと為ると話は別だ。一攫千金の夢物語に酔っていた投資家が、俄かに足元のキャッシュフローを気にし始める。 そこで問題に為るのが、SBGの「日銭を稼ぐ力」である。

 海外に目をやると、2016年に3兆4000億円で買収した半導体設計のARMはスマホで圧倒的なシェアを持つ。しかしSBG傘下に為ってからは開発投資を先行させ赤字が続いて居るとされる。
 2013年に216億ドルで買収した米携帯4位のスプリントは3位のTモバイルとの合併が認められ、売却の目処が着いた。売却で得られる資金は1兆3000億円と見られる。泥沼化して居たスプリントから足抜け出来るのは明るいニュースだが、海外で確実に期間利益を稼ぐ会社は見当たら無い。

 世界中で派手な投資を繰り広げるSBGだが、実は「日銭」と云う意味で頼りに為るのは携帯電話事業の「ソフトバンク」と、ネット事業の「ヤフー」何れも国内の事業なのだ。





 孫氏の資金繰りを阻む「携帯料金の値下げ」

 3メガキャリアの一角を占めるソフトバンクは、2018年度に7195億円の営業利益を稼ぎ出した優等生。ヤフーを子会社化した2019年度は8900億円の営業利益を見込んで居る。投資家から見れば、孫氏が繰り広げる兆円単位の投資の結果は「神のみぞ知る」だが、年間9000億円近くを稼ぎ出す国内の携帯電話とインターネット事業は大きな安心材料だ。

 だがここにも不安がある。政府は日本の携帯電話料金が高過ぎるとして、3メガキャリアに「4割程度の値下げ」(菅義偉官房長官)を求めて居る。その実現を早める為、楽天に第一種通信事業者免許を与えて4番目のキャリアを登場させ競争促進に躍起だ。
 今の処楽天も技術的な問題で10月として居た本格的なサービス開始を来春に延ばす等、スタートダッシュには成功していない。しかしこうした問題は時間が解決する。インフラを整えた楽天が格安な料金設置で暴れれば、携帯電話事業の収益低下は避けられ無い。

 そこで急いで居るのが「通話」以外の収益拡大だが、頼みのヤフーの2019年第一四半期は営業利益が前年同期比24%減の361億円と落ち込んだ。広告収益の伸びが頭打ちに為って居る事と、ネット決済「PayPay(ペイペイ)」への投資が嵩(かさ)んだ為である。

 ヤフーを「日本版アリババ」にする狙い
 
 ヤフーがPayPayへの投資を加速して居るのには理由がある。本家、米国のYahoo!はGAFAに広告収入を奪われて経営難に陥り、2016年に米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズに買収され、傘下のAOLと統合した。
 ポータル(玄関サイト)として未だに人気がある日本のヤフーは例外的に生き残ったが、こうした経緯から海外で「Yahoo!」ブランドを使え無い。このママ放置すれば、遅かれ早かれ日本のヤフーも米国と同じ様にGAFAに飲まれる事は想像に難く無い。

 そう為る前に孫氏はヤフーを「日本版アリババ」にしようと急いでる。その切り札が電子決済サービスのPayPayであり、ヤフー・ショッピングとのカニバリ(共食い)を覚悟の上で10月にオープンしたネット・ショッピングの「PayPayモール」である。
 そしてPayPayモールの集約力を上げる為に実行したかったのが、ヤフーが出資して居るアスクルの個人向けネット・ショッピング「ロハコ」と若者に人気がある「ZOZOTOWN」の取り込みだ。

 ロハコの件は、アスクルの実質的な創業者である岩田彰一郎社長と社外取締役が「アスクルからロハコを奪うのはアスクルの(ヤフー以外の)少数株主の利益を踏みニジル行為」と反発し、ヤフーが大株主の権限で岩田氏と社外取締役を事実上「解任」する騒動に発展した。

 「チャンスを繋ぐ為のヒットが欲しい」

 これで、おおっぴらにロハコを取り込め無く為ったヤフーは、返す刀で資金繰りに困って居た前澤友作氏(本人は否定)からZOZO株を買い取った。ヤフーがロハコとZOZOを強引に飲み込もうとしたのは、PayPayモールをアマゾンドットコムや楽天に負け無いEC(仮想ショッピングモール)にする為だ。
 その裏には「一日も早く携帯電話事業の落ち込みを穴埋めする収益源を育て無いと投資家を繋ぎ留められ無い」と云うSBGの切羽詰まった事情がある。

 だが投資家の間には、SBGへの大い為る懐疑と裏腹に、絶体絶命のピンチを何度も乗り越えて来た孫氏への少なからぬ期待がある。「Yahoo!やアリババの様な満塁ホームランで無くて好い。チャンスを繋ぐ為のヒットが欲しい」それが孫氏の偽らざる心境ではないだろうか。


             11-1-15.jpg

 大西 康之(おおにし・やすゆき)ジャーナリスト 1965年生まれ 88年早稲田大学法学部卒業 日本経済新聞社入社 産業部記者 欧州総局(ロンドン駐在)編集委員 「日経ビジネス」編集委員等を経て2016年に独立 近著に『ロケット・ササキ ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正』(新潮社)がある

            ジャーナリスト 大西 康之  以上






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