2019年04月15日
竹中平蔵氏を糾弾するデモ
〔竹中平蔵特集1〕
【ネットニュースより】
小泉内閣誕生と前後して突如浮上した竹中平蔵・・・ヘラヘラ薄笑いしてヤタラと弁を振り撒く姿をご記憶されて居るだろう。日本に非正規社員を合法的に増発させた経済学者である。丁度アメリカに旋風を巻き起こした〈超資本主義〉〈超自由競争主義〉所謂〈市場原理主義〉をそのまま日本へと持ち込んだ、言わば0000野郎だ。何故0000と伏字にするのかは、各人によって色々な思いが在る筈だと推測してのこと。
西欧のジョークに出て来る《典型的な経済学者》であり、その最も軽蔑したカテゴリーに全てが重なる稀有(けう)な存在でもある。しかし、単なる弁論だけで無く彼は現実の政治に介入し色々な法律を作り国民に災いを持ち込んだ。結果として平成の30年間の経済停滞を招いた一翼を担った経済学者。
その後彼は「ヘラヘラ議員」として政界に入ったが、為すすべも無く学者へと戻った。その彼が人材派遣大手「パソナ」の会長をして居るのだそうだ。ッたく・・・自分の為の法律を自分で作った様なもので・・・開いた口が塞がら無いとはこのことを云う。時にはTVにも顔を出し時には内閣の委員に時には大学で講義を・・・と何処にでも現れる「ヘラヘラ野郎」をターゲットにしてのデモの記事だ。多くの国民が「薄ら笑い」を噛み締めてその様子を眺めるだろう。と、今回はこの記事を取り上げます。
竹中平蔵を糾弾するデモ
保革超え 全国7都市で一斉開催
高橋清隆|2019年4月11日10:30AM より引用
3月24日、東京・大手町のパソナ本社前に集まった市民(撮影/高橋清隆)
「安倍内閣は『日本を取り戻す』と言いながら、日本を外国に売っている。このパソナ前で訴えている我々こそが本当の愛国者」
「一水会」代表の木村三浩氏
3月24日の午後、東京・千代田区大手町にある人材派遣会社・パソナ本社前でそう訴えたのは愛国団体「一水会」代表の木村三浩氏だ。この日、パソナ取締役会長の竹中平蔵氏を糾弾する集会が同所の他、名古屋・大阪・浜松・静岡・四日市・福岡の各市で、午後2時から約2時間にわたり開かれた。
竹中氏は安倍晋三首相が議長を務める「未来投資会議」の民間議員でもある。集会は「みちばた興業」と「ピープルパワーTV」の主催で、国民の富を大企業や外資に手引きする竹中平蔵氏を糾弾しようとの目的のもと、前述の大手町に市民約70人が集結した。
フランスの反マクロンデモに倣(なら)い黄色いベストを纏(まと)ったり「竹中平蔵 売国奴」等のボードを掲げたりした市民を前に元日産自動車会長兼CEO・カルロス・ゴーン氏のコスプレで登場した「みちばた興業」代表の黒川敦彦氏は、
「みちばた興業」代表の黒川敦彦氏
「アベノミクスでこの6年間、大企業の利益と一部富裕層の資産は増え続け、富裕層の資産は300兆円に為った!」と冒頭であいさつ。
「その反対側では庶民の生活が崩れている。皆さんは今迄以上に一生懸命働いてますよね。働いて豊かに為ら無いのは政治が悪いから。一緒に政治を変えましょう!」と述べた。
『月刊日本』
『月刊日本』編集長の坪内隆彦氏
保守系言論誌『月刊日本』編集長の坪内隆彦氏は、「これ迄竹中批判を10年間遣って来たが、それがヤッとココに来て火が点いた」その切っ掛けと為ったのが、本誌3月15日号でも紹介した東洋大学4年生の船橋秀人氏の勇気ある行動だったと称えた上で、
「パソナ会長をしながら『未来投資会議』を通じて実際の政策を決めている竹中氏を支えて居るのが慶應大学であり、今は東洋大学教授と云う学者の看板。更に彼の背後には米国が、グローバル資本が付いて居る。強大な力であるが、それに対する怒りがこうして全国に溢れ返って居る。今こそ竹中氏の退場を目指して持続的に頑張ろう!」と呼び掛けた。
【元衆議院議員・小林氏も来場「米国に媚びる政治で好いのか」】
前出の木村氏は「この運動をモットもっと盛り上げて、先ずは第一に竹中氏の利益相反を辞めさせよう。そして彼の罪過を明らかにしつつ格差社会の是正をし無ければ」と行動の道筋を提示した。その上で「パナマ文書は富裕層が日本で税金を納め無い人達の名簿だが、竹中氏はこの先駆け。この売国奴を日本から叩き出す必要がある」と訴えた。
木村氏に誘われて当地まで姿を見せた元衆議院議員の小林興起氏は、自身が反対して失職することに為った郵政民営化法案に言及。田中角栄・元首相が財政投融資で高速道路の整備を行なった例にも触れつつ「日本の為に使われて居た郵貯資金を、米国金融資本の為に使うと云うフザケタ法律であり、その案を作ったのが竹中氏」と指弾した。
更に小林氏は、今年10月に予定されている消費増税が法人・所得の両減税の穴埋めに使われることについて「法人税を下げろと云うのが米国金融資本の要求だ。大企業の株は彼等が持っている。米金融資本が株で儲ける為に消費税を払う等と云う、米国に媚びる政治で好いのか。若い力で良き日本をもう一度」と、その場に集まった若者達を鼓舞した。
一般参加者もマイクを取り「努力が報われない社会に為って居る」「日本の未来をグローバル資本に売り渡すな」等と訴えた。
「可笑しい事をオカシイと言え無い事こそオカシイ。皆で国を立て直したい!」と、埼玉県から参加したと云う40代の夫妻はそう話していた。
「派遣で儲ける平蔵要ら無い!」
「自分で決定、自分で儲ける!」
「バイバイ売国、自民党!」
そうした参加者達のコールが休日の大手町に響き渡って居た。主催者側によれば、今後は当地で平日に抗議集会を開催することも検討して居るそうだ。
(高橋清隆・ジャーナリスト、2019年3月29日号)
次回は、竹中平蔵にマツワル色々な疑惑を取り上げます・・・(管理人)
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