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2021年08月26日

セクハラと闘ったトランスジェンダー作家が告白 「女の身体を許す迄」




 セクハラと闘ったトランスジェンダー作家が告白

「女の身体を許す迄」



  8-25-20.png 8/25(水) 16:05配信 8-25-20



8-25-21.jpg

 著者が「全てを曝け出した」と語る闘いの記録は多くの共感を呼んで居る 8-25-21


 東京五輪では〔多様性と調和〕がコンセプトに為り〔LGBTQ〕を公表した五輪選手が過去最多の183人と為った。又〔国歌斉唱〕を担った歌手のMISIAが性の多様性を象徴するレインボーカラーのドレスで登場した事で、改めて性的マイノリティへの理解が深まる切っ掛けと為った。
 しかし、そうした多様性への理解が生まれつつ在るのも此処数年の話だ。過つては、性的マイノリティの人々は、今以上に〔理解され無い苦しみ〕の中で生きる事を余儀無くされて居た。そうした苦しい立場に居る人の声を代弁するかの様な作品が公開されて話題を呼んで居る。

〈戦記なんだよなぁ もうこれは〉
〈メッチャ疲れた。心の支えに為る様なマンガだと思う〉
〈とても読むのがシンドイ作品だけど、価値の在る作品〉


 等発売早々、SNS上では大きな反響が寄せられた。その作品とは7月31日に発売されたトランスジェンダーの漫画家・ペス山ポピー氏の身に実際起こった事を描いたエッセイマンガ『女(じぶん)の体をゆるすまで』(上・下巻)だ。〔セクハラ〕〔パワハラ〕と云うセンシティブな問題と真正面から向き合った同作には、多くの読者から共感の声が寄せられて居る。

 『女の体をゆるすまで』は漫画家のアシスタントとして働く主人公(著者)が職場で受けたパワハラ・セクハラ被害を切っ掛けに世の中の性差別の問題や、自分自身の性に対する葛藤と向き合って行く異色のジェンダー・コミック。
 著者のペス山氏が被害を受けたのは約8年前に遡る。或る有名漫画家・X氏のアシスタントとして働いて居た時の事。X氏はシャワーを浴びるペス山氏に対して、悪フザケの様に「入るよ」と脱衣場迄入って来たり、膝の上に乗って来る等遣りたい放題。

 3か月後、苦痛に耐え兼ねたペス山氏は意を決してアシスタントを辞めた。しかし、漫画家として作品を生み出す事も出来ず、病院の精神科に通いフラッシュバックに襲われる生活を過ごして居たと云う。 著者のペス山氏が当時を振り返る。

 「勇気を出してアシスタントを辞めたのは良かったのですが、当時の私は〔女に生まれたのが悪い〕〔女の体だからソンな目に遭うんだ〕と自分を責める様に為ったんです。それで少しでも中性的な見た目に為ろうと食べては吐き、又食べては吐くと云う拒食症の様な状態でした。ズッと塞ぎ込み漫画も余り書け無い状態のママ8年近くが過ぎてしまいました」(以下「」はペス山氏)
 
 ペス山氏が相手のX氏だけで無く、自身の〔女性の体〕を憎んだのは理由が在る。

 「昔から女性で在る事が嫌で、性自認は男性寄りの〔中性〕でした。幼少期は本気で〔何時かは男に為れる〕と信じて居た位です。自分がセクハラで悩む事に為るとは思って居なかったし戸惑いも大きかった。
 アシスタントを辞めてからは何度もジェンダークリニックに通いました。当時はトランスなのか自分の身体が嫌なだけなのか分から無かったけど、この漫画を描く事に依って、性差別的な価値観や仕組みの在る社会に生きる以上、女の身体を憎む様に為る事は好く在る事、そしてそれとは別に自身が〔トランスジェンダーで在る〕と云うシンプルな自認を得る事が出来ました。
 今も性別欄に〔どちらでもない〕と云う欄が在るとホッとします。でも、そうした性別欄が増えて来たのはこの1〜2年の事です。このマンガを描こうと勇気を持てたのも時代のお陰です」


 塞ぎ込んで居たペス山氏の意識を変えたのは、2017年頃から米・ハリウッドを中心に巻き起こったセクハラ撲滅を訴える世界的な動きだった。

 #MeToo運動が日本でも広がった事で、自分の中で一気に世界が変わりました。有難かったし、自分勝手ですが〔遣るなら、モッと早く遣って呉れよ〕とすら思いました(笑)それ迄は知人・友人・家族は勿論、精神科の先生にもセクハラの事は上手く話せませんでした。ですが、時代が変わって来て私も一歩踏み出そうと思ってこのマンガを描き始めました。
 内容は読んで頂けたらと思いますが、作品にする過程で過去と向き合えた事で少しは自分の〔女の体〕を許す事が出来ました」
 

 マンガを描き始めたペス山氏は、X氏に勇気を出して連絡を取り、過去に受けた被害に付いて問い正して行く。しかし、当時は王様の様な態度だったX氏も又時代と共に変化し、
 「当時の私には何も理解出来て居無かったと思います」
 「キチンと謝れた事に感謝して居ます」

 等別人の様な反応が帰って来たと云う。

 「最初は〔本当にXさんか〕と戸惑いましたし、上手く丸め込まれた様な悔しさと虚無感が在りました。そこで思ったのは〔キット、アノ人はもうセクハラ何てし無いんだろうな〕と云う事です。社会がセクハラを許さ無い雰囲気に為ったから止める・・・社会が厳しく為った事で〔危ない、危ない〕と簡単に辞めてしまった。
 私は寧ろ、その程度の軽い気持ちでセクハラやパワハラをした事が許せ無かった。今、幾ら真面目な人に為って居様と私に取って辛かった過去はズッと忘れられ無い記憶なんです」


 ペス山氏は、この作品は「読む人に依って感想が違うと思います」と語る。自身の体験を赤裸々に描いた作品を通して伝えたい想いとは何だったのか。
 「被害を受けた人は例え過去の事でも、ズッと辛い記憶として残って居るなら勇気を出して一歩を踏み出す事で、少なくとも自分自身を責め続ける事からは逃げられると思います。
 又、男女問わず少しでも過去にセクハラ・パワハラをしてしまったかも知れ無いと感じたら、目を反らすので無く当事者意識を持って〔加害者〕かも知れ無いと向き合って欲しいですね」
 

 著者が「全てを曝け出した」と云うこの〔戦いの記録〕をアナタはどう読むか。


 〔おわり〕



 【関連記事】

 「身体は男性の女性」が女湯入浴で乱闘に発展した「ロス暴動」


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 ハンガリーの反LGBTQ法への反発もあり 性的マイノリティの不満は各地で鬱積して居る(AFP=時事)8-25-22


 ロサンゼルスに永年住む、或るドイツ系中年男性ビジネスマンの抱いて居る韓国人観は、余り芳しいものでは無い。「コリアンと云えば、先ず頭に浮かぶのは如何(いかが)わしいマッサージ店で、後はスパと焼き肉屋。我々の世代ではKポップもBTS(防弾少年団)も関係無いね」
 そんな印象の韓国人が密集するロサンゼルスのコリアタウンに在るサウナ〔Wi SPA〕で事件は起きた。それも、今アメリカで社会問題に為って居る〔セクシャル・マイノリティの権利〕を巡って〔LGBTQ・性的マイノリティ〕団体と、トランプ支持でも有名に為った超保守派〔Qアノン〕が衝突し大乱闘の流血事件だから穏やかでは無い。

 「Wi SPA」は如何わしい店では無く高級感在るサウナで、ミネラルソルト・マッサージやハイドロ皮膚剥離(所謂垢すり)と云った韓国式マッサージが白人セレブにも大いに人気が在る。6月26日、店を予約したトランスジェンダー(性転換者)を自称する〔身体は男性〕の客が遣って来て「女湯はドチラ?」と当然の如く入って行った事から騒動は始まった。
 韓国人従業員は〔性別・宗教・人種を問わず、如何なる差別もしては為ら無い〕と云うカリフォルニア州法第51条を忠実に守って入浴を許可した。処が数分後、6歳の少女を連れて入浴して居た女性が血相を変えてフロントにスッ飛んで来た。

 「アノ人男よ、女じゃ無いわ。この店では男を女湯に入れるの?小さな女の子の前でおちんちんを見せびらかして居るのよ!何とかして頂戴ッ!!」

 男性従業員は少しも慌てず「この街には在りとアラユル人が住んで居ります。トランスジェンダーの方も居られます。当店は州法に従って応対させて頂いて居ります」と女性の訴えを退けた。
 怒りが収まら無い女性は、直ちにインスタグラムに投稿。両者の遣り取りを撮影して居た他の客も動画をSNSに流した事から「事件」は一瞬のうちに全米に拡散した。

 LGBTQ団体に属するトランスジェンダー達は、抗議した女性客に対する店の対応は甘かったと抗議し始めたが、サウナ側は「法律は遵守して居る」として、対応には問題が無かったと云う主張を続けた。
 すると団体は一週間後の7月3日に大規模な抗議デモを行うと宣言。〔トランスジェンダー連合〕のバンビイ・セケドCEOはネット上で攻撃を開始した。

 「この女性客の意地の悪い言い分は将に氷山の一角。我々トランスジェンダーはこうした屈辱を日常茶飯事で体験して居る。我々に対する無知と偏見から来る差別以外の何物でも無い」

 それに対して反LGBTQを掲げるQアノンやエバンジェリカルズ(キリスト教福音派)は、店の対応は十分だったと支持。反トランスジェンダー活動家のイアン・マイルズ・チョン氏は「この世界には男と女しか居ない。トランスジェンダーなど存在し無い」と発言して、予定される抗議デモを粉砕せよと檄を飛ばした。そして迎えたデモ当日。
 数十人のLGBTQ支持者が〔トランスジェンダーの女性は女性だ〕と書かれたプラカードを掲げて集会を始めようとした処に、忍者の様な全身黒尽く目のQアノン数人が襲い掛かった。

 リュックに銃を忍ばせて居る者や鉄パイプを持参した者も居た。エバンジェリカルズは〔正真正銘の女性の権利コソ重要だ〕と云うプラカードを掲げて参加した。防戦するデモ隊は素手で立ち向かったが、相手は乱闘慣れして居るツワモノばかり。警察が駆け付ける迄に数人が怪我をしたと地元テレビは報じて居る。

 〔性適合手術を受けて居ないトランスジェンダー〕は女湯に入る権利が在るのか。折りしも米最高裁は5日、性転換した高校生が学校の女性用トイレを使えるか否か・・・その判断は個々人の選択に委ねるべきだとの判決を下して居る。
 性的マイノリティがトイレ・更衣室・風呂で男女用ドチラを使うかは、自分で決め為さいと云う判決だった。「トイレ等でトランスジェンダーの13%がセクハラを受けて居ると云う統計が在るにも関わらず、無責任な判決だ」(LGBTQ関係者)との声も在る。



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     Qアノンは1月の連邦議会占拠事件でも中心的な存在だった(AFP=時事)8-25-23


 地元有力紙、ロサンゼルス・タイムズは6日〔トランスジェンダーにはサウナの客に為る権利が在る〕と主張する社説を掲載した。

 <他の客が不愉快だ、と云うので在れば陰部を隠せば好い。コノ種の論争はソロソロ終わりにして好い。今の若者達は、性別とか性的指向の異なる人達と同じスペースを共有する事を快適だと思って居る>

 一方、トランプ前大統領の〔影のアドバイザー〕とも言われたFOXニュースの人気キャスター、タッカー・カールソン氏は、6月28日の番組で現場記者の報告を引用して「女の子の前で男根を露出する間抜けな客にトランスジェンダー・コミュニティはゾッとして居る」と報じた。風俗事情に詳しい米タブロイド紙の女性ベテラン記者はこう言い切る。

 「今やフリーセックスが当たり前のアメリカで、混浴を嫌がる恰好付けは無用です。トランスジェンダーの女性にペニスが在ろうと無かろうとそれ程問題では無い筈です。最も今回の事件では、マッサージを隠れ蓑に売春をして居る悪徳コリアン業者達迄正義の味方ブル事には違和感を感じますけど」

 右派と左派を巻き込んだ性的マイノリティの権利問題に、民族的な憎悪も絡む複雑な事件だった為に円満な解決は程遠い様だ。



    8-26-5.jpg 高濱 賛(たかはま・たとう)  在米ジャーナリスト 

 米パシフィック・リサーチ・インスティチュート所長 1969年米カリフォルニア大学バークレー校ジャーナリズム学部卒業 読売新聞社に入社 71年から6年間ワシントン特派員として沖縄返還交渉・ウォーターゲイト事件・ロッキード事件等を取材報道 76年以降は政治部記者として中曽根派担当・自民党幹事長番・官邸・外務省・野党各キャップを経て 政治部デスク(次長) 92年社長直属シンクタンク 調査研究本部主任研究員(部長待遇)として主に日米関係を担当 下田会議・日韓フォーラム等に日本側代表として参加し国際的な人脈を広げた 95年以降 母校カリフォルニア大学バークレー校に客員教授として招聘され 「日米報道比較論」を教える 98年から上級研究員(テーチング・フェロー) 同年から現職 「日米双方を見渡せる西海岸」を拠点に日米問題 米国の政治・経済・社会情勢を日本メディアに発信している

◇主な著書 『英語は8歳までにはじめなさい』(アスコム) 2007
『マイティ・ハート 邦訳』(潮出版社) 2005
『アメリカの内戦 邦訳』(アスコム) 2004




 〜管理人のひとこと〜

 どうも〔性的マイノリティー・・・LGBTQ等〕の言葉が出て来ると頭が痛く為ってしまう。恐らく自分がその様な悩みや意識も全く無かったので、似た様な体験も無く想像も出来無い為だろう。
 多産系の家系で女5人男3人の末っ子の男として生まれたが、周りは何時も女が支配して居た。男は殆どが社会に出て居るものと教えられ、女は家庭内で男達の世話をする・・・その様な古い認識の環境だったと思うが、人数的にも女性の力が圧倒して居た・・・今から考えるそうと思う。
 今に為って思うのだが・・・女は強く自己を主張しても好いのだが、男は自主的に首を垂れ自己を消し去り周りの風景に溶け込む位で丁度バランスが取れるのだ。その方がその人の価値も高まり周りからの尊敬も生まれる筈だ。将来男はそれを目指すべきだろう・・・と。他人を押し退けシャシャリ出るのは最も男の恥と心得るべきである。




















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