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2020年02月24日

桜を見る会 IR汚職 日本郵政不正販売 日本型エリートは何故「自壊」するのか?




 桜を見る会 IR汚職 日本郵政不正販売 

 日本型エリートは何故「自壊」するのか?


           〜文春オンライン 保阪正康 2/23(日) 6:00配信〜

 戦争を引き起こした「昭和のエリート」との共通点


          2-24-1.jpg

 「日本のエリートの『型(かた)』は、何時の時代も変わら無い・・・桜を見る会を巡って噴出した内閣府の隠蔽体質や、IR汚職事件における国会議員の脇の甘さ、大不祥事が発覚してもナカナカ辞任し無い日本郵政グループや関西電力経営陣の居直り体質・・・昨年来続く政治家や官僚・企業トップの体たらくを見る度に、私はその思いを強くして居ます」

 こう書くのは、ノンフィクション作家の保阪正康さんだ。保阪さんは在野の昭和史研究家として、これ迄に4000人以上の人から証言を得て、近現代史の実証的研究を続けて来た。そうして先達たちが昭和の時代をどう生き、歴史と向き合って来たかを考察して来た保阪さんには 「今のエリートとアノ戦争を引き起こした『昭和のエリート』達の姿が重なって見えて来る」のだと云う。

 云う迄も無く、戦前の軍隊は「天皇の軍隊」と自らを称し、大元帥である天皇に忠誠を誓って居ました。一方、今のエリート官僚達は「公僕」であり、主権者である国民に奉仕する義務を負って居ます。
 しかし、昭和10年代に台頭した軍人達の「天皇の為」は或る種の偽装でした。「天皇の為」と口では言いながら、実際には「自分達の為」であり、自らの勢力拡大と名誉を求めた結果、日本を泥沼の戦争へと導いたのです。

 
 こう指摘する保阪さんが注目するのは明治15(1882)年に下された「軍人勅諭」とその60年後の昭和18年8月に陸軍教育総監部が出した『皇軍史』を読み比べた時に感じる、或る「違い」である。

 究極の無責任体制が出来上がった

 軍人勅諭はその冒頭で「我が国の軍隊は世世天皇の統率し給ふ所にそある」として、自分達は天皇に忠誠を誓った軍隊である事を強調して居ます。この天皇の意味する処は、明治15年と云う時代を考えると、具体的に血肉を伴った大元帥としての明治天皇である事は明白でした。
 しかし、それから60年後に陸軍教育総監部が出した「皇軍史」を読むと忠誠を誓うべき天皇の意味が変化して居る事に気付きます。(中略)「皇軍史」で重要なのは「日本の軍隊は神軍である」と序文で宣言し皇軍を神軍とした事。そして「その神軍は神武天皇と云う神が率いた軍が出発点だった」と強調されて居る事です。(中略)

 神は具体的な人では有りませんから、勝手な事をしても何も咎められません。国民を総動員して戦場に送った後、次々と玉砕の報告が来ても、参謀達は責任を取ら無い。作戦の外道と自覚しながら、神風特攻隊迄始めてしまう。忠誠を誓うべき対象を抽象化した事で「たが」が外れてしまったのです。
 こうして「天皇(神)の為」だとする究極の無責任体制が出来上がってしまいました。軍上層部に、連戦連敗の日本軍を「神軍」と本気で信じて居たエリートがどれだけ居たかは疑問です。翻って現代のエリート官僚にもこれと同じ構図が当て嵌ります。


 保阪さんはこう続けると「現代のエリートと昭和の軍人」に類似する「型」の本質を喝破し、更に日本型エリートが何故「自壊」して行くのか、その深淵に迫って行く。保阪正康さんの注目の論考「 自壊する日本型エリート 」は「文藝春秋」3月号および「文藝春秋digital」に掲載されて居る。

 「文藝春秋」編集部/文藝春秋 2020年3月号    以上









 ノンフィクション作家・保阪正康が語る

 「昭和史からの教訓と平成の天皇との私的な懇談」 


         〜保阪正康インタビュー 辻田 真佐憲 2019/06/30〜

 今年の5月から始まった令和の時代。昭和からは遠く離れ30年が経ちました。これからを生きる上で、現代人が「昭和史」から得られる教訓は変わらずに有るのか、それとも相対的に重要性は下がって行くのか。第一人者であるノンフィクション作家の保阪正康さんに、近現代史研究者の辻田真佐憲さんが聞きました。

 『昭和史』に付いて、狡いなと思って居る処がある

 ・・・1950年代後半に、亀井勝一郎氏らが参加した『昭和史』論争がありましたね。岩波書店から出版された『昭和史』(遠山茂樹、今井清一、藤原彰共著)を巡って「人間が描かれて居ない」等と云った批判が起きました。保阪さんは「『昭和史』に亀井さんが突き着けた疑問は正しいと思う」(「戦後」を点検する)と、こうした意見にも一理あると云う立場を取って居ます。

 『昭和史』論争が起きた時、僕は学生でした。高校生の時に初めて読んで、内容はサッパリ分かりませんでしたが、大学生の時にベストセラーに為って居たので再び読みました。これは共産党の視点で書いて居る本だなと云うのは分かる。遠山茂樹、今井清一、藤原彰と云う3人は戦争学徒、乃至は戦争を体験した戦後の研究者ですよね。所謂唯物史観の人達です。この人達が歴研(歴史学研究会)を取り仕切って来た訳です。僕は『昭和史』に付いて、狡いなと思って居る処があるんですよ。それは、2版にする時の・・・

 ・・・修正ですね。

 そうです。書いてある内容と変わって行くでしょう。その変わり方に狡さがあると思います。更に僕が疑問を持ったのは、ソ連が第2次世界大戦に参戦する事によって、第2次世界大戦の性格が変わったと書かれて居る点です。
 詰まり、ソ連が参加し無ければファシズム同士の戦いだったのに、ソ連軍参戦によってファシズムとデモクラシーの戦いに為ったと。僕は全く納得しませんでしたが、そうした書き方で本が売れたと云う事は、社会全体にそれを許容する空気と勢いがあったと云う事でしょう。
 反発が出た事は当然で、大きく2つの形で出たと思います。亀井さんの「現代歴史家への疑問」(『現代史の課題』所収)と竹山道雄さんの『昭和の精神史』です。僕としては、亀井さんがより本質を突いた批判を投げ賭けて居たと考えて居ます。

 『昭和史』論争とは、一体何だったのか

 ・・・「公平を粧う臆病者が余りにも現代史家に多いのではないか。『客観的』な臆病者が多いのでは無いか」「人間性に付いての実証力は衰弱して居る」(亀井勝一郎 現代歴史家への疑問)等の記述は、現在でも読み応えがあります。

 もう一つの反応も紹介しましょう。昭和39(1964)年に出版された林房雄氏の『大東亜戦争肯定論』僕はこの本を、ズッと読んで居ませんでした。5年前に、中公文庫から復刻された時、解説を頼まれたので読みましたが、アノ林房雄でさえも、日本の軍国主義は侵略だったと言って居るんですよ。成程と思いましたね。侵略ではあるけれども、100年と云う長い歴史の中で日本が進む道としては有れしか無かったと云う肯定論です。
 『昭和史』論争とは、唯物史観の歴史観に欠けて居る処・・・人間や戦争と云うものは長い尺度で見無ければいけ無い・・・そう云う点に付いて、当時の保守論客が指摘した、と云う事だったのではないでしょうか。

 昭和何年頃と「似ている」と云う言葉の安易さ/span>

 ・・・昭和史に付いては、「教訓」と云う事が必ず言われます。教訓は勿論大切ですが、その一方で、何でもカンでも「戦前回帰」だと云って、戦前との共通点ばかり指摘して警鐘を鳴らす風潮も見られます。この様な昭和と現在の比較に付いては、どうお考えですか。

 好く僕の処にも「今は、昭和の何年頃と似て居るんでしょうか」と云う取材があります。正直、僕は似て居ると云う意味が好く分から無いんですよね。「似て居ると云ったら、ジャア江戸時代とも似て居ると思うし、室町時代とも似て居るんじゃないの?」ナンて冷やかすけれども「似て居る」と云う言葉の安易さですよね。人間が同じ事を同じ形で繰り返す何て云うのは、有り得無い訳です。

 ・・・「未だこの社会には『自由な討論』や『意見の発表』は出来得るし、肉体的な暴力の近接性はそれ程強く感じ無い。こう云う理由を挙げて、軽々に『昭和の或る時代と似て居る』等と説くのは一知半解の謗りを免れ無い」(『安倍“壊憲”政権と昭和史の教訓』)とも書かれて居ますね。

 これはとても重要な事なのですが、アノ時代の過ちが、日本史全体、或は日本人の国民性に敷衍出来る訳では無いのです。時々、僕も新聞からコメントを求められて「強いて言えば昭和8年位と似て居るかな」等と言うと、直ぐ大きな見出しにされてしまいますが。


                    以上






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