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2020年02月23日

周囲に埋没するな 日本人女優がブロードウェイで成功した理由




  周囲に埋没するな 

 日本人女優がブロードウェイで成功した理由


             〜Forbes JAPAN 2/22(土) 19:00配信〜


       2-22-17.jpg

                 由水 南さん

 世界には、日本を飛び出し、自身の力でセルフブランディングして成功した日本人女性の起業家やアーティスト達が大勢居ます。
 私はニューヨークと東京を拠点に「国際イメージコンサルタント」として仕事をする中で、そうした方々と多く出会いました。この連載では、その様な女性達にスポットを当て、海外で成功する為のブランディングのアイデアや、自身の見せ方のヒントを探って行きたいと思います。

           youtube

 今回、取り上げるのは、世界中の才能ある俳優が集うブロードウェイにおいて、アジア人はアジア人役にしかキャスティングされ無いと云う厚い壁を打ち破り、グローバルに活躍する日本人女性、由水南(ゆうすい・みなみ)さんです。
 由水さんは、石川県生まれ。幼少期に観たミュージカル「回転木馬」に感激し、高校卒業後にアメリカ・ニュージャージー州のモントクレア州立大学演劇科へ入学します。その後、演劇学校「The American Musical and Dramatic Academy」に編入。ブロードウェイの舞台で輝く事を夢見て、オーディションに明け暮れる日々を送って居ました。

 彼女が身を置くのは、誰もが知るエンターテインメントの聖地ニューヨーク。要求されるレベルは非常に高く、演技力だけで無く、俳優のオリジナリティを如何に演技に昇華出来るかが求められます。数カ国語を話せる人も珍しく無く、その上「曲芸が出来ます」「炎を飲み込めます」等、個性的な武器を持つ人達の中から、数少ない役を勝ち取ら無ければ為らない世界です。
 そんな厳しい環境の中で、由水さんは数え切れ無い程のオーディションを受け、演出家からの指摘や高く評価されたパフォーマンス等をノートに書き留めて行きました。

 「周りと自分とを比較しながら、競争ルールに巻き込まれて行くのでは無く、逆転の発想が出来るゲームチェンジャーとして、自分ならではの個性を追求する事に専念しました」

 とは言え、その道のりは容易ではありませんでした。演技力と語学力は勿論の事、ブロードウェイの舞台に立つ為には「エクイティ・全米俳優組合」と呼ばれる俳優組合に所属し無ければ為りません。その為には永住権が必要です。
 由水さんは、アーティストビザを持って居たものの永住権は取得出来ず、2007年に日本へ戻らざるを得無く為りました。帰国後に入団した劇団四季では、ニューヨーク仕込みの演技力が認められ、入団後「ウィキッド」「美女と野獣」「鹿鳴館」に出演。更には、通訳やブロードウェイ作品の翻訳も務めながら、足った1年で演出助手を任せられる様に為りました。

 夢を叶える為の3つの戦略

 劇団四季でキャリアを積み上げる事3年。それでもブロードウェイへの思いは捨て切れず、26歳の誕生日を迎えると再渡米を決意します。由水さんは、今度コソ夢を叶える為に、新たな3つの戦略を立てました。

 1つ目は「俳優は、稼げず苦労すると云うメンタルブロックを外す」事。10年後、20年後、30年後の長期的なビジョンを鮮明に描き、ソコから逆算して1年後、2年後、3年後と云う近い未来には何を達成し、幾ら稼ぐべきかを考え、経済的に自立した自己イメージとビジネスマインドを強化して行きました。
 2つ目は「実現したい姿を先取りして実践する」事。ブロードウェイに立つ人間は、どの様に考えどの様に周囲の人達に対して振る舞うのか。ブロードウェイに相応しい発言や行動を徹底して実践して行きました。
 3つ目は「コンフォートゾーンを抜け出し、個人としてのアイデンティティを確立する」事。この頃、アメリカで人気のあるアジア系の女性は、切れ長の目と艶のある長い黒髪が特徴的でした。しかし、由水さんは「アジア人女性」と云った枠組みに囚われ無いアイデンティティを求め、メイクや髪型だけで無く、話し方や歩き方、コミュニケーションに至る迄、徹底的に「自分らしさ」を研究して行きました。

 「Celebrate Every Victory・ドンなに小さな勝利でも祝おう」「Heart Connection・前例やレッテルに囚われずに、全ての答えは自分の心の中に在る。自分が良いと信じる方向へ向かって前進しよう」

 この2つの言葉を胸に刻みながら、イノベーションマインドを鍛えて行く事で、由水さんは人種や性別に囚われない個人としての在り方を明確にして行き、次第にチャンスを手繰り寄せ始めます。2010年には、グラシエラ・ダニエル演出のミュージカルのキャストに合格。念願であったエクイティにも加入する事が出来ました。
 この年「シカゴ」のタフなオーディションを通して、彼女はチャンスを掴む極意を学びます。オーディションの課題は、前夜にメインの登場人物6名分のセリフを全て覚えて、それを演じると云うもの。

 由水さんは、登場人物の1人であるハンガリー人の特徴や演じ方が判りませんでした。しかし、どうしてもチャンスを掴みたいと云う思いから、独自の判断でハンガリー人の役を日本人に変更すると云う大胆な発想で事態を打開する事を考えます。
 言葉や文化は異なるが、同じ差別を受けて来た歴史やその時の心情、人種や文化を超えた人間としての共通点をクローズアップし、セリフも日本語に訳してオーディションで演じたのです。

 一見無謀とも思えるこの作戦でしたが、決断する背景には彼女なりの確信が有りました。それは、近年、インスピレーションを追い求めて居る演出家は、クリエイティブな発想が出来て、フレキシブルな対応が出来る俳優を積極的に選ぶ傾向があると云う事でした。彼女の奇策は、見事、演出家に受け入れられ、オーディションに合格。
 この経験から、由水さんは「常識を覆す位の発想と、豪快に攻める姿勢が無ければチャンス等掴め無い」と云う学びを得ます。
              
 インドでの瞑想修行で飛躍を遂げる

 リスクを恐れずオーディションに挑む様に為った彼女は、次々に新しい道を拓いて行きます。2012年、ディズニーブロードウェイミュージカル「メリー・ポピンズ」への出演が決まり、北米54都市を巡回公演する一員に抜擢されました。
 その後は「A Funny Thing Happened on the Way to the Forum 」等の数々の作品に携わり、2015年にはミュージカル「王様と私」で念願のブロードウェイデビューを果たします。そして、2017年、見事「ミス・サイゴン」に合格。由水さんは英語が第一言語では無い唯一の女優として舞台に上がりました。

           2-22-19.png ミスサイゴンの舞台 

 アメリカでの俳優業は、日本とは違って完全な個人事業。「俳優の仕事の70%は、オーディションを受ける事です」と由水さんが言う様に、舞台に出演して居る最中でも、常に1人でオーディションを受け続け無ければ為りません。
 心身のバランスを崩してしまう事も少なく有りません。由水さんも8カ月に渉るミス・サイゴンのオーディションで、焦りや葛藤・ストレスから、数カ月間、右手の肌が爛(ただ)れて剥ける程ボロボロに為って居ました。

 「俳優は人間に対する深い洞察力が無ければ、様々な役を演じる事は出来ないのですが、ソモソモ自分の心と身体のバランスをコントロール出来なければ、他人の心など洞察する事等出来ません」(由水さん)

 彼女は、周囲から抱かれる華やかなイメージと現実の生活とのギャップに苦しむ中で「瞑想」に触れて、自分自身と向き合う為にインドへと向かいました。
 インドでの瞑想修行を通して「周りの目を気にせずに自分を曝(さら)け出し120%の力を発揮したら、後は天命に任せるしか無い」と由水さんは悟ります。そして、自分の中に有った様々なリミットを取り払い、自分の存在価値を外からの評価に委ね無い事を決意します。

 ソコから、彼女のストーリーは大きく飛躍し始めます。2018年にブロードウェイを代表する劇場であるリンカーンセンターで上演される「マイフェアレディ」に、唯一のアジア人女優として選ばれます。ロンドンの貴族を描くと云う題材に、アジア人がキャスティングされると云うのは異例の抜擢でした。
 しかも、スウィングと云う、舞台上で様々な役を演じる難解な役を任されたのです。それは、階級によって訛(なま)りや話し方を変えながら、貴婦人、メイド、男性に迄・・・女役12役と男役10役分・・・計22人の役割を演じるものでした。

 全ての役柄のセリフ、動作、立ち位置を把握して居なければ為らず、どの役柄も求められるレベルは非常に高い。由水さんは、ダンスキャプテンと云うカンパニーのリーダーとして、個性が強い出演者を纏める中継地点として頼られる存在を目指しました。

 「スウィング」の役割を全うする

 自己主張の強いメンバーの中で、外国人である自分が出来る事は何か。ネイティブが話す様なスピーディーな会話の展開に付いて行け無いからコソ、1人1人の話を丁寧に受け止める聞き役と為って、組織を動かす力と為って行ったのです。
 それは、正に頭脳明晰で万能な俳優だけが出来るスウィングと云う役柄そのものでした。彼女が多くの演出家やプロデューサーからの信頼を得る理由は、舞台や俳優達の様子を俯瞰して「今夫々に求められて居るものは何か」を的確に判断出来る能力を持って居るからです。

 現在ロジャーズ&ハマースタイン作詞作曲のミュージカル「シンデレラ」の公演を終えたバカリの由水さん。次なる目標とは何なのか聞きました。

              2-22-18.jpg

 「ブロードウェイを目指す事で経験した事を社会へ還元する為に『YUプロジェクト』に力を注いで居ます。世の中には、正しい有り方や周りからの目を気にし過ぎて自分を見失ってしまう人が居ますが、心の中に葛藤や違和感を持って居ると、信念を持って突き抜ける事が出来ません。
 コレからの時代は、周囲から浮く事を恐れるのでは無く周囲に埋没する事を恐れるべきです。個性を発揮しながら、周りの声や常識に惑わされずに突き抜けられるイノベーションマインドを持った人達を、このプロジェクトで日本からも輩出して行きたいと思って居ます」


 昨年は、金沢大学医学部、東京大学教養学部、AIU国際交流プログラム、石川県立金沢泉丘高校でも、身体を使って自由に自分自身を解放する方法や、文化や価値観の異なる人々とのコミュニケーション術も教えるプログラムを実施したと云う事です。
 エンターテインメントの最高峰で強烈な存在感と輝きを放ちながら前向きに生きる由水さんの根底には「世界で戦う為には、自分本意の部分を大切にして行かなければ、アッと云う間に周りに埋没してしまう。大胆に発想を転換して積極的な姿勢で攻め無ければ、チャンス等掴め無い」と云う強い信念がありました。

 彼女が俳優人生を通して得た学びは、私達のビジネスにも活かす事が出来る教訓だと言えるのではないでしょうか。


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              安積陽子 

 安積 陽子(あさか ようこ)Yoko Asaka 国際ボディランゲージ協会 代表理事 アメリカ合衆国シカゴに生まれる。ニューヨーク州立大学イメージコンサルティング学科を卒業後、アメリカの政治・経済・外交の中枢機能が集中するワシントンD.C.で、大統領補佐らを同窓に非言語コミュニケーションを学ぶ。
 そこで、世界のエリートたちが政治、経済、ビジネスのあらゆる場面で非言語コミュニケーションを駆使している事実に遭遇。2005年からニューヨークのImage Resource Center of New York 社で、エグゼクティブや政治家、女優、モデル、起業家を対象に自己演出術のトレーニングを開始。
 2009年に帰国し、Image Resource Center of New Yorkの日本校代表に就任。2016年、一般社団法人国際ボディランゲージ協会を設立。理念は「表情や姿勢、仕草から相手の心理を正しく理解し、人種、性別、性格を問わず、誰とでも魅力的なコミュニケーションがとれる人材の育成」。非言語コミュニケーションのセミナー、研修、コンサルティング等を行う。


         以上










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