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2019年12月27日

「選挙は人生そのもの」 中村喜四郎衆院議員インタビュー(下)




 「選挙は人生そのもの」 中村喜四郎衆院議員インタビュー(下)

  〜47NEWS 12/26(木) 7:12配信〜

 〜ゼネコン汚職で逮捕され「地獄を見た」と言われる一方、強い後援会をバックに衆院当選14回と云う長い政治経歴を持つ中村氏。選挙の戦い方、後援会の作り方、安倍首相への注文等、幅広く聞きました〜

 自民党は大した事無い

 ・・・小選挙区制が入ってから、地道に積み上げて選挙運動をして行く人が少無く為って居ませんか。

 選挙って云うのは、ヒーローナンか要ら無いんですよ。ヒーローが出るってのは嘘ナンですよ。風を起こした男みたいな。そんなのはインチキな話。ヤッパリ選挙と云うのは、努力した対価として、成果が得られ無いと。そりゃ力に為りませんよ。
 今の野党の人達は、自民党の事を非常に強いと思って居る。だから勝て無いと思って居るんです。最初からそんな考え方は全然駄目。気持ちが強く無いと。自民党の支持基盤ナンてのは、朽ち果てて来てるんですよ、もう。只群れて居るだけ。群れて居るのに対して、向かって行か無いから、何と無く、何処に行っても『自民党、自民党』って言って居るだけで。

 「自民党が何だ。大した事無い」って、選挙区で大見え切って向かって行く候補者が茨城に居る。「ジャア一寸距離を置いて、興味を持って見よう」と思って居たら「又中村喜四郎が勝った」と。「自民党、随分大きな事言って居るけど、何だって」と言う話に為って来る訳ですよ。
 だから、そう云う面では、皆で、気持ちは一つでね。向かって行こうと。向かって行か無けりゃ、怖がってたんじゃ、彼等の思うツボ。政治は劣化する。日本は壊されちゃう。向かって行こう、って云うのは、単純な話ですよ。

 衆院1回生は「良い処吸収しろ」

 ・・・野党統一会派のベテラン議員が、会派所属で当選1回の衆院議員を対象に政治塾を開いて居ますね。

 既に、野田佳彦さん、玉木雄一郎さん、長妻昭さん、菊田真紀子さんが講師に立たれた。私なんかにするとね「お金を出しても聴きたいな」何て思う話ですよ。処が残念だけど、今の当選1回生の国会議員には、その価値が好く分から無い。
 野田さんは、船橋駅前に立って3千枚ビラを渡す迄帰ら無い。前の首相がですよ。ビデオで見たんだけど、スゲえナアと。年金支給日には、銀行の前に行って渡して居る。更に、ボランティア部隊みたいなのが50人位居て、その中には80歳のお爺さんも居て、その人が50枚位ずつ住宅行って配って呉れる。合わせると、1週間に2万枚も2万5千枚も配る。
 玉木さんは、党代表であっても、名刺を貰ったら直ぐ、その日の内にお礼状を出す。菊田さんは、自民党の金子恵美さんとの衆院新潟4区を巡る鬩(せめ)ぎ合いを、眦(まにじり)決して戦って来た。

 ・・・そう云う話は、ナカナカ、平場では聴け無い話ですよね。

 アア云う話を深く聴ける様に為ったら、野党の議員も変わるんですけど、一番聴いて貰いたい人が来無い。それで私ナンか比較的長く遣ってる人間は、お金を出しても聴きたいなって。「こんな話、昔は喋って呉れないよ」と。企業秘密をこんなに喋って呉れる、良い話なのになと残念に思う。
 皆で、自分で経験するだけじゃ無くて、良い処は吸収しなきゃ。選挙に強い人は、野党だって見な、執念を燃やしてるんですよ。だから、執念を燃やさなくちゃ。選挙が強く為ら無いのに、風が来れば勝っちゃうみたいなね、間違って勝った人は悲劇ですよ。政治家でね、間違って勝った人程悲劇なのは無いですよ。

 人間性を磨かないと

・・・それにしても、衆院当選14回は凄い。その秘訣は。

 私は1976年に初当選して、同期当選は51人居たけど、もう残ってる人は誰も居ません。ヤッパリ「政治家っポイ動きをしたい」って云う人が先に消えて行きますよ。アンナ素人っポイ事言って居て好いの、と思う様な人が生き残って来る。それが、選挙への取り組み方が全部物語る。
 「新年会だから、皆、うちに集まって呉れ」そんな事を遣って居る様な人は先に消えて行く。私なんか、今迄1回も新年会、自分のうちで集まって下さい何て言った事無い。自分で元旦からマイクを持って「おめでとうございます」って歩いて居るから。
 それが物凄く大切だ。有権者は、偉い人にナンか興味無い。有権者に取って、手柄話程胡散臭いものは無い。変わら無いって事が一番喜ばれる。「中村喜四郎って変わら無いよな、何があっても変わら無いよな、アレ好いよな」と思って呉れて居る。

 ・・・1994年、ゼネコン汚職事件に連座した事もありました。

 アノ時は、1千万円貰って中村はゼネコンの為に利益誘導したと云う報道だった。後援会の人達は「嘘だろう」と。ゼネコンの為に遣って居るのだった為らば、茨城県の建設会社は、中村の選挙を遣って無くちゃ行け無いけど、中村を遣って居る建設会社ナンか何処にも無い。
 私、自慢じゃ無いけど、建設会社の応援は絶対に受け無い。建設大臣の時も政務次官の時も、建設会社は一切来ないで呉れって。建設会社に来られる様に為ったらお仕舞だ。人数だけ集まって「頑張れ、頑張れ」って言って呉れるが、心は何処にも無い様な人達は要ら無い。

 ・・・後援会の作り方が大切なのですね。
 
 ヤッパリ自分の事を信じて呉れる人達を結集したい。業界団体ナンかは、一切求め無いで遣って来た。アノ事件の時にも逃げて行く人が一部居たが、後援会「喜友会」の方々の大部分は残って呉れた。
 そう云う事を考えるとヤッパリ、選挙って云うのは人生そのものだし、人間性が出ちゃうんですよ。人間性を磨かないと、有権者は絶対に何回も入れて呉れ無い。その為には熱心さ。野田さんの様に、3時間駅頭に立ち続けビラを配り続ける。「スゲえナア」って。首相迄遣った人に、アノ努力が出来るかナアって。そう云う処を学んで行けば自民党に勝てる。マダマダですね、そこ迄行くのには。

 ・・・自民党の地方組織は、全国的にはマダマダ強いのでは。

 自民党の組織と云うのは、市会議員とか町会議員だ。この連中が「自民党だったら安心だ」「長いものに巻かれる」「付いて行く」と言って居るだけだ。その人達が皆で徒党を組んで居ると「おっかない」と思って、皆が竦む。だから、誰も遣る人は居ないから、自民党が強い事に為って居るだけ。
 私の場合は、そう云う連中を入れ無いで自分の後援会を作って居る。自民党ってのは、ハッタリで成り立って居る政党だから「戦うぞ」と言われた瞬間に「大した事無い」って話に為っちゃう訳ですよ。

 支えて呉れるのは女性

 ・・・とは云え、地元茨城でも、自民党がとても強い。

 私の選挙区の茨城7区は、首長は皆自民党だ。市会議員も町会議員も、7割〜8割、自民党だ。でも、蓋を開ければ負け無い。と云う事は、向かって行けば大した事無いと云う事です。

 ・・・それでは、どんな人と一緒に選挙をすれば好いのでしょうか。

 既存の力の有ると称する人、俺は票を持って居ると称する人、そう云う人を当てにしちゃ駄目だ。そう云う人程変わるし、好い加減な人は居ないから。「俺は力が無い。大した事無い」よと、幾ら訪ねても、ナカナカ遣って呉れ無い様な、そう云う人を、1人ずつ丁寧に支持者に出来るかどうか。
 そして、その後は、その人の奥さん達に遣って貰って居るんですよ。女の人が出て来ると強い。私は、女の人は男程格差社会に為って居ないと思う。そうすると「アンな人が何だ」「私達は別に、アノ人の尻に敷かれたく無い」と云う話に為って来る。権威主義に反発する。私の後援会の主力部隊はモウ7割は女性だ。男性が後に付いて来る様な形。女性が表に出て来る様に為ると、自民党ナンか蹴っ飛ばしチャイますよ。
 だけど、そこ迄行くのには急には出来ないから。或る程度男性が遣って居た処に女性が来るんだったら乗り易い。だけど、男性が居ない処に女性が、と云っても、ナカナカ出来ない事が多いのも現実です。だけど、私の場合はお陰様で、女性達が今、支えて呉れて居る。

 ・・・11月末から、野党の小選挙区での調整が始まって居ます。野党党首、野党幹部が会食を重ねる様に為りました。

 代表者同士の手探りが進んで居る。高知県知事選が終わってどう総括するか。「あれは良かったんじゃないの」と為ると、ジャア今度は、選挙に応援に行った様な人達が集まって、皆で共有出来るかどうかと云う事に為って来る。それが、何十人かに為るかも知れない。
 良かったって言う人が20人も30人も出たと云う事に為れば、その上で幹事長・書記局長がどう動くかと云う事に為った時に、ジャア、何処の政党の幹事長の動きが鈍いとか、何処が良いかって云う話を、誰かが上手くリードすれば、話し合いのテーブルは出来上がって来る。

 ・・・小選挙区の候補者をどう遣って決めて行くのでしょうか。

 先に代表者が集まった時に私は「二つを譲って一つ取るべきだ」と言った。そんなの常識だ。「俺が、俺が」って、自分の事ばっかり言ってたらね、絶対に上手く行く訳無いんだから。組合の条件闘争じゃあるまいし、政党の中で「正しい、正しい」ナンて言い張るのは、何の価値も無い。
 政治ってのは、ヤッパリ妥協し無くちゃいけ無いんだから。だから二つ譲って一つ取ると、その事をルール化出来ないかって事を提案して行きたいと思う。それが合意出来れば「ジャア、貴方の言って居る事は譲る方だよね」と。で「その代わりコッチは通るよね」と云う様な話で。そう云うのを遣るのは、本当は、都道府県で遣るべきですよ。事情の分から無い人が、政党の段階でヤリトリしようとするから可笑しく為る。

 出来る所から選挙区調整

 ・・・地元茨城では、どう云う段取りで進めて行くのですか。

 茨城県の場合は、参院副議長を遣った郡司彰参院議員が野党の国会議員の代表に為って貰った。郡司さんの下で野党の国会議員が集まってどうするかを話し合って行く。そして、残りの三つが空いて居る処をどうするかと云う事も、我々が相談して、その結果を中央に報告する。
 自民党だって、普通は全部、県連で決めた事を上に上げて居た。野党は東京の党本部で決めた事を地方に下ろそうとする。大して下に組織も無いのに、上から決めちゃって消化不良に為っちゃうから、とてもとても真面な選挙は出来無い。

 ・・・それを全国にどう遣って広げて行くのでしょうか。

 全部は出来ないにしても、北海道は出来る、岩手は出来る、宮城は出来る福島も出来る、山形も出来る茨城も出来る・・・と云う様な、出来る処から先ず先発して地元で話し合いをして候補者をどうするかを議論して行く。と為れば、喧嘩なんか起こり様が無いでしょうよ。
 「俺の方をこうして呉れれば、そっちは遣る」「じゃあこうしましょうよ」と話し合う。お互いに生き残って行く為には、喧嘩なんか出来ないと云う話にしないといけ無いんじゃないか。
 そう云う事を、幹事長・書記局長達に共有して貰えれば、別に問題はそんな難しく無い。意地の張り合いに為ると、収拾が着か無く為っちゃう。そんな事で時間切れと為り、2019年夏の参院選に突入しちゃった。だから今度は「こう云う選挙を遣って来たんで、少し皆で知恵を出そう」と為れば好いんじゃないか。

 ・・・先ずは考え方を共有する処から始めると云う事ですか。

 考え方を共有するだけじゃ無くて、酒でも飲もうと。幹事長・書記局長が、朝飯や昼間に集まっても、堅い話だけで終わってしまう。ヤッパリ堅い話だけじゃ無くて、酒を飲んで飯を食うと云うのは大切なんですよ。そうするとね、許せるんですよ。自分の至ら無い処も恥ずかしいと思うし、人の至ら無い処も許せる。
 酒も飲ま無いで遣ってチャ駄目なんです。昔の政治はそう云う面ではチャンと理に適って居たんですよ。宴会政治何てバカにされたけど、それはそれ為りに意味があった。真面な議論ばっかりして居ると、喧嘩に為っちゃうから。一寸休戦って言って、遣ってる処に人を許す文化が生まれて。

 憎め無い角栄氏、立派だった晋太郎氏

 ・・・師と仰ぐ田中角栄さんは、ロッキード事件で失脚しました。

 昔は野党を物凄く大切にしましたよ、田中角栄さんや、竹下登さんナンかも、非常に敬意を表してね。上から目線ナンか絶対に遣らなかった。「そんなこと遣ったら恥ずかしい」って。「上から目線を遣ったらお仕舞だよね」って。「皆をどう遣って気持ち良くマトメルかって云う事が政治だからね」って。と云う事を遣って来た。
 田中角栄さんが問題を起こしたのは事実なんだけど、田中さんが皆から好かれたのは、アノ人はアア云う形にしながらも、皆の為に本当に汗も掻くし危ない橋も渡って、お金も呉れたよねと。だから何か憎め無いよねと。可哀想だよねと、或る面でアソこ迄遣ってアンナ事件に為っちゃったのは、その人間性が田中角栄をしてそうさせた。
 他方、竹下さんは全く違って、気配り専門で遣って居た人ですよ。小渕恵三さんは人柄が良いから、トコトン小渕の為だったらと思わせたしね。そう云う風に人間性に惚れて政治を遣り抜いたんだ。

 ・・・安倍晋三首相の人柄をどう見て居ますか。

 勿論安倍さんに惚れて居る人も居るんでしょうけど。私が遠い距離で見て居るからかも知れないけど、アンマリ昔の政治家と類似する様なものを感じ無い。それは一寸残念だな。安倍晋太郎先生は全然違った。親子でもこうも違うのかなと。
 晋太郎先生ナンか、竹下さんに好い様に遣られちゃった。人が良くて、何時も損ばかり引いて居たけど、でも森喜朗さんや小泉純一郎さんナンか皆、晋太郎さんを大好きで、皆付いて行った訳でしょ。

 ・・・首相は祖父の岸信介さんを信奉して居る様です。

 岸さんの事も好いけど、晋太郎先生の政治を学んで貰いたかった。政治家の姿勢を学ぶ対象は、晋太郎さんの方がズッと魅力的な大政治家だったのにナと思う。晋太郎先生と岸さんを比較して何で岸さんなのか。ソッチの方が不自然だな。普通はお爺さんよりもお父さんを尊敬するのに。 安倍家の複雑な政治の考え方があるのかどうか知りませんが。
 私は安倍晋太郎さんの事が、もう少し首相の政治行動の大きな力に為って居れば、今の安倍さんとは全然違う総理大臣に為って、それコソ長いだけじゃ無くて、立派な大総理大臣に為れたんじゃないかなって思う。「お父さんは尊敬出来る立派な政治家だった」と、そう中村喜四郎は言って居た、と云う事だけは書いて下さい。

 ・・・安倍首相は、敵と味方をハッキリ区別して居ます。

 1回目は短期間で終わっても、首相を2度も出来たんだから、凄いじゃないかと、大らかに受け止めて云った方が、人生見えるものが違うと思うけどね。2度も首相を遣れたんだから、日本国のトップに立って、縦横無尽に働けて居るんだから、これ以上の幸せは無いですよ。
 これは当然だなんて思ってたら、苦しく為っちゃうと思いますよ。ヤッパリ感謝力を磨かないとね。そうし無いと、良い政治は出来ませんよ。


             終わり    以上






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