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<日本の恐ろしい真実> 辛坊治郎





タイトルに興味を持って手に取った一冊です。

あなたの知らない本当の日本の姿を見つめ、明日をつかみ取るための力になれば筆者望外の喜びである

と「はじめに」に書かれていますが、たしかに本書では様々な「本当の日本の姿」が書かれています。


日本の財政、政策、国債、医療、年金、公共事業、食料自給率、政治家、教育、税金などについて様々な事実を語っています。

読み手としては読めば読むほどマイナス思考に陥ってしまうような「恐ろしい」内容が書かれています。
マイナス思考に陥ってしまわないように冷静に読みたい一冊です。

「日本という国がいかに恵まれているか」という一方で「日本という国がいかに混沌としているか」を感じることができます。


印象に残ったポイントは以下の通りです。


2012年から本格的に貯蓄が減り始めていく。
この貯蓄が減少することで日本国債を買い支えられなくなったときに日本円は信用を失う



日本の有権者数の過半は50歳以上である。未来をつくる責任と力は高齢者にしかない



情報として流布される様々な数字は恣意的につくられている
例:特定郵便局の世襲制は3割しかありません → 今が初代なので「世襲」にカウントしていません
例:国会議員の資産公開制度 → 嘘をついても罰せられません、普通預金残高は公開していません



情報として流布される数字は嘘ではないが、事実でもない
例:年金は現役世代の収入の5割支給します → 前提条件として年金積立金は4.1%の利回りです



日本はガラパゴス
国際的なライバルや天敵がいない小さな世界で平和な暮らしをしてきたために国際的な競争力を持っていない



高齢者の医療費補助や年金支給を支えるためには消費税を上げるしかない



日本国籍・日本のパスポートはとても恵まれている
日本のパスポートなら世界の多くの国に自動的に入国する権利を得ることができる。
しかし、フィリピンのパスポートでは日本やアメリカに入国することはできない



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