2021年02月10日
同族経営の会社に就職したら、決してやっちゃいけないことがあるよって話し
日本にある企業には、さまざまな経営スタイルがあるでしょ。
例えば、
〇経営陣やマネジメント層に血縁関係のない一般企業
〇経営陣やマネジメント層の人材を、自分の身内で固める同族経営の企業
その中のいわゆる“同族企業≠ノ入社したら、決してやってはいけないことが3つありますよって話し。
1.社長やその身内のやることや言動が、たとえ間違っていたとしても、法律に反しない限り反論しない。
2.経営者の子息や親族が、たとえ無能だったとしても、見下したり悪口は言わない。
3.社外の取引先や部外者へ、不平不満やいらぬ内情を告白してはいけない。
※ これは、あくまでも僕個人が在籍してた会社での主観であって、同属企業全てが同じではありませんので悪しからず。
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1.について
当然のことながら、社内では社長がトップなわけです。
そしてオーナーでもあるわけです。
たとえ分岐点に差し掛かって、右の方向が正しいのに、社長が左へ行こうとしたのなら、皆左へ行くのが社内でのルール。
仮に反論でもしようものなら、私が社長だ!オーナーだ!で一蹴されてしまいます。
それでも反論すれば、反感を買って社長の評価はだだ下がりです。
下手すれば、降格あるいは配置転換されることになりますのでご注意くださいね。
2.について
同族企業なので、次期社長はほとんどの場合世襲制です。
つまりご子息が社長のポスト着きます。
たとえ無能だったとしてもです。
たいていは、若いうちに社内の各部署を経験しながら会社全般を把握していきます。
しかし、そういう息子に限って世間一般の常識というものを持ち合わせていません。
つまり、ボンボンでチヤホヤされて育ったために、世間を知らなすぎるのです。
そのことを理解せず、まともに相手してしまうと、イライラが募ってきて厳しいことを言ってしまいがちです。
ですが、指摘したり悪口を言ったりしてはいけません。
なぜなら、お父さんは社長なのです。
誰がどんなことをしたか、言ったかは筒抜けってことですよ。
しかも、どんなに否定しても息子はいずれ社長になるんです。
3.について
経営者というもの、一般社員とは違うコミュニティに所属している場合が多いものです。
〇経営者同士のコミュニティ
〇次期社長であるご子息同士のコミュニティ
〇異業種交流のコミュニティ
等々同業者以外の様々なコミュニティに所属しているのです。
ということは、数あるコミュニティの中で、様々な情報交換の場を有していることになります。
従って、どこでどういう噂が飛び交っているか分かりません。
取引先の担当者につい愚痴ってしまった、全く関係ない会社だと思って、知人に自社の不満や内情を話したら、いつの間にか経営者に話しの内容が伝わっていた、なんてこともあります。
十分ご注意くださいね。
というか同族企業じゃなくても当たり前のことですね。
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これからは、僕個人のお話しになりますが少々お付き合いください。
僕が以前転職した先の会社は、同族経営の従業員40名程度の中小企業。
業務内容は、建設機械やユニットハウスのレンタルや販売、土木建設業。
その会社で、僕は総務部門に配属されたのさ。
仕事内容は多岐にわたっていて、人事管理・各種手続き・渉外交渉・法規関係・社内行事企画運営・用務員・雑用係等々、とにかく面倒くさいことは全て総務に押し付けられる。
総務部門って言っても、経理の女性と僕のたった二人だけ。
彼女は経理専門の金庫番だから、その他の業務は全て僕の担当ってわけね。
もともと総務部門には、専属の総務担当者っていなくてさ、建設部門の部長さんで計算もできるからって理由で総務も兼任してたのね。
だけど、建設関係もそれなりに忙しい部署だから、専任の総務担当者が欲しかった。
そこへ、パソコンもそこそこ出来た僕が、当時事務機器販売会社の営業で、得意先としてしょっちゅうこの会社に出入りしてたから、お声がかかったってわけです。
総務部門は、この会社では一番社長に近い部署でもありました。
人事面、給与面、取締役会や株主総会の運営、議事録の作成など、一般社員では知り得ない企業情報を取り扱ってましたからね。
社長と直接社長室で話す機会も多かったです。
これは間違ってるな、という場合には指摘することも当然あります。
大抵は否定されますね。
『何と言われようが、私はオーナーですから!』で終わりです。
これ以上何を言っても聞く耳持ちませんし無駄です。
それでも18年間在職しました。
退職を決意したのは、常務取締役(僕を誘ってくれた当時の建設部門の部長)が、社長から根拠のない疑いをかけられたのをきっかけに嫌気がさし退職したからです。
社長は超ワンマンで、人を全く信用しません。
常務は長いこと会社を思って、いろいろ根回ししながら仕事を受注したり、借入れの際に銀行と折衝したりしてきたのを、私(社長)の知らないところで陰でコソコソ動き回ってる、と常務を呼び出して問いただした事から言い争いになったのです。
30年以上会社に尽くした挙句にこの仕打ち。
もうこの騒動でついに限界だったそうです。
超一流企業、世界のトヨタも同族企業です。
ですので、同族企業がみな同じでは決してありません。
僕がお伝えしたのは、たまたま就職した同族企業のほんの一例です。
参考にはならないと思うけど、同族企業には独特の社風が数多く存在し、理不尽な思いをしている人も多いと聞きます。
転職を考えている人は、同族企業のごく一部には、決してやっちゃいけないことってあるんだ、程度に理解してくれればそれでいいかな。
例えば、
〇経営陣やマネジメント層に血縁関係のない一般企業
〇経営陣やマネジメント層の人材を、自分の身内で固める同族経営の企業
その中のいわゆる“同族企業≠ノ入社したら、決してやってはいけないことが3つありますよって話し。
1.社長やその身内のやることや言動が、たとえ間違っていたとしても、法律に反しない限り反論しない。
2.経営者の子息や親族が、たとえ無能だったとしても、見下したり悪口は言わない。
3.社外の取引先や部外者へ、不平不満やいらぬ内情を告白してはいけない。
※ これは、あくまでも僕個人が在籍してた会社での主観であって、同属企業全てが同じではありませんので悪しからず。
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1.について
当然のことながら、社内では社長がトップなわけです。
そしてオーナーでもあるわけです。
たとえ分岐点に差し掛かって、右の方向が正しいのに、社長が左へ行こうとしたのなら、皆左へ行くのが社内でのルール。
仮に反論でもしようものなら、私が社長だ!オーナーだ!で一蹴されてしまいます。
それでも反論すれば、反感を買って社長の評価はだだ下がりです。
下手すれば、降格あるいは配置転換されることになりますのでご注意くださいね。
2.について
同族企業なので、次期社長はほとんどの場合世襲制です。
つまりご子息が社長のポスト着きます。
たとえ無能だったとしてもです。
たいていは、若いうちに社内の各部署を経験しながら会社全般を把握していきます。
しかし、そういう息子に限って世間一般の常識というものを持ち合わせていません。
つまり、ボンボンでチヤホヤされて育ったために、世間を知らなすぎるのです。
そのことを理解せず、まともに相手してしまうと、イライラが募ってきて厳しいことを言ってしまいがちです。
ですが、指摘したり悪口を言ったりしてはいけません。
なぜなら、お父さんは社長なのです。
誰がどんなことをしたか、言ったかは筒抜けってことですよ。
しかも、どんなに否定しても息子はいずれ社長になるんです。
3.について
経営者というもの、一般社員とは違うコミュニティに所属している場合が多いものです。
〇経営者同士のコミュニティ
〇次期社長であるご子息同士のコミュニティ
〇異業種交流のコミュニティ
等々同業者以外の様々なコミュニティに所属しているのです。
ということは、数あるコミュニティの中で、様々な情報交換の場を有していることになります。
従って、どこでどういう噂が飛び交っているか分かりません。
取引先の担当者につい愚痴ってしまった、全く関係ない会社だと思って、知人に自社の不満や内情を話したら、いつの間にか経営者に話しの内容が伝わっていた、なんてこともあります。
十分ご注意くださいね。
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これからは、僕個人のお話しになりますが少々お付き合いください。
僕が以前転職した先の会社は、同族経営の従業員40名程度の中小企業。
業務内容は、建設機械やユニットハウスのレンタルや販売、土木建設業。
その会社で、僕は総務部門に配属されたのさ。
仕事内容は多岐にわたっていて、人事管理・各種手続き・渉外交渉・法規関係・社内行事企画運営・用務員・雑用係等々、とにかく面倒くさいことは全て総務に押し付けられる。
総務部門って言っても、経理の女性と僕のたった二人だけ。
彼女は経理専門の金庫番だから、その他の業務は全て僕の担当ってわけね。
もともと総務部門には、専属の総務担当者っていなくてさ、建設部門の部長さんで計算もできるからって理由で総務も兼任してたのね。
だけど、建設関係もそれなりに忙しい部署だから、専任の総務担当者が欲しかった。
そこへ、パソコンもそこそこ出来た僕が、当時事務機器販売会社の営業で、得意先としてしょっちゅうこの会社に出入りしてたから、お声がかかったってわけです。
総務部門は、この会社では一番社長に近い部署でもありました。
人事面、給与面、取締役会や株主総会の運営、議事録の作成など、一般社員では知り得ない企業情報を取り扱ってましたからね。
社長と直接社長室で話す機会も多かったです。
これは間違ってるな、という場合には指摘することも当然あります。
大抵は否定されますね。
『何と言われようが、私はオーナーですから!』で終わりです。
これ以上何を言っても聞く耳持ちませんし無駄です。
それでも18年間在職しました。
退職を決意したのは、常務取締役(僕を誘ってくれた当時の建設部門の部長)が、社長から根拠のない疑いをかけられたのをきっかけに嫌気がさし退職したからです。
社長は超ワンマンで、人を全く信用しません。
常務は長いこと会社を思って、いろいろ根回ししながら仕事を受注したり、借入れの際に銀行と折衝したりしてきたのを、私(社長)の知らないところで陰でコソコソ動き回ってる、と常務を呼び出して問いただした事から言い争いになったのです。
30年以上会社に尽くした挙句にこの仕打ち。
もうこの騒動でついに限界だったそうです。
超一流企業、世界のトヨタも同族企業です。
ですので、同族企業がみな同じでは決してありません。
僕がお伝えしたのは、たまたま就職した同族企業のほんの一例です。
参考にはならないと思うけど、同族企業には独特の社風が数多く存在し、理不尽な思いをしている人も多いと聞きます。
転職を考えている人は、同族企業のごく一部には、決してやっちゃいけないことってあるんだ、程度に理解してくれればそれでいいかな。
タグ:転職
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