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2021年02月21日
実は非効率!『やってはけない勉強法』って話し
多くの人がやってる今までの勉強法、その常識ひっくり返りますよ。
社会人になって資格試験にチャレンジした方、あるいはこれから資格取得したいなぁ、、、と思っている人っているんじゃないですかね?
ここで下の項目を見てください↓
- テキストにアンダーラインや蛍光ペンを引く
- 語呂合わせで覚える
- テキストの要約をノートに綺麗に書き写す
- テキストを何回も読むだけ
これらの勉強法は、多くの人が今までに正しいと思ってやっていたんじゃないかと思います。
でもこれらの勉強法実は大間違い!
間違った勉強法の良くないところを総合すると、ほとんど受け身の学習になっちゃってるんだそうです。
それじゃどうすんの?
効率の良い勉強法はそれらの全く逆で、能動的に自ら学んでいく、いわゆるアクティブラーニングというものです。
どうすれば自分の勉強がアクティブになるの?
ここで大事なキーワードを2つ紹介します。
『想起』と『再言語化』です。
想起:「思い出す作業」・・・自分の頭で考えて学んだことを思い出すことを指します。
再言語化 : 「自分の言葉で言い直すこと」・・・何か難しい内容を整理するのに自分の言葉を使って分かりやすく言い換えることを言います。
この2つは自ら考えて学ぶために不可欠な要素で、勉強のアクティブ化において重要な役割を持ちます。
それじゃ、どのようにこれらの要素を自分の勉強に組み込めばいいの?
- チャンク化で脳内情報をコネクトさせる
- 自己解説で分かった気を防止する
- クイズ形式で常にアウトプットする
- 身近な人に勉強した内容を教えてみる
1.チャンク化で脳内情報をコネクトさせる
チャンク化・・・「意味のあるひとまとまり」のこと
例えば、ソクラテス、プラトン、アリストテレスを1人ずつ勉強するんじゃなく、有名な哲学者
のように1セットにして勉強するとかね。
最初からうまくひとまとめにはできないかもしれないけど、そんな時は覚えたい情報を全てノートに書き出して、重要度や覚えたいものに応じて優先順位をつけてみよう。
優先順位を付けるだけでも塊ごとに分けられているし、自分の頭の中でバラバラの情報が整理出来ているんです。
2.自己解説で分かった気を防止する
自己解説・・・自分で勉強したことに対して自問自答しながら理解を深めていくこと
勉強した内容に対して、WhyやHowで質問してみる(例:なぜ江戸幕府は誕生したのか、なぜ滅びたのか?など)自分で問題を作って答えてみる、そして答え合わせをする。
これを繰り返します。
3.クイズ化で常にアウトプットする
勉強した内容をアウトプットすることで、知識に変わります。
クイズ化は、例えば単語カード、模擬テスト、問題集などがクイズ化されたものです。
じゃあ問題集をひたすら解こう、ということではありません。
まず簡単な方法として、覚えたい箇所のテキストを読んだら一旦閉じて、何が書いてあったかを復唱してみる。
これをやるだけでも十分にクイズ化になります。
大切なのは想起する回数を増やすことです。
ここで、まとめたい内容を思い出しながらノートに書き出します。
テキストを見ながらノートに書き写しても何の効果も無いですよ。
テキストを見ないで、自分の記憶だけで書き出すんですよ。
4.身近な人に勉強した内容を教えてみる
勉強した内容を、家族や友人に生徒役になってもらって、自分で教えてみてください。
想像以上に難しいはずです。
なぜなら、自分で勉強した内容を理解していないと、人に教えることは出来ないからなんですよ。
気付きましたよね!
人に教えるつもりで勉強することって、受け身じゃなくアウトプットが目的になるんです。
これは、科学的にも証明された勉強法なんですよ。
実験で、2つのグループに分けて、
Aグループ:勉強した後に試験をします。と言われたグループ
Bグループ:勉強した後に他の人にその内容を教えてもらいます。と言われたグループ
結果は、人に教えなければならないと言われたBグループの方が、覚えている確率が28%も高かったそうです。
つまり、実際に教えていなくても、教えるつもりには効果があることが実証されたんです。
最後に復習するには、正しいタイミングがあった
人は記憶するのにある程度の時間が必要なんだそうです。
そして、忘れかけた時点で思い出そうとすることによってニューロンという物質が活性化して記憶が定着するそうです。
具体的な復習のタイミングとは、
- 最初の復習は1〜2日後に行う
- 2回目は7日後
- 3回目は16日後
- 4回目は35日後
- 5回目は62日後
これがベストな復習のタイミングと言われています。
だいたい、2日後、2週間後、2か月後と分かりやすく設定してもいいと思います。
なかなか実践するのは難しいかもしれませんけど、非効率な勉強をして受験に落ちるのはバカ臭いので、効率的な勉強をして是非合格を勝ち取りましょう。
実は僕も、「宅地建物取引士」を2度受験して落ちました。
何としても資格取得したいので、一緒に頑張りましょう!
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