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2017年08月07日

魚の記憶    その11

06-魚の記憶.jpg
http://www.art-meter.com/works/?ID=AW120532

多くの有名作家の裏にはパトロン的存在がいる。
つまり、高額で作品を買う人がいるということです。
作品は、商品ではない、汚いことを言うな、
とおしかりを受けそうですが、しかし、
それは単に、きれいごとにすぎない。
作品が商品的存在だけだとは私は思っていません。
しかし、作品の目的の一つに
商品があることも確かだと思う。
長い美術史でそれをものがたっている。
価値とかを決めるのは底辺の私たちではなく、
権力者、お金を持った権力者が決めているわけですね。
彼らが自分の利益のために
作品を高く評価し、値を吊り上げ利益を得る。
「なぜ政府は信頼できないのか(ピータ・シフ著)」の中でも、
お金を「魚」に見立てて話が展開していく。
その魚が私の頭の中にイメージとして残っていたのだろうか。
この作品にもみごとに魚が浮上してきたわけだ、
意図したことではないが、どこかで
引っかかっていたことだろう。
作品は視覚的に訴えることが出来る。
大衆操作にはよく使われるだろう。
全ては権力者のために、1%のために、
それが続いてきたわけだ。しかし、
それはもう終わってほしい。

そのためにも一度、作品を購入するという
新しい体験をしてほしいと思う。
先にも言ったが、
単にコピーを所有するのと
本物を所有するのとでは、
全く違う。
その重みが違う。
何を言っているんだ、
そう思うかもしれない。
絵は生活する上で真っ先に
必要となるものではない。しかし、
考えて見て欲しい。
何も置いていない部屋であっても、
たった一枚の絵が飾ってあるだけで
単なる空間から一つの部屋となるような気がする。
ひょっとして絵を見る事で勇気付けられて
明日も生きていこうと思えるかもしれない。
つらいことを癒してくれるかもしれない。
そういった精神的栄養は食べ物からでは得られない。
そのために自分のお金を出すことの意味があると思う。
(完)

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