http://www.art-meter.com/works/?ID=AW121189
何のために描いているのか、
それは突き詰めて言うなら
自分のため、
巷では絵画クラブとか、造形クラブとか、陶芸クラブとか、
なんとか同好会とか、実に多くの集まりがある。
そのそれぞれに何かその集まりに
社会を変えてやろうとかといった想いを持った人が
どれくらいいるのだろうか。
もちろん、何かを発信し続けている団体や個人もいる。
この私であっても小さな気付きを伝えたいと
作品を発信している。
作品をつくるのは確かに自分のためであるが
その作品の発表の行為は外向きの活動だから
誰かが私の作品を見ることで何等かの反応が
あると期待しているが、それは単なる自己満足かも
しれないけれど、そうだとしても、それが、自分と
同調するにしても反発するにしても、その人にとって
単なる異物でしかないとしても、作品の存在によって
なんらかの反応があったとしたら、そのことだけでも
発信したことの意味があると思える。
これからもそのつもりで活動していこうと思う。
人は、考えるきっかけがあると、考える。
何だいったい。と
理解不能の最初の段階から、
何が描いてあるのか何だ何だと思っている内に
頭で考えているばかりではなく
全身で何を感じとろうとセンサーを
張り巡らせていることに気付く。
そして、そのうち、そうしている自分について
何で自分はこの絵が気になるんだろうと
考えるようになる。
何かを見てから考えるまでのパターンだが
そのきっかけを与えるものって何だ。
そう思うと、その一つとして
アートがあるのかなと思った。
-絵画の販売-
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