http://www.art-meter.com/works/?ID=AW120532
私は、油絵も描いています。しかし、
今回の作品は色鉛筆での着色です。
油絵に比べると扱い易いです。
油絵よりも安いはずです。
普段実物の絵なんて
あまり所有する機会無いですよね。
自分の絵でない。誰かの絵。
将来その絵がどうなるか
価値あるものに成長していくか
それはともかく
自分の気になった作品が
自分のものとして手元にあることは
何か不思議なことでもあるし、
ちょっと嬉しいことである。
自分はそう思う。さて、
作品についてであるが、
私は浮かび上がらせる対象として魚を選んだ。
しかし、始めから魚を描きたくて線を描いたわけではなく、
魚が浮かんできたのだ。
やはり、最初に浮かび上がるのは魚の目だ。
目の形状によって
浮かび上がる生き物が決まってくる。
作家の目が対象の目と向き合うわけである。
そこから対話が始まっていくのである。
対話がうまく進まないと
なかなか全体が浮上してこない。
だから、時間をかけて対話する。
日常生活でも対話は大切です。
些細なトラブルの多くは対話不足であるからです。
最初の段階からじっくりと
対話をする習慣がついていないければ
互いを理解できない。
習慣がついていれば理解できるようになるし、
何かが生じても深い問題にはならないと思う。
-絵画の販売-