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2016年12月14日

アーティストであるとはどういうことか その10

例えば
私に巨万の富があり、つまり、
金に不自由がないとしたら、
私は世に影響力のある作品がつくれる芸術家を育てたい。
全てのジャンルでそれぞれ力を発揮できる人を育てていきたい。
そのための資金は十分に出す。
そんな状況を連想してみよう。
育てた芸術家の卵はやがて大きく成長し
彼らの後継者を育てるようになる。
ある組織をつくって集団の力を強くする者もいるだろう。
しかし、すべての頂点にいるのがこの私になるわけである。
そしてある意味において私の考え方次第で
芸術の方向性はいくらでも変えることもできるだろう。
育成した者の中には私の考えに反発する者も出てくるだろう。
しかし、他の私に同調する勢力に十分資金と
環境を提供すれば反対勢力を抑えることも可能だ。
時には同調する者と反発する者を争わせてもいい。
どうであれ、頂点の思う通りに人が動き流行が動く。
資金を増したければ様々な組織を作り運用すればよい。
例えば○○協会をつくる。○○財団をつくる。なんでもいい。
大金の出る賞をもうけ人を集める。
メディアを金であやつりこの賞がいかにすごいかをアピールさせる。
名のある評論家などを高額で雇い好評価の文章を書いてもらう。
受賞者が十分活躍できる環境を提供し彼らの後継者を育てる。
そしてそんな彼らを集めエリート集団をつくり
メンバーをつのるために資格を設けそれを受けさせる。
資格にはある一定のメリットをつける。
弁護士や医者のように。そして、
彼らを支えるサポートメンバーと称して更に資格を設け、
難易度を少しずつ下げ幾つかの資格をつくり、
おおくの受験者を集める。受験料を支払い受験する。
試験に受かれば講習の名目で支払いをさせ、
免許更新をさせ支払いをさせる。
合格するための予備校をつくり授業料を支払わせる。
社会的評価を得たいから人々は喜んでそれに参加して、
そうでない人達はそれを褒め称える。
お金は最終的にどこに吸い上げられているのでしょう?
すべて頂点である私のところです。
私はお金のためにしているのではない、
信念をもってしている、そう考えている人もいるでしょう。
しかし、この大きな流れの中では
それらも全部ひっくるめて操られているわけです。
さて、こんな私を倒すにはどうしたらよいでしょうか?
まずは知ることです。仕組みを知り、
自分の置かれている位置を知ることです。
そして、したたかに抵抗する。システムは壊れるか?
壊す事に意味があるのか?
今の権力者によってシステムが稼動している、
この権力者を立ち退かせ我々の手でシステムを稼動させよう。
コンピュータを止めずに
システムだけをゴッソリ綺麗なものに変えよう。
それだけで世の中は変わる。
絵描きにとって
世の中の仕組みをつくっている大きな存在がいることに
とても創造が及ばないと思う。
絵を描く人はただ描ける環境が与えられ
生活するのに困らない糧が得られればそれ以外余計なことは考えない。
逆に飢えさせれれば余計に創作意欲が湧いて
世の中の不平等に対して絵にしたり、
心の飢えを満たす為に薬漬けになって
おかしくなった自分を表現したりと
悲観不幸をことさら餌にして作品をつくる。
満たされない生理的欲求の為に
自慰行為のおかずになる絵を描く人も出てくる。
そうした画家はいろんなことに敏感なある意味優れた画家だ、
だから、逆に権力者はおそれている。
自分達のシステムがみつかり
吊るし上げられることをおそれている。
そうならないために視点を別の面に向けさせる。
ばれそうになるとやたらと褒め称え
自分たちの側に引き入れ逆らえないようにさせ、
裏切った者は薬漬けにしたりして不能にさせる。
それ以外の反逆者は絶対に浮かばれない生き方を強いられる。
極貧の中で抵抗し続け評論家の批判にあい、
無名のまま消えていく。ずっと続いているこのシステム。
そろそろ変えましょう!
絶対変えられると思う。
なにせ無名のアーティストの方が多いから。
でも、彼ら権力者に真正面から戦っても無駄です。
まともにやって勝てる相手ではないですから。
ここはしたたかにいきましょう。
純粋である為には無知であってはいけない、
盲目であってはいけない。
知るべきことはしっかり知り
汚い水に染まることなく寧ろ浄化するくらいの力で生きて生きましょう。
そんな芸術家が増えれば権力者たちが喜ぶアートではなく
アートという枠がなくなるようなアートが増えることだろう。








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