利用者宅訪問。裏口から入室。
居間で寝転がってテレビを見ている姑に挨拶して奥の部屋に。
手術の後遺症で脳に障害を持つ女性。
年齢は私とほぼ同じ。
プライベートな箇所の洗浄とオムツ交換である。
私は、このケアをする度になんともやるせない気持ちになる。
様々な感情や想いが頭を駆け巡る。
ヘルパーは機械では無い、人間である。
仕事とはいえ様々な感情が沸き起こるのは当然だし、
ヘルパーであっても仕事であっても
男性であることには変わりは無い。
自分の妻が同じような事になった時、
手放しで任せる事ができるか自信が無い。
はっきり言って、ヘルパーは全てが純真ではない。
ピンからキリまで多様であり
それを見分けるのは不可能である。
真面目そうに見えても精神が全く真逆の者もいる。
それがどんな状況で顔をみせるのか誰にも分らない。
多くのヘルパーは社会に貢献している。
真摯でしっかりとした人が多い。
それは私も体験している。しかし、
感情の変化は誰にでもある。
純真であればあるほど感情も多感である。
利用する人はヘルパーである以前に1人の人間である、
ということを忘れずに接して欲しいと思う。
さて、私が何時食事をするか?という事であるが、
私のポリシーとしてシフト中は基本的に食事は摂らない。
もちろん水分補給はするが、それだけである。
アメをなめたりするが食事はしない。
他のヘルパーは途中しっかり食事をとる人もいる。
大半がそうであると思うが、
個人的にはシフトが終わるまで食事はしない。
もっとも気を張っているかもしれないが空腹感はそれほどない。
だからシフトが終わってほっとすると急に何か食べたくなり
事務所に戻る前にコンビニによってパンなどを買って食べる。
ようやく今日の仕事が終わり、事務所に戻る。
日がすでに傾いている。出勤時と同じ風景みたい。
日の位置は逆だけど。
事務所に戻ると夜間部隊のヘルパーが申し送りをしている。
私も合流して本日の報告を行なう。
事務作業を終え、帰路につく。
週末は買物をしたり外食をする人で通りは込み合っている。
早朝と異なり、倍の時間をかけて帰宅。
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