次の利用者のことを考慮すると
決められた時間通り終わらせないといけない。
私のシフトは準夜勤である。
シフト最後の利用者のケアは大抵は就寝のケアである。
障害者の就寝介助はシフトの一番最後だ。
週に何件それにあたる時がある。
障害者の場合、
自分と年齢が近い利用者が多いため話し易く
自然と趣味の話などで盛り上がることがある。
そんな時、本当はこんなことやってはいけないのだが
多少延長して(もちろん伝票にはそんなこと記入しないが)
話し込むことがある。
この後ケアが無いと気持ちがゆったりとした感じでケアが出来る。
訪問介護の場合、利用者とヘルパーの一対一の関係である。
だから、この与えられたケアの時間は
ヘルパー1人に委ねられるわけである。
もし、利用者にもしものことがあったなら
ヘルパーはあらかじめ指示されたように
速やかに対応をしなければならない。
ヘルパーの中には、一対一の関係が不安だからといって
施設介護を選ぶヘルパーもいる。
しかし、私なんかは、両方経験があるんだが、
施設はスタッフとの人間関係が歪なので窮屈と感じるため、
勤務中スタッフと対面しない訪問介護の方を選択する。
さて、身内で介護が必要になってヘルパーが必要になった場合、
まあ実際いろいろ前準備が必要になるが、
いざヘルパーが訪問した際に利用者の家族、
あるいは利用者当人がヘルパーにどのように接したら良いか
知りたいと思うでしょう。
なめられるといけないから
何でも上から目線で命令すれば良いのか?
ヘルパーを怒らせないように謙った方が良いのか?
どのように接したら良いと思っていますか?
まずは何でもおまかせにしてはいけないと思うのです。
できる事できない事の線引きをしっかりとして
具体的に何をして欲しいのかを
自分で把握しておくことが大切だと思うのです。
ヘルパーは余分なことは原則しませんし、
指示がはっきりしてないと
ケアの内容に微妙なズレが生じることになります。
それは心理的なものかもしれないし
具体的に目に見える対象かもしれない。
そして、上から目線でもヨイショするわけでもなく
1人の人間として対等に接することが大切かなと思うのです。
ヘルパーは利用者や利用者の家族の些細な言動に敏感です。
良い関係が相互に出来れば些細なことで
トラブルになることはまずありません。
どうしてもうまく関係がつくれないようであるなら
無理にする必要は無くケアマネに相談するのも一つの手です。
まあ、私はこの手の専門家では無いので
話はここまでにしておきます。
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