自分の一部でのある大切なものと思ってる。
しかし、時々思うのです。
私は私が制作した作品をどうしたいのか?
単に自分のため、
自己満足のためにしているのか。
それを誰かに評価して欲しいのか。
ひょっとして有名にでもなりたいの。
それともお金が欲しいのか。
一体何のためにつくっているのか。時々分からなくなる。
それでも、少なくとも言えることは、
描きたいために描いている、
つくりたいためにつくっている、ということか。
俗っぽい考えではあるが、
お金に関係無く制作しているといっても
少なからず資金が無ければ、
その制作すらできないことも事実である。
しかし、日本の社会ではアートの世界では、
そういったことがタブー視されているように思えるし、
お金をもらっている作家でもそのために描いていると
あまり大きな声でいっていない。
アートは常に純粋な精神が必要でお金はタブー、そんな感じ。
しかし、結局、アートであっても
どこかで損得で動いているところもあるでしょう。
無名の作家が有名になり富と名声を得る。
そのためには、その人に何かしらの賞を与えたり
既に有名になっている人が評価したり、
オイルダラーのパトロンが付いたりするだろう。
つまり、無名の人を有名にする何かが必要なのだと思う。
しかし、それは誰にでもなれるものではない。
その人に才能がなければ。
それはどんな才能だろうか。
(つづく)
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