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2023年01月10日

【オリジナル小説・PV】魔王魂『彩を失くしたアメジスト(リメイク)』

オリジナル小説:
『ゆりかごは、この手でゆらしましょう』
のPVを作ってみました。

お借りした楽曲の解釈や、
作品づくりの過程で学んだ心理背景を紹介します。

※アニメーションは「MikuMikuDance(MMD)」で、
 登場モデルは「VRoid Studio」で作成しています。

  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

この曲のキーワードは「都合のいい女からの脱却」だと思います。

僕はこの曲をなぞった小説を書くにあたり、
「”都合のいい女”になってしまう根本原因」を学びました。

そして見えてきたのは、
 『親から愛情をもらう再挑戦のため、恋人を親代わりにする』
という心理です。



<都合のいい関係・負の無限ループ>

1. 幼少期、親から愛情をもらえずに成長すると、
  愛情や関心を恋人に求める

  この人なら「私の親の代わりに」愛情を注いでくれるだろう

2. 私の親は、子どもの私に愛情を与えなかった”ひどい親”だ

3. 私の「親から愛情をもらう再挑戦」のためには、
  恋人も同じく”ひどい人”である必要がある
  正確に「私の親係」を演じてもらうために


4. ”ひどい人”だから浮気されたり、搾取されたりする
  だけど、ひどい扱いを受けても離れられない
  見捨てられたくないから

5. 私にとって、恋人に見捨てられるのは
  親に見捨てられるのと同じ

6. 恋人との関係に失敗すると、
  「親との関係構築に失敗した」という
  人生最大のトラウマが再現される


7. もう、あんな悲しい思いはしたくない
  だから、ひどい恋人≒親代わりにしがみつこうとする

⇒1. に戻る



僕はこの曲が大好きです。
もう4回、この曲を作品に使わせていただいています。

ここまで惹かれるのはきっと、
「愛情をもらう再挑戦の無限ループに気づき、自分を変える決意」
に共感したからです。



親から愛情をもらえたという実感=基本的信頼感は、
3歳頃までに決まるそうです。

これが得られなければ、その後の人生すべてが
「恋人を親代わりにした再挑戦」になりかねません。


・自分の恋愛が苦しいのはなぜか
・都合のいい関係を受け入れてしまうのはなぜか

人生の途中で、その原因に気づけるかどうかが、
すごく重要な分岐点だと学びました。



⇒過去作品・MMD動画
【自作MV15作目】魔王魂『12345』Short

【自作MV17作目】魔王魂『Burning Heart』Short


⇒過去作品・オリジナル小説
【短編小説】『また逢いましょう、ホタル舞い降りる川で』1

【短編小説】『いのちの電話と、聞き上手』前編


⇒参考書籍






2022年10月17日

【YouTube:自作MV18作目】魔王魂『where you are』Short。

僕は2020年12月から動画制作を始め、
YouTubeへの投稿をスタートしました。

本記事では、
英訳つき自作ミュージックビデオ18作目:

魔王魂『where you are』Short Ver.

の制作背景を紹介します。


ー目次ー
  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

独自解釈テーマは
「天国から、見守っています」


===<ストーリー>===


 ー これは、亡き母が娘に注ぐ、無償の愛の物語 ー

   

ここは、人里から遥か山奥。
エルフが棲むといわれる神秘の森。

伝承にのみ存在するはずの世界。
そこには、幸せに暮らすエルフの母娘がいた。



だが、エルフの母は不幸にも、
若くして亡くなってしまった。

残された幼い少女は、
母の墓前で泣くことしかできなかった。

エルフは人間よりも遥かに長寿である。

母を失った少女にとって、
その長い寿命は悠久の孤独に等しかった。




それでもエルフの少女は、
決して生きることを諦めなかった。

それは、
母が生前に与えてくれた愛情が、
どこまでも深く、揺るぎないと信じていられたからだった。


少女は、亡き母からの無償の愛を心の支えに、
たくましく生きていった。



そうして成長した少女に、最高の日がやってきた。
1日だけ、母が天国から会いに来てくれる日だ。

「いってらっしゃい。たくさん抱っこしてあげてね。」
母が天国から発つとき、天使が声をかけた。

「ええ…あげたいものがたくさんあるの。」
エルフの母は静かに答えた。

天使の輪を冠した母が、神秘の森へ降り立った。

エルフの母は、
娘に十分に与えられなかった抱擁を、一身に与えた。

少女は、すべてを包み込んでくれる母の腕の中で眠った。



「もう、行かなくちゃ…。」

エルフの母は涙を浮かべ、そう呟いた。
お別れのときが来た。

わかっていた。
会えるのは1日だけ。
そして母はもう、天に召されている。

…はずなのに…。

割り切れない思いを抑えられず、
少女は涙ながらに懇願した。

「お母さん、行かないで…!」

…つないでいた手が離れ、
母はゆっくりと天に昇っていった。

少女の手に残るぬくもりは、
まるで儚い夢にそっと、溶けてゆくようだった。



「あなたに、この思いが届きますように」

旅立つ者と、残される者。

今生ではもう、互いが交わることはないだろう。
それでも、心はつながっていた。

エルフの少女は、
あふれる涙を拭いながら誓った。

「私は強く生きるよ。幸せになるよ。だから見守っていてね。」

エルフの母は、
精一杯の笑顔を作りながら言った。

「私はいつでも、あなたを見守っているからね。」

星空はただ、優しい光をたたえていた。



「おかえりなさい。娘さん、元気だった?」

天国へ戻ったエルフの母へ、
天使が声をかけた。

「ええ…とても…。」

エルフの母は
少し寂しそうな笑みを浮かべ、そう答えた。



死別すらも乗り越えた2人。
互いの無償の愛が紡ぐ願い、それは、

 ー 「どうか、幸せに。」 ー
 ー 「どうか、安らかに。」 ー



===============



この曲を聴いたとき、
僕は「亡き想い人への言葉」と解釈しました。

そこで、
悲しみを越えて、あたたかい気持ちになるような
ストーリーを着想しました。



同時に、
「こんな親子関係がほしかった」という
僕の理想も込めたいと思いました。

 『あたたかい家庭環境がほしかった』
 『子どもの内面に興味のある親がほしかった』

それは、僕がずっと空想してきた「理想」。

 同じように空想の存在であるエルフなら、
 きっと死別さえ乗り越え、実現してくれる。

独自解釈ですが、それが少しでも表現できていれば幸いです。



⇒MMD過去作品
【YouTube:自作MV17作目】魔王魂『Burning Heart』Short。

【YouTube:自作MV16作目】魔王魂『Feels happiness』Short。



2022年08月23日

【YouTube:自作MV17作目】魔王魂『Burning Heart』Short。

僕は2020年12月より動画制作を始め、
YouTubeへの投稿をスタートしました。

本記事で紹介するのは、
英訳つき自作ミュージックビデオ17作目:

魔王魂『Burning Heart』Short Ver.

あわせて、制作のコンセプトや使用ツールも紹介します。


ー目次ー
  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感
    (1)独自解釈テーマ
    (2)制作面での感想

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

(1)独自解釈テーマ


独自解釈テーマは
「毒親と対決する日」


===<ストーリー>===

「これは、親という抑圧からの解放を目指した少女の物語」

少女の父親は、
国で並ぶ者なしとうたわれる格闘家。

母親は、
宮廷魔術師さえ脱帽する天才魔法使い。


少女は幼い頃から、両親の英才教育を受け、
格闘術、魔術ともに申し分ない実力をつけていった。

恵まれた才能、環境、容姿。
少女は一見、なに不自由ない幼少期を過ごしていた。

ただ1つ、両親は彼女に愛情を注がなかったことを除いては。


父親は自らの強さと、
「”強くなるはず”の娘」にしか興味がなかった。

母親は魔法の研究に没頭し、
己の表情が消え去ったことにすら興味がなかった。


「お父さん、お母さん、わたしを見てほしい」

少女は、子どもとしての
ささやかな願いすら叶えてもらえなかった。

だが少女は、親にそれを伝えることはできなかった。
言えば拳や、攻撃魔法が飛んでくるからだ。

「私はお前に興味がない、私の邪魔をするな」

少女は、親からの暗黙のメッセージに絶望した。
それはいつしか、親への怒りとして、彼女の心に溜まっていった。


「親にずっと伝えられなかった本音をぶつけたい」

少女は、言葉では決して彼らに伝わらないことを悟った。

彼らに少女の気持ちの、ほんの一端でも見せる方法。
それは彼らの土俵に立ち、闘うこと。

すなわち格闘・魔法対決だった。


ーーこれは、私の人生を始めるための闘いーー

  そして、
  親への怒りに囚われたままの、
ーー幼い頃の私を解放するための闘いだーーー


===============



僕自身が両親にぶつけたくて、
ぶつけられなかった葛藤から作った動画です。


この動画の制作期間中に父親が亡くなったので、
なおさら複雑な思いが残りました。

僕にとって父親は「危険な外敵」でした。
僕は父が危篤となり、話せなくなって初めて、顔を見に行きました。

自分の弱さ、卑怯さをかみしめながらも、
そこには安堵感と解放感が勝っている自分がいました。
主人公の少女には、そんな自分の弱さも背負わせてしまいました。


 『僕にはこの先、生前の父を
  殴りに行かなかったことを後悔する日が来るんだろうか?』

 『ロボットのような母に、
  すべてをぶちまけなかったことを後悔するんだろうか?』

その疑問は、この動画を作った記憶の棚にしまっておこうと思います。

(2)制作面での感想

もうとにかく「大変」でした。

・戦闘シーン
・複数のモーションつなぎ
・多様なエフェクト使用

など、多くの初挑戦がありました。

ただ、
もうとにかく大変だった分、
もうとにかく楽しかったです。


モデルの手からビームを出せたり、
身体からサンダーを出せたりするたびに、
PCの向こうで狂喜していました。


たった数秒、数発の撃ち合いの完成に数日。

きっと後年、
「苦労したけど上達できたなぁ」
「父が亡くなったタイミングで複雑だったなぁ」

と思えるような、人生の財産になりました。


動画制作できて、楽しい。
自己表現できて、嬉しい。




⇒MMD過去作品
【YouTube:自作MV16作目】魔王魂『Feels happiness』Short。

【YouTube:自作MV15作目】魔王魂『12345』Short。

uniconverter

2022年07月01日

【YouTube:自作MV16作目】魔王魂『Feels happiness』Short。

僕は2020年12月より動画制作を始め、
YouTubeへの投稿をスタートしました。

本記事で紹介するのは、
英訳つき自作ミュージックビデオ16作目:

魔王魂『Feels happiness』Short Ver.

あわせて、制作のコンセプトや使用ツールも紹介します。


ー目次ー
  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

独自解釈テーマは
「無償の愛を抱きしめて生きる」


ーー<ストーリー>ーー

あるところに、仲睦まじいエルフの母娘がいた。

母はあたたかい心で娘を包んだ。
娘は母からの無償の愛を受け、幸せに暮らしていた。

だがある日、エルフの村は突然の人間の襲撃により壊滅。
母は帰らぬ人となった。


突如、奪われた幸せな日々。
何の罪もなく、独りぼっちとなった境遇。

それでも、彼女は絶望を乗り越えた。
母がくれた無償の愛を心の拠りどころに生きていけたからだ。



 『私は今、幸せだよ。寂しくないよ。
  お母さんがくれた無償の愛が、私を支えてくれるから。

  ”幸せになるため歩いていくんじゃない
   幸せを感じる心を手に入れるために
   歩いていくんだと気付いたんだ”

  つらくなったら、いつも思い出してるよ。
  私を愛してくれてありがとう。』



彼女はいつも、母の墓前でこう伝える。

母の幻がほほえみかけてくれるような、
そんな気がするから。

ーーーーー


「無償の愛」は
僕が親からもらいたかったものです。

エルフの母娘の関係は、
「無害であたたかい親がほしかった」という僕の願望です。

エルフの母は、
僕が母親からもらいたかったぬくもりそのものです。

そのエルフの母が帰らぬ人となったのは、
「親からの無償の愛はもらえない」ことを
受け入れたかったからです。




親は僕に、無償の愛を注いだのかもしれません。

ただその形が、
「あたたかい言葉やふれあいではなく命令や人格否定」
だっただけ。

親がどうしてそうしたのかは、彼らだけが知っています。
不器用、プライド、恥ずかしい、伝え方を知らない、𠮟咤激励…。

親の真意はどうあれ、無償の愛は僕に伝わってきませんでした。



この曲を初めて聴いたとき、涙が止まりませんでした。

  ”幸せになるため歩いていくんじゃない
   幸せを感じる心を手に入れるために
   歩いていくんだと気付いたんだ”

この歌詞が僕の胸に突き刺さりました。
動画制作中、再生ボタンを押すたびに涙ぐむこともありました。

それは
「幸せは”もらえたもの”が決めるんじゃない、自分の心が決めるんだ」
と、気づかされたからかもしれません。

過去をどう捉えるか、不幸だと思うのか。
不幸だと思うなら、何もせず嘆き続けるのか。
その思いを糧にして、未来を良くするために動くのか。

それが幸せへの分岐点ではないかと気づきました。



今回の動画で、親からもらいたかったものを表現しました。
その過程で、親からもらえなかったものと向き合えました。

動画の公開を終えて、
僕は残りの人生から問われている気がしました。

「さぁ、お前は幸せのためにどう捉える?どう動く?」
と。







2022年06月15日

【YouTube:自作MV15作目】魔王魂『12345』Short。

僕は2020年12月より動画制作を始め、
YouTubeへの投稿をスタートしました。

本記事で紹介するのは、
英訳つき自作ミュージックビデオ15作目:

魔王魂『12345』Short Ver.

あわせて、制作のコンセプトや使用ツールも紹介します。


ー目次ー
  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

独自解釈テーマは
「ネグレクトが生んだ恋愛依存症」



ーー<ストーリー>ーー

「あの人は”母親”よりも”女”を優先し、夜の街へ消えた」
「私にとって彼氏とは”依存先”で、”お母さんの代わり”」

主人公はそんな心の傷を抱えた少女。

「遊び相手でもいい」

彼女は今日もそう言って、
彼氏という”お母さんの代わり”を求め続ける。

彼女の根底にあるのは、
ネグレクトによって植えつけられた深い自己否定。


「私は母親にすら愛される価値のない人間」

だから、私は必要とされたい。
求められることで、自己否定から逃れたい。

「あなたがほしい」と言ってくれるなら、
ダメ男でもチャラ男でもいい。

…ウソでもいい…。

ーーーーー



動画を作りながら、
僕は彼女に小学生のころの自分を重ねました。

学校では担任と理科の先生からいじめられ、クラスでは孤立。
家には僕に無関心な母と、怒鳴るか説教するかの父。

居場所を求めて児童館へ通うも、上級生にいじめられて孤立。

そして、
毎回いじめられるのがわかっているのに、
2年も児童館へ通い続けた自分。


いま考えれば、それは形を変えた恋愛依存症だったと思います。



「本当はどこかで、いじめられることを喜んでいたかもしれない。
 なぜなら、どんな形であれ”自分に関心を向けてもらえる”から」

「児童館へ行けば、いじめてもらえる。
 無関心の苦しみから逃れていられる。」


動画制作が1フレーム進むたびに、
当時の自分の気持ちに気づいていきました。



動画編集は本当に大変です。

目にはもちろん、
マウスやキーボードを使う手首にも
大きな負担がかかります。

それでも、時間を忘れて没頭できるくらい楽しいです。

オリジナルキャラを作ること、
自分のストーリーを具現化できること。
そして自分の気持ちと向き合えること。

本当にたくさんの成長をさせてくれました。
動画を作る楽しみに出会えたことは一生の宝物です。



勇気を出して挑戦して、本当に良かった。
「自分にはできない」ではなく「今はまだできない」だけ。








uniconverter

2022年05月21日

【YouTube:英訳つき自作ミュージックビデオ14作目】魔王魂『彩を失くしたアメジスト』Short。

僕は2020年12月より動画制作を始め、
YouTubeへの投稿をスタートしました。

本記事で紹介するのは、
英訳つき自作ミュージックビデオ14作目:

魔王魂『彩を失くしたアメジスト』Short ver.

あわせて、制作のコンセプトや使用ツールも紹介します。


ー目次ー
  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感
    1. 独自解釈テーマの背景
    2. 登場モデルと配役

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

1. 独自解釈テーマの背景

独自解釈テーマは
「毒親を棄て、仲間と生きていく」

 確かに、厳しい生い立ちは
 人生ゲームをハードモードでスタートさせる。
 が、自分を振り返り、癒し、前を向くことで、
 いくらでも幸せに生きていける。


それを伝えたくて作った作品です。



僕自身、以前は劣等感のかたまりでした。
ネガティブで、無表情で、空虚な目をしていました。

数年前から親子関係の本を読んだり、
人間の心理を学び始めてから変わりました。

苦しかった親との関係と向き合う中で、
自分の中の怒りや劣等感の根源を見つけることができました。

そうして立ち直ることができたのは、
大好きなことや、支えてくれる仲間に出会えたからです。


ずっと続けてきたバスケ。
鬱病から立ち直らせてくれた音楽、ダンス。
内面を表現する自由をくれたブログ、動画制作。

そして、それらを楽しむ中で出会えた仲間。



親との関係を振り返る過程で、
親を責めたり、親のせいにしたりしてもいいと思います。
親からもらえなかった愛情に飢える自分がいてもいいんです。

事実、自分は苦しかったんだから。

それでもタイムリープができない以上、
親からもらえなかったものはもう手に入りません。

それを受け入れ、親以外に心の支えを見つけること。
最終的に自分を支えられるのは自分だけだと悟ること。

その手助けをしてくれるのは、
好きなことや仲間との出会いです。

歌詞の言葉をお借りするなら、
苦しい親との関係には「緋い幕を降ろしましょう」

2. 登場モデルと配役

<メインパーティ>
・女魔法使い(主人公、赤衣装、紫髪)
・女僧侶(シスター風衣装、青髪)
・男賢者(グレーコート、銀髪)
・女商人(道具屋衣装、赤髪)
 +彼らの子ども時代4人

<シルエットのみ>
・女魔法使いの父親
・女魔法使いの母親

僕は本当に、良い時代に生きていると思います。

オリジナルキャラを作れるVRoid Studio、
作ったキャラを動かせるMikuMikuDance(MMD)、

こんなにも、
”表現したい欲求”を叶えてくれるものが揃っている時代ですから。


もっと技術を磨いて、いろんな表現に触れて、
動画制作を楽しみたいと思います。











2022年04月22日

【自作MV13作目・初Vroid】魔王魂『煉獄セレナーデ』ショートver。

僕は2020年12月より動画制作を始め、
YouTubeへの投稿をスタートしました。

本記事で紹介するのは、
英訳つき自作ミュージックビデオ13作目:

魔王魂『煉獄セレナーデ』ショートver.

あわせて、制作のコンセプトや使用ツールも紹介します。


ー目次ー
  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感
    1. 独自解釈テーマの背景
    2. 3Dモデル制作始めました

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

1. 独自解釈テーマの背景

独自解釈テーマは
「回避依存症の母 〜もらえなかった愛情〜」

モデルは僕の母で、
僕の幼少期の実体験をもとに作りました。

「回避依存症」とは他者と親しくなることや、
情緒的なかかわりを避けることで自分の心を守ろうとする傾向です。



母に対する僕の印象は
「家事という”業務”以外のあらゆる責任を避ける人」です。

父親が僕を怒鳴っても、外に放り出されても、
母は助けませんでした。

解放された後でも、子どものフォローをせず、
「お父さんは大変だから」と夫をフォローしました。

学校で何があったか、どんな気持ちになったかを
僕に尋ねたことは一度もありませんでした。

「子どもがかわいい」「もっとふれあいたい」
という気持ちは、母からは伝わってきませんでした。

伝わってきたのは
「主婦だから家事をし、親だから子育てをする」
という義務感や業務感でした。

母は自分から一切の発信をせず、
ただひたすら自分の殻に閉じこもっていました。

僕はそんな母を見て、すごく悲しい気持ちになりました。




そんな親子のすれ違いを、
少しでも描きたくて挑戦した作品です。

2. 3Dモデル制作始めました

今回は初めてのオリジナルキャラクター制作にも挑戦しました。

「VRoid Studio」を使って

・少女
・少女(子ども時代)
・お母さん

の3名のモデルを制作しました。
大まかな手順は

1. VRoid Studioでキャラを作る
2. MikuMikuDanceで動かせるように変換する
3. MikuMikuDanceでモーションを作る

ですが、この中では2がいちばん難しいです。

いろんな便利ツールを使って変換していくんですが、
手順を間違えて失敗を繰り返しました。

髪色がおかしかったり、腕が伸びたり、服が身体を貫通したり…。
彼女らがうまく動いてくれたときの感動は忘れません。



次回作でもオリジナルキャラを作ろうと思います。
動画制作は大変ですが、こんなに楽しいことに出会えて感謝です。






2022年03月22日

【自作MV12作目・初MMD】魔王魂『枯れない花』ショートver。

僕は2020年12月より動画制作を始め、
YouTubeへの投稿をスタートしました。

本記事で紹介するのは、
英訳つき自作ミュージックビデオ12作目:

魔王魂『枯れない花』ショートver.

あわせて、制作のコンセプトや使用ツールも紹介します。


ー目次ー
  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感
    1. 独自解釈テーマの背景
    2. MMD始めました

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

1. 独自解釈テーマの背景

独自解釈テーマは
「闇の外へ 〜うつ病から立ち直る〜」

 うつ病がもっともひどかった頃、世界はモノクロだった
 うつ病が回復するにつれて、見える世界に色が戻っていった


ことを表現しようとしました。

動画を完成させて、いちばん実感したのは
自分の表現力・技術力のなさでした。

伝えたい思いがある、イメージがある、
なのにそれを形にするスキルが足りませんでした。


それでも、表現することは楽しいです。
せっかくの経験を少しでも伝えられるよう、
これからも動画編集を学んでいきたいと思います。

2. MMD始めました

MMD(MikuMikuDance)を初めて使ってみました。
登場キャラクターが3Dモデルになり、表現の幅が広がりました。

まだまだ未熟で、1つ1つの動作を作るのも苦労しています。
「腕を上げる」「首をかしげる」という単純な動作でさえ、
最初は数時間かかりました。

「歩く」「振り返る」など、全身を使う動作はまだ作れません。
そこは先人さま方が作った「モーション」が配布されているので、
ありがたく使わせていただきました。



マンガ『ONE PIECE』がアニメ化されたとき、
原作者の尾田栄一郎先生は質問コーナーでこう言っていました。

「30分間のアニメは、1週間では作れない」

この言葉の重さを、
実際にアニメーションを作ってみて実感しています。

キャラクターの滑らかな動きは、
1秒間30枚のパラパラ漫画で構成されています。

それを登場人数分、30分。
いったい何万枚の絵が必要なのか…ものすごい労力です。

本動画は1分半、登場キャラクターは1人です。
作業は僕1人とはいえ、完成に20日かかりました。

今回の動画を作ったことで、
アニメを作る人たちがいかにすごいかを
身をもって知ることができました。





2022年02月22日

【YouTube:英訳つき自作MV11作目】魔王魂『ベガロスト』リメイク版。

僕は2020年12月より動画制作を始め、
YouTubeへの投稿をスタートしました。

本記事で紹介するのは、
英訳つき自作ミュージックビデオ11作目:

魔王魂『ベガロスト』リメイク版

あわせて、制作のコンセプトや使用ツールも紹介します。
※著作権フリーの楽曲をお借りしています。


ー目次ー
  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感
    1. 独自解釈テーマの背景
    2. 新PCとモニターでの初作品

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

1. 独自解釈テーマの背景

今回の独自解釈テーマは
「自傷行為 〜居候の存在証明〜」です。

これは僕自身の2つの原体験から設定したものです。

・家族は自分のことを”居候”だと思っていたと判明したこと
・その事実に傷つき、自傷行為に狂った時期があったこと

”居候”という言葉が嫌い。

リストカットは、心の孤児が叫ぶ悲鳴。

当時の僕はいま以上に歪み、狂っていました。
そして僕は昔も今も、自分が心の奥底でいじけていることを自覚しています。

「どうせ自分は愛されないし、自分の気持ちに興味のある者などいない。
 なぜなら自分を生み出した親でさえ、自分に興味も愛情もなかったんだから」


どれだけ前向きな言葉を探しても、自己肯定感を上げようともがいても、
根底にある”いじけ”を消せない自分がイヤになります。



それでも、僕はブログや動画制作に出会ったことで、
「未消化の思いを作品として表現することは癒しになる」
と気づきました。

もちろん、作ったからには多くの人に見てもらいたいです。
僕の中にある自己顕示欲も、承認欲求も否定しません。
人間なら自然に持っている欲求ですから。

ただそれ以上に、
作品作りに没頭することは「セルフセラピー」になります。

太宰治も夏目漱石も生涯、親からの愛情不足に苦しんだそうです。

彼らが多くの優れた作品を書き上げられたのは、
その寂しさや孤独を創作のエネルギーに変換し、
自己表現に没頭できたからだと思います。

僕には彼らのような作品は残せないでしょう。
それでもいいんです。

僕は自分の心を癒すために、生きた証を残すために、
自己表現を続けたいと思います。


2. 新PCとモニターでの初作品

前作でノートPCが寿命を迎えました。

僕はこれからも動画制作を続けていきたいので、
思い切ってPCをアップグレードすることにしました。

中古ですが、新しいノートPCと大画面モニターを購入。

・新PC:Lenovo ThinkPad (SSD 512GB搭載)
・モニター:acer 23.5インチ

・CPU:旧Celeron 2957U → 新Intel Core i7 8650u
・メモリ:旧4GB → 新16GB


改めて旧PCのスペックを書いてみると、
この低性能でよく1年も動画編集に耐えてくれたと思います。

旧PCではカクカク感や、編集ソフトのフリーズが日常でしたが、
新PCはびっくりするくらい滑らかです。

あとは、あらゆるものの起動が感動するくらい早いです。
SSD恐るべし。

出費は痛いですが、
今後も快適な環境で動画編集のスキルを磨けると思えば、安い自己投資です。
設備や環境を整えることの大切さを学びました。


僕には表現したいことが、まだまだたくさんあります。

もっと編集スキルを付けて、
頭の中にあるイメージをもっと具現化できるようになりたいです。



uniconverter

2022年01月17日

【YouTube:英訳つき自作MV10作目】魔王魂『月と狼』リメイク版。

僕は2020年12月より動画制作を始め、
YouTubeへの投稿をスタートしました。

本記事で紹介するのは、
英訳つき自作ミュージックビデオ10作目:

魔王魂『月と狼』リメイク版

あわせて、制作のコンセプトや使用ツールも紹介します。
※著作権フリーの楽曲をお借りしています。


ー目次ー
  1. 制作した動画
  2. 作品の概要
  3. 制作の所感
    1. 独自解釈テーマの背景
    2. PCのトラブル

1.制作した動画




2.作品の概要


3.制作の所感

1. 独自解釈テーマの背景

今回のテーマは
「アダルトチルドレン 〜愛情飢餓を抱いて生きる〜」

間奏にオリジナルのセリフを加えて表現してみました。
内容は、僕自身の経験から感じた気持ちです。

「親が子どもの気持ちに興味がない」

親の真意がどうであれ、
子ども自身がそう感じて育ってしまうと、
心に埋められない穴があいてしまいます。


後から勉強すれば、
「親は自分の不安でいっぱいいっぱいだった」
「親も、自分の親から気持ちをわかってもらったことがなかった」
ことは理解できます。

それでも、
「親は、実は自分に興味がなかったのかもしれない」
ことを認めるのは、とてもつらいことです。


そんな寂しさや欠乏感を、
動画で少しでも表現したくて作りました。

2. PCのトラブル

PCの液晶モニターのドット抜けが、
ついに画面中央を横断するまでに拡大。

さらに、動画編集ソフトやブラウザの起動時に
フリーズが多発。

PC再起動や、不要アプリの削除などでは直らず、
チェックディスクで何とか動くようになりました。


もともと低スペックなPCで、
動画編集を始める以前から調子が良くありませんでした。

だましだまし使ってきましたが、
CPUもディスクも限界が近いかもしれません。

目下、買い替えをくわだてています。
最低でもメモリ16GB、CPUはCore i5以上がほしい。

たくさん無理させてしまいましたが、
これまで創作活動を支えてくれたPCには感謝しています。






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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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