2022年08月23日
【YouTube:自作MV17作目】魔王魂『Burning Heart』Short。
僕は2020年12月より動画制作を始め、
YouTubeへの投稿をスタートしました。
本記事で紹介するのは、
英訳つき自作ミュージックビデオ17作目:
魔王魂『Burning Heart』Short Ver.
あわせて、制作のコンセプトや使用ツールも紹介します。
ー目次ー
独自解釈テーマは
「毒親と対決する日」
===<ストーリー>===
「これは、親という抑圧からの解放を目指した少女の物語」
少女の父親は、
国で並ぶ者なしとうたわれる格闘家。
母親は、
宮廷魔術師さえ脱帽する天才魔法使い。
少女は幼い頃から、両親の英才教育を受け、
格闘術、魔術ともに申し分ない実力をつけていった。
恵まれた才能、環境、容姿。
少女は一見、なに不自由ない幼少期を過ごしていた。
ただ1つ、両親は彼女に愛情を注がなかったことを除いては。
父親は自らの強さと、
「”強くなるはず”の娘」にしか興味がなかった。
母親は魔法の研究に没頭し、
己の表情が消え去ったことにすら興味がなかった。
「お父さん、お母さん、わたしを見てほしい」
少女は、子どもとしての
ささやかな願いすら叶えてもらえなかった。
だが少女は、親にそれを伝えることはできなかった。
言えば拳や、攻撃魔法が飛んでくるからだ。
「私はお前に興味がない、私の邪魔をするな」
少女は、親からの暗黙のメッセージに絶望した。
それはいつしか、親への怒りとして、彼女の心に溜まっていった。
「親にずっと伝えられなかった本音をぶつけたい」
少女は、言葉では決して彼らに伝わらないことを悟った。
彼らに少女の気持ちの、ほんの一端でも見せる方法。
それは彼らの土俵に立ち、闘うこと。
すなわち格闘・魔法対決だった。
ーーこれは、私の人生を始めるための闘いーー
そして、
親への怒りに囚われたままの、
ーー幼い頃の私を解放するための闘いだーーー
===============
僕自身が両親にぶつけたくて、
ぶつけられなかった葛藤から作った動画です。
この動画の制作期間中に父親が亡くなったので、
なおさら複雑な思いが残りました。
僕にとって父親は「危険な外敵」でした。
僕は父が危篤となり、話せなくなって初めて、顔を見に行きました。
自分の弱さ、卑怯さをかみしめながらも、
そこには安堵感と解放感が勝っている自分がいました。
主人公の少女には、そんな自分の弱さも背負わせてしまいました。
『僕にはこの先、生前の父を
殴りに行かなかったことを後悔する日が来るんだろうか?』
『ロボットのような母に、
すべてをぶちまけなかったことを後悔するんだろうか?』
その疑問は、この動画を作った記憶の棚にしまっておこうと思います。
もうとにかく「大変」でした。
・戦闘シーン
・複数のモーションつなぎ
・多様なエフェクト使用
など、多くの初挑戦がありました。
ただ、
もうとにかく大変だった分、
もうとにかく楽しかったです。
モデルの手からビームを出せたり、
身体からサンダーを出せたりするたびに、
PCの向こうで狂喜していました。
たった数秒、数発の撃ち合いの完成に数日。
きっと後年、
「苦労したけど上達できたなぁ」
「父が亡くなったタイミングで複雑だったなぁ」
と思えるような、人生の財産になりました。
動画制作できて、楽しい。
自己表現できて、嬉しい。
⇒MMD過去作品
【YouTube:自作MV16作目】魔王魂『Feels happiness』Short。
【YouTube:自作MV15作目】魔王魂『12345』Short。
YouTubeへの投稿をスタートしました。
本記事で紹介するのは、
英訳つき自作ミュージックビデオ17作目:
魔王魂『Burning Heart』Short Ver.
あわせて、制作のコンセプトや使用ツールも紹介します。
ー目次ー
- 制作した動画
- 作品の概要
- 制作の所感
(1)独自解釈テーマ
(2)制作面での感想
1.制作した動画
2.作品の概要
- 使用曲
『Burning Heart』 - 楽曲提供
魔王魂さま
魔王魂 Webサイト
魔王魂 公式チャンネル - 制作期間
約1ヶ月半 - 使用した動画編集ソフト
「AviUtl」
「MikuMikuDance(MMD)」
「VRoid Studio」 - 使用したフリー画像素材サイト
「ニコニ・コモンズ」
3.制作の所感
(1)独自解釈テーマ
独自解釈テーマは
「毒親と対決する日」
===<ストーリー>===
「これは、親という抑圧からの解放を目指した少女の物語」
少女の父親は、
国で並ぶ者なしとうたわれる格闘家。
母親は、
宮廷魔術師さえ脱帽する天才魔法使い。
少女は幼い頃から、両親の英才教育を受け、
格闘術、魔術ともに申し分ない実力をつけていった。
恵まれた才能、環境、容姿。
少女は一見、なに不自由ない幼少期を過ごしていた。
ただ1つ、両親は彼女に愛情を注がなかったことを除いては。
父親は自らの強さと、
「”強くなるはず”の娘」にしか興味がなかった。
母親は魔法の研究に没頭し、
己の表情が消え去ったことにすら興味がなかった。
「お父さん、お母さん、わたしを見てほしい」
少女は、子どもとしての
ささやかな願いすら叶えてもらえなかった。
だが少女は、親にそれを伝えることはできなかった。
言えば拳や、攻撃魔法が飛んでくるからだ。
「私はお前に興味がない、私の邪魔をするな」
少女は、親からの暗黙のメッセージに絶望した。
それはいつしか、親への怒りとして、彼女の心に溜まっていった。
「親にずっと伝えられなかった本音をぶつけたい」
少女は、言葉では決して彼らに伝わらないことを悟った。
彼らに少女の気持ちの、ほんの一端でも見せる方法。
それは彼らの土俵に立ち、闘うこと。
すなわち格闘・魔法対決だった。
ーーこれは、私の人生を始めるための闘いーー
そして、
親への怒りに囚われたままの、
ーー幼い頃の私を解放するための闘いだーーー
===============
僕自身が両親にぶつけたくて、
ぶつけられなかった葛藤から作った動画です。
この動画の制作期間中に父親が亡くなったので、
なおさら複雑な思いが残りました。
僕にとって父親は「危険な外敵」でした。
僕は父が危篤となり、話せなくなって初めて、顔を見に行きました。
自分の弱さ、卑怯さをかみしめながらも、
そこには安堵感と解放感が勝っている自分がいました。
主人公の少女には、そんな自分の弱さも背負わせてしまいました。
『僕にはこの先、生前の父を
殴りに行かなかったことを後悔する日が来るんだろうか?』
『ロボットのような母に、
すべてをぶちまけなかったことを後悔するんだろうか?』
その疑問は、この動画を作った記憶の棚にしまっておこうと思います。
(2)制作面での感想
もうとにかく「大変」でした。
・戦闘シーン
・複数のモーションつなぎ
・多様なエフェクト使用
など、多くの初挑戦がありました。
ただ、
もうとにかく大変だった分、
もうとにかく楽しかったです。
モデルの手からビームを出せたり、
身体からサンダーを出せたりするたびに、
PCの向こうで狂喜していました。
たった数秒、数発の撃ち合いの完成に数日。
きっと後年、
「苦労したけど上達できたなぁ」
「父が亡くなったタイミングで複雑だったなぁ」
と思えるような、人生の財産になりました。
動画制作できて、楽しい。
自己表現できて、嬉しい。
⇒MMD過去作品
【YouTube:自作MV16作目】魔王魂『Feels happiness』Short。
【YouTube:自作MV15作目】魔王魂『12345』Short。
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