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2021年03月11日

【愚痴・自慢話】いつも同じ話をする人の深層心理の分析。

職場でもプライベートでも、

愚痴っぽい人
自慢話ばかりする人

に悩まされている人は多いと思う。

その中には、
会うたびにいつも同じ内容の愚痴や、
同じ自慢話をする人がいる。




いつも同じ話をする人には、
どんな心理が隠れているんだろうか。


そういう人への対策を考えるために、
同じ話をする人の心理を分析してみた。


ー目次ー
  1. 同じ話をするのは、同じ問題が解決しないから
  2. 問題は解決しない方が、”まだ楽で安心”
  3. 彼らは、誰にわかってもらいたいのか
  4. あなたは、”お母さんの代わりになる誰か”
  5. あなたは、悩まされる自分の気持ちを優先していい

1.同じ話をするのは、同じ問題が解決しないから

なぜいつも同じ内容の愚痴、
同じ内容の自慢話をするのか。

結論から言うと、

いつまでもその問題が解決せず、
いつまでもその功績を認めてもらえないから。




いつも同じ問題にぶつかり、
嫌な思いをしたり、苦しんだりする。

その気持ちを自分の中で消化できない。

わかってもらえる話し相手がいないか、
自分の望む返事が返ってこない。



同じ問題が、その人の目の前に、
ずっと立ちふさがっている。

すごかった自分を、
すごかった時に認めてもらえなかったことで、
いつも「過去に戻って称賛」してもらいたがっている。


2.問題は解決しない方が、”まだ楽で安心”

同じ愚痴、同じ自慢話をする人は、
その問題を解決する気があるのだろうか。

いつも同じ問題にぶつかるのなら
解決するために何かすればいいじゃないか


そう思うかも知れない。

残念ながら多くの場合、解決する気がないか、
不満でもこのままでいいと思っている。

なぜなら、
それがいちばん楽だから。




人間には「変わりたくない」という本能がある。

生命を維持するために、
慣れ親しんだ環境の中にいようとする。

一方で、
問題を解決するには行動が求められる。

行動すれば変化が起きる。
変化には”未知”という大きな不安がつきまとう。



だから、いちばん楽なのは、
できるだけ不安を感じないまま
自分の不満を発散することになる。


その手段は、

問題を解決するために行動する
ターゲットを見つけて感情を処理してもらう


このどちらかといえば、後者になる。



本人にとっては、

「幸せではないが、まだ楽」
「解決しない方が、まだ安心」


という、一見すると
矛盾しているような状態なんだろう。

3.彼らは、誰にわかってもらいたいのか

では、会うたびに同じ話をする人は、
いったい誰にわかってもらいたいのか。

友人知人
職場の上司

人によるだろうが、
根本的にはお母さんに認めてほしいんだろう。



お母さん、
僕はこんなにひどいめに遭ったんだ。

お母さん、
僕はこんなにすごいことができたんだよ。

ねぇねぇ、聞いてよ。
「かわいそうだね、あなたは悪くないよ」
そう慰めてよ。

「そんなにすごいことができるようになったんだね」
そう褒めてよ。


親に認められたいという気持ちは、
それがほどよく満たされた状態で成長していけば、
大人になるころには、自然と消えていく。

しかし、
その思いを満たされずに育った人は、
いくつになっても、心の奥底で
「親に認められたい」「愛されたい」
という思いを引きずることになる。


『愛着障害』”親を求めるがゆえに” より



幼少期に母親から、
必要な時に寄り添ってもらえなかった。

絶対的な安心を感じられる場所を作れなかった。
寂しさを受け止めてもらえなかった。


そんな欠乏感が満たされないまま、
心の奥底にずっと残っているんだろう。

4.あなたは、”お母さんの代わりになる誰か”

同じ愚痴、同じ自慢話をする人は、
「お母さんの代わりになる誰か」
を求めている。


お母さんの代わりに、
自分のどんな話も受け止めてくれる人を。

何を言っても
「あなたは悪くないよ」と言ってくれる人を。



そして、あなたがいつも
その人の話に悩まされているなら。

あなたは
「お母さんの代わりになる誰か」
と認定された可能性がある。




彼らは、
初めは誰にでも話していたかも知れない。

その中で、
うまくかわされたり、拒否されたりする経験を
繰り返してきたのかも知れない。

そうして「お母さんの代わりになる誰か」
を捕らえる感覚を研ぎ澄ましてきたんだろう。



その間にも、問題は未解決のまま。

なぜなら、
自分が行動して変わるよりも、
処理してくれる誰かを探す方が”まだ楽”だからだ。


5.あなたは、悩まされる自分の気持ちを優先していい

いつも同じ話をする人も、
きっと苦しいんだろう。


いつも同じ問題にぶつかり、
いつまでも乗り越えられない自分

以前は解決しようとしたが、
力およばず現状に甘んじている自分

そんな、
成長しない自分への無力感に
苦しんでいるんだろう。

そんな時にあなた、いや、
「お母さんの代わりになる誰か」が現れた。


彼らは”そんな役割のあなた”に、
ワラにもすがる思いで感情を
ぶつけているのかも知れない。



だけど、あなたは
彼らの依存先でも、お母さんの代わりでもない。

彼らが苦しんでいるのは気の毒でも、
それはあなたの課題ではなく、
彼らの課題だからだ。


それは決して非情でも、冷たくもない。

共感すること、相手の気持ちに寄り添うことと、
あなたの心を守ることは別だ。

もしも人生に悩み苦しんでいるとしたら、
それは対人関係の悩みなのですから。

まずは
「ここから先は自分の課題ではない」
という境界線を知りましょう。
そして他者の課題は切り捨てる。


それが人生の荷物を軽くし、
人生をシンプルなものにする第一歩です。

『嫌われる勇気』”課題の分離について” より


あなたには
「彼らの不満に寄り添うこと」よりも、
「悩まされている自分の気持ち」を優先してほしい。


できるだけ距離を取り、
会話が避けられないなら必要最低限に減らして。

身体に入れる食べ物に気を遣うように、
自分の心に嫌な言葉を入れないでほしい。

あなたの”お母さん”のように優しい心が、
これからも守られるように。









posted by 理琉(ワタル) at 18:48 | TrackBack(0) | 生き方

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自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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